column388 失う決意をした時、本当の決断が生まれる | CEOコラム

column388 失う決意をした時、本当の決断が生まれる

PSSプログラムにあるこの言葉に注目し、自らの決断を振り返りたい。

長い20年間、売上が伸び続けると10年を越えた頃からそれが当たり前になる。
どんなことをしても減収を避けたい。そんな思いでそんなちっぽけなプライドで仕事をしていると、大きなリスクを伴うチャンスが目の前にあるとき、また既存の売上を犠牲にしてまでチャレンジしなくなる。

「今のお客様を完全に満足させられない状況で未知の客をリスクをもってまでやる必要はない。少し高めの見積りを出しておきなさい」
この会話をこの20年間何回したことか?
今から考えれば事業ポートフォリオの基本を全く理解していない二流経営者であった。
「好業績は百難隠す」とはこのことで、未来ありうる環境変化を予見するどころか見ようともしていない状態となった。

そして前年度初めての赤字決算を体験した。
目の前の景色は一変した。
社員・顧客・取引先、今まで当たり前に思えたことが当たり前でなくなったとき自分がいつの間にかチャレンジしない人間になっていることに気付いた。


当社の企業理念
チャレンジ ─ 挑戦する会社 失敗をおそれず常に自分を改革する
クリエイティブ ─ 創造する会社 創意工夫をもって変化に対応する
ウィンウィン ─ 協調する会社 協力しあって共に飛躍する


「チャレンジ」を企業理念に自らいれたのが10年前。
企業理念の重さを、今ほど自らに刻み行動に変えていく時はない。

こんな会社にしたい、こんな社員になってもらいたいはいつも考え続けてきたが、足元の自らの行動を初心に戻し、チャレンジし続ける時が今やってきたのだ。