まだ入院中です…。
早くて4泊5日って言ってたのに、どーなってんのって感じ…。
結果を先に言うと、尿管がんではなく、胃がんの再発(腹膜播種)だったの…。
聞いた時は大ショックですごく落ち込んだけど、今はだいぶん落ち着いたので、ブログ書くことにしたよ。
いつまでも落ち込んでても仕方ないものね。。
なるようになるさ…。
8月のPET検査でもCT検査でも異常なしで何も映らなく、腫瘍マーカーも基準値内だった。
(私の場合、ハイリスクの進行がんだったので、4年過ぎても3〜4か月に1回CT検査と血液検査をしていたの。
普通は4年過ぎると半年に1回でいいそうなんだけどね。)
何も映ってなかったけど、右の下腹部が時々チリチリ痛いのは相変わらず治らなかったの。
(痛い時は我慢しないでここが痛いと言うべきだと後から実感した。)
泌尿器科での診察によると、右の尿管のおしっこの通りが悪く(尿管が狭くなっている)、そのせいで右側の腎臓が水腎症になってしまっていて痛いらしい。
その尿管が狭くなってしまった原因は何かを調べるために、手術をして尿管の中をみたり、審査腹腔鏡をしたの。
あ膀胱内視鏡も
手術は、胃・食道外科が中心となって、泌尿器科に協力をお願いして一緒にやってくれたの。
まず、尿管が狭くなる原因として、泌尿器科の面から見ると、尿管の中に腫瘍ができている(尿管がん)
尿管結石でも狭くなるけど、私の場合は石じゃないんだって。
胃・食道外科の面から見ると、尿管の外側に胃がんからきた細かい播種がくっついて押して尿管を狭くしている。(腹膜播種)
播種って管にくっつきやすいんだって。
これが腸にくっつくと、腸閉塞になるそう。
原因は尿管の中それとも外って感じ。
8/26、尿管がんの人は、膀胱がんもある可能性が高いため、手術の前に膀胱内視鏡をしたの。
とっても怖かったけど、看護師さんとブロ友さんのおかげで勇気と元気をもらって、無事にできた。
婦人科の内診台のような椅子に座ってやるんだけど、座ってからお医者さまがなかなか来ないーーー。
座ったままじっとしてるって恥ずかしさもあるし、とっても辛いよね。
すると看護師さんが
「先生まだかかるみたい。スマホでも見てますか」と言って、スマホを持ってきてくれたの。📱
仕切り直し。
スマホで急いでアメブロのメッセージの所を開いた。
「楽でしたよ」ってメッセージくれたブロ友さんがいたの。
先生が来るまで何回も何回も読んじゃった。
勇気、もらえたよし
(sorachiさん、ありがとうとっても助かりました)
先生がやっと来て、足を上げたら、先生また今度はパソコンを見たり、打ち込んだりしてるらしく、なかなかやってくれない。
今度はずーっと足を上げてるままだから本当にイヤだった。
早くしてよーーー
やっている最中は、ブロ友さんがおっしゃってくれた通り、「早く終われ〜」って感じだった。
5分くらいって言ってたから300数えようと思ってたんだけど、いろいろ考えながらゆっくり数えてたら150くらい数えた時に
「終わりましたよ。」とやっと言ってくれた。
膀胱は何も悪い所はなかったの。。
8/31 いよいよ入院
術前の説明を聞いたら、やはり膀胱に異常がないので、尿管がんの可能性は低く、腹膜播種が外側から尿管を押して狭くしている可能性が高いんだって。。
もうこの説明を聞いただけで怖くなっちゃった…。
9/2 8:00amからの手術。
手術室まで歩いて行ってる時、4年前に手術してくださった執刀医のN先生(今は転勤していらっしゃらないけど)が、一緒に歩いてくれながらおっしゃってくれた言葉を思い出して頭の中で繰り返した。
『緊張することないよ。気づいた時には終わってるよ。』と言う言葉。
まず手術室がいくつも集まっている部屋のドアを入ると、これから手術する人たちと、医療関係の方々でいっぱい。
私を検査してくれる泌尿器科の先生が、
「今の時間、一番混んでるんですよね。」
とおっしゃった。
「こんな朝早くから手術する人、多いんだ。」
とビックリしちゃった。
通された手術室は『8』
良かった〜
好きな数字だった。
こんなことにもつい気がいっちゃう。
私の場合、まず泌尿器科の方で尿管の中がどうなっているかみて、それから胃・食道外科の審査腹腔鏡にバトンタッチすると言うことだった。
「そこの台に上がってください。」と言われ、上がって横になった。
T字体と手術着を取られた。
「腕に麻酔の点滴の針を入れます。」
と研修医みたいな若い男の先生の声。
「大丈夫かな私、とっても入りにくいんだけど…。」と心の中で思った。
案の定、2回入れたけど入らなかった。
「難しいです。」とその若い男の先生の声。
「え」
横にいたベテランっぽい女の先生の声。
すぐその女の先生に代わった。
結局、その女の先生も1回で入らなくて、2回目でやっと入った。
「良かった…。」と心の中で思った。
そして、気づいたら終わってた。
4時間半くらいの手術だったそうだ。
9/3 術後初めてのお昼ご飯が出てきて、最初のほんの一口食べた時、突然泌尿器科の先生がやってきた。
「Samanthaさん、ご飯食べるの待って」
私「え」
先生👨⚕️「実は術前は、腎臓の数値が基準値内だったのに、術後、急に3倍になってすごく悪くなっちゃったんですよ。尿管が、検査するために触ったから腫れちゃったみたい。
右側は元々狭くなってたのがもっと狭くなって、左側も少し狭くなってしまいました。
とにかく、緊急でステントを入れないとダメな状態になったので、今日、緊急手術の申し込みをして、今晩すぐもう1回手術をします」
先生👨⚕️「片方だけか両方ステントを入れることを考えていますが、ステントが入れられないと外に見える管をつけることになります。でもこれはすごく不便なので、できるだけステントをつけられるようにがんばります。
でも管しかつけられない状態だった時、全身麻酔で寝ている手術中のSamanthaさんに『管で良いですか』と同意を取ることができないので、今同意書にサインしていただきます。」
先生👨⚕️「今お昼ご飯食べたら全身麻酔できなくなるから食べるのストップしてできなかったら局部麻酔になっちゃう。」
「えーーー。今日ですか」と私。
2日続けて手術と聞いて、ものすごーーく落ち込んじゃった。
あの辛い、手術後1日目の導尿の気持ち悪さと、足に巻いてる(電気で足を締め付けたり緩めたりするやつ)ものがせっかく取れたと思ったのに…。
また今晩手術
そんなんだったら尿管、触らなかった方が良かったじゃん。
やるとしたら全身麻酔じゃなきゃ絶対イヤだった。
幸い、ご飯はまだ一口くらいしか食べてない。
大丈夫かな…。
今度は今日の20:00pmからだそうだ。
ダンちゃんに連絡しなきゃ…と思った。
(長くなったのでまた書ける時に続く)
ほんの一口で食べるのを止められたお昼ご飯