にんにく🧄に次ぐがん予防効果があるのが『キャベツ🥬』
キャベツには、イソチオシアネート(強いがん抑制効果)とペルオキシダーゼ(発がん物質を抑制)という酵素やビタミンC、ビタミンU(またの名をキャベジン)が豊富に含まれている。
肺がん、膀胱がんの予防に有効。活性酸素を除去して老化や病気を防いだり、発がん物質の活性化を抑制するポリフェノールも豊富。
特にキャベツは、元気な胃になるには最高の食べ物。私の胃は、胃がんの手術で1/4しか残ってないけど、できる限り大切にしたいって思う。
『キャベジン』っていう市販の胃腸薬があるけど、名前はここからきたんだね
キャベジンは、1948年にキャベツから発見された栄養素で、ビタミンUともいう。胃腸を強くする効果があり、胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に特に効果的。
キャベジンで、粘膜細胞への血流が促進されて、たんぱく質の生成が活発になり、胃酸によって傷ついた粘膜細胞を健康に保ってくれる。
胃腸粘膜組織を作ることで、胃腸粘膜の強化・保護・修復を促してくれるそう。
また、肝臓の解毒作用や代謝を助ける働きもあり、アレルギー症状の緩和にも効果的なんだって。
だから、キャベツはギリシャ時代にはおなかの調子を整えるお薬として服用されるほど、その効果は古くから知られていたそう。
キャベツはまさに自然の『クスリ』だったんだって。
私もキャベツをこれから進んで食べなくちゃって思った。
…で、キャベツのことを調べててビックリしたのが、キャベツは丸ごと全部食べられるってこと。
実は私、一番外側の葉や、芯は捨ててたの。
特に芯は必ず捨てちゃってた。
だって固いんだもん…。
それに買ってきたらまずキャベツを次の四つの部分に解体しなきゃいけないんだって。
① 外葉
② 内葉(上部〈葉先〉)
③ 中心葉(下部〈芯を取り除いた葉〉)
④ 芯
しかも部分によってそれぞれ特徴があり、使いみちも違うそう。
✴️芯
とにかく、芯は捨てちゃダメ。
芯の部分に栄養が詰まってるそう
どうしてかというと、キャベツの芯はキャベツの『茎』
キャベツの葉の水分や栄養成分は、成長するためにどんどんこの『茎〈芯)』に送られる。
そのため、キャベツの中で『茎(芯)』は、栄養価がすごく高い部分。
キャベツの芯には葉の約2倍のカリウム、カルシウム、リン、マグネシウムが含まれているんだって。
キャベジンやビタミンCも芯に多いそう。
キャベジンは、内側の葉(特に芯葉)になるほど含まれる量が多くなる。
ビタミンCは、外葉が一番多く、次いで芯葉のところが多くなる。
葉から送られた栄養がたっぷりのキャベツの芯を捨てるのは本当にもったいないこと。
最も固いけど葉より食べ応えがあるし、最も甘みが強くて食物繊維が豊富な部分なのだそう。
食べやすくそぎ切りにすれば、断面積が増えて薄くなるので火の通りが良くなり、味がしみこみやすくなる。→炒め物に活用できる。
薄く切ると生でも食べやすくなるのでサラダにもおススメ
スープ、汁物の具材や出汁に使ってもおいしい。
キャベジンやビタミンCは、熱に弱く水溶性で、加熱すると壊れるので生でサラダなどで食べるのが理想的&効果的。
でも、生で食べると胃壁を刺激してしまうので、胃腸が弱い人は煮ることがおススメ。
多少の損失があっても量を取るようにして、加熱する時はスープなどにして、汁ごと一緒に食べるようにすると溶け出たキャベジンを残さず摂れる。
(ちなみにスープにする時は、煮込み過ぎに注意。
芯は煮込み過ぎちゃうと臭みが出ちゃうんだって。
甘味や風味をいかすには食感を楽しめる程度に加熱することが大切だそう。)
✴️外葉(外側から5〜6枚)
特徴:繊維が太く、葉が厚い。アブラナ科の青っぽい香りとほろ苦さがある。
ちょっと固めだけどしっかりしていて、歯ごたえが楽しめる。
私、芯だけでなく一番外の葉も捨てちゃってたんだけど、これももったいないことなんだって。
甘味はないけど、色がきれい(緑)で、シャキシャキした歯ごたえが楽しめるから、焼きそばなど油を使った炒め物に使うと良いんだって。
(独特のにおいが出るから煮物には不向きだそう。)✴️内葉(内側5〜6枚)
特徴:葉が柔らかく、甘味もあり、香りにクセがない。温サラダから炒め物まで最も幅広く使いみちが多い。
ほどよい食感があり加熱向きなので、煮物&炒め物に良い。
ロールキャベツにすれば甘く柔らかくなり、炒めればシャキシャキした歯ごたえが楽しめて使い勝手が良い部位。
✴️中心葉
特徴:繊維が細く、葉が薄く、甘味が強い。
芯が混じるので調理しづらいのが難点。
甘くて柔らかなので生野菜サラダ(コールスロー)、付け合わせ(せん切りキャベツ)、お漬物に良い。
生で食べるのが断然おいしい部位なんだって。
煮込むとキャベツの甘い出汁が出てくるので、お味噌汁やミネストローネに使うのも良いそう。
より甘味が楽しめるので手でちぎって食べるのもおススメ❣️
こんなふうに、免疫細胞の活性化を期待できるキャベツは外側の葉と芯こそメイン
捨てちゃうのはもったいなさ過ぎ💦栄養成分が豊富な芯や外側の葉も食べよう✴︎NK細胞を活性化するビタミンC
外側の葉→芯とそのまわり→内側の葉の順に豊富。✴︎発がん抑制作用を持つイソチオシアネート、有毒物質の解毒作用を持つインドールなどは芯の部分に多く含まれる。
キャベツって料理する時にこんなに部位によって使い分けるものだなんて知らなかった…。
(単に私が無知なだけなんだけど…。💦)
それに、キャベツを買ってきたらまず最初にしないといけないことは、四つの部分に解体することなんだねーーー。
そんなこと今までしてなかったのだーー。
使う時は解体しないで芯は捨てて、普通に外の葉も中の葉も一緒に縦に切っちゃってた。
これからは芯も外の葉も捨てずに、キャベツ丸ごと利用して、使う部位も料理によって考えなきゃって思った。
cabbage(キャベジ)『頭の形をした野菜』という意味。🥬
ヒトの頭もたくさんの知識が詰まっているように、キャベツもぎっしり詰まってどっしり重たいものを選ぶことが重要なんだって。
持った時に重量感を感じるものが葉の巻きがしっかりしている良品だそう。
それに葉の色が鮮やかで、ハリとツヤがあるものが新鮮。🥬
栄養がぎっしり詰まってるキャベツ
ジュースにするのもおススメだそう。
苦味があるので、ハチミツ、リンゴを加えると飲みやすくなるそう。
なんか、キャベツ、見直したなー。
捨てるトコないじゃん
2000年前から栽培されてギリシャ時代には薬用として、ローマ時代には保険食品として食べられてたそうだし。
お薬にも栄養にもなるなんて、すごい
これからもいっぱい食べよっと。
じゃあまたね嬉しい〜すでに実が9個ついてる