実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す

実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す

私の知る中で最もシンプルで説得力のある「最適性理論」は、聞く・話すスキルを効果的に上げる学習です。
実践する中でどのように音声言語が身についていくのか、それ以外のメリットも生じるのか、うまくいかない部分は何か、等を感じるままに記していきます。

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◆予習内容; Easy step#23の会話 ◆

◆復習内容; Easy step#17~22の会話 

◆前回までの英文蓄積(長期記憶に入れていく英文)


Randall's ESL Cyber Listening Laboの音声を聞き、

サンプルを短く一時停止しながらシャドーイングして録音。

それを聞き返して、サンプル音に少しずつ近づけていく練習。


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◆レッスン内容(約90分)◆

①Easy step#23の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#1から順に、桜井氏と役割を取り替えながら#10まで1回ずつ復習しました。


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私は英語圏の国に滞在しているわけですが・・・

「住んでいるだけでは絶対にダメ。」

「上達している人は必ず何かやっている!」


約半年住んでいて、

電話はだいぶ通じるようになってきた。耳も少しずつ聞き取れてきている。

でも、やはり勉強しなければ一定のレベル以上には到達できないことが実感できます。

しかも、ネイティブスピーカーが普通に使っている表現や会話のパターンというのは、

参考書に全然載っていません。

普通に交わされている会話を丸ごと長期記憶に蓄積していく、桜井氏の学習法は実際のコミュニケーション時に最大に発揮されます。

そのスキルは、単に言っていることが通じるだけでなく、多分人脈を広げることへとつながっていくと思います。

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ミディアムが終わると3000。ディッフィ終わると4500の例文をやったことになるそうです。

ミディアム後は話せてくるのだそうです。

まずは自分の生い立ち、趣味、職場、などなどを30分も話せてしまう人も珍しくないのだとか。

それが本当ならば、間違いなく今の自分とは別の人間がそこにいるということだ!と私は思います。

私は桜井氏の学習法や理論を100%本物だと思っていますが、もしも疑っている人も

ミディアム終了してみてからジャッジするのがいいのではないでしょうか。


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学習中に不安になることはあります。

発音が上手にならないとか、実際話す場面になると言葉が出てこない、とか。

でも強く関心を持つべきなのは、「確実に覚えられているかどうか」なのだそうです。

手続き記憶として自動化することで、自転車に乗ったり、日本語を話すのと同じように

使いたい時に自然と(無意識に)、話せるようになるのだそうです。



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最近、自分の勉強方法はよくないのではないかと思うことが多くなりました。

そこで桜井氏に相談したところ・・・

・1週間を8:2ではなく、1日を8:2に。

忘れる前に復習をやれば覚えるのは楽になる。

同じ会話文を3週間~4週間やることで長期記憶に入っていく(1か月と言われている)。


・復習は8割がたできていたらOK。

本来の目的を達成するためには残り2割の復習に力を入れるよりも新しい課題に進む方が効率的。


・覚えきることが大切。

しかしながらこれは今の課題を覚えきることや課題をそのまま使うことが目的ではなく(日常会話は計画されたスピーチや台詞ではないのだから)、次の暗記がどんどん楽になり加速すること、次の記憶能力をもっと向上させることが最大の目的。


◆予習内容; Easy step#23の会話(合計31例文) ◆

◆復習内容; Easy step#17~22の会話 

◆前回までの英文蓄積(長期記憶に入れていく英文)・・・554例文


Randall's ESL Cyber Listening Laboの音声を聞き、

サンプルを短く一時停止しながらシャドーイングして録音。

それを聞き返して、サンプル音に少しずつ近づけていく練習。


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◆レッスン内容(約90分)◆

①Easy step#23の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#1から順に、桜井氏と役割を取り替えながら#10まで1回ずつ復習しました。

忘れた頃にやってくる、抜き打ちチェックです。

いつも突然でびっくりしますが、長期記憶の確認なので抜き打ちでないと意味がないのですね^^;


◆桜井氏からのアドバイス◆

・サンプル1~10のチェックでは、つまづく部分もあるが言っているうちに芋づる式に正しい表現が出てきている。

結果95%くらい覚えていて、あとの5%はほぼ代わりの表現を充てられている。

いくらかは既に長期記憶に蓄積されている。


・発音はもっと速くした方がいい。今はまだ細かい発音にも注意が言っているので自然な省略形のストリームになっていない。

スピードを上げることが自然なストリームを自然に発音できるコツ。


・これまでやった英文は多少忘れて言えないとしても、9割程度言えているならば、10割を目指して復習するよりもどんどん先へ進む方が効率的。

何故なら、脳は新しいものが好きだし、以前やり損った表現が使用頻度の高いものならば

この先にもきっと出てくるし、記憶の全体量を早く増やすことで記憶の効率が上がるから。


・忘れにくい形で覚えることが重要。

どんどん忘れてしまう性質の学習ならば、新しいものを覚えていくことも無意味となる。

忘れにくいのは、運動記憶。この学習では聞くだけでなく、話す練習もするから運動記憶と言える。


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最近、ネイティブのストリームパターンが感じられてきた気がする。

TV等の音声は、意味は分からないけれど音をキャッチできるようになってきた。

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◆予習内容; Easy step#22の会話(合計30例文) ◆

◆復習内容; Easy step#17~21の会話(合計例文) 

◆前回までの英文蓄積(長期記憶に入れていく英文)・・・)523例文


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

サンプルを短く一時停止しながらシャドーイングして録音。

それを聞き返して、サンプル音に少しずつ近づけていく練習。


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◆レッスン内容(約90分)◆

①Easy step#22の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#21から順にさかのぼって、桜井氏と役割を取り替えながら#17まで1回ずつ復習しました。

◆桜井氏からのアドバイス◆


・表現のゆれもあるが、英文をみないで練習するようになって正しい方向に進んでいる。

このように同じことを言うにも、何通りもの表現を持っておく(保険をかける)のがよい。
サンプル通りにかっちり再現するばかりだと現場では絶句してしまう。

瞬時に言いたいことを言うには多くの表現パターンを持たねばならない。

・もっと復習もしたほうがいい。

これから英語例文を蓄積するという点を考えると、もっと練習をしてもっとスラスラサンプル表現が出てくるようにするべき。

新しい物を78割。残りの時間を復習に充てる。復習は覚えきる(長期記憶に入っていく)まで繰り返そう。

・コンピュータは計算と出力を目的に作られている。脳は新しい仕組み作り(目標を設定して新しい物にチャレンジ)や瞬間的な検索が得意。
検索するためには記憶の蓄積が必要。

その記憶蓄積作業は、飽きてしまいがちな作業なので、記憶蓄積作業を続けるコツをつかむ必要がある。

それは常に報酬系を満足させる=自己効力感(self‐efficacy)を感じながらやれるかどうか。自分自身で上達のよろこびを感じられるかどうか。

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現在の課題;復習をする時間を確保すること

セルフエフィカシーは維持できている!

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◆予習内容; Easy step#21の会話(合計36例文) ◆

◆復習内容; Easy step#14~20の会話(合計177例文) 

◆前回までの英文蓄積(長期記憶に入れていく英文)・・・)487例文


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

サンプルを短く一時停止しながらシャドーイングして録音。

それを聞き返して、サンプル音に少しずつ近づけていく練習。

英文もEasy教材の日本語訳も見ずに話すことを徹底し、おおまかな内容を掴んでから日本語訳を確認しました。

最後の仕上げに英文を見て、本当は何と言っているのか、新しい表現は?などを確認&暗記しました。


最初、聞き取りきれない時や、聞き取れても自分の口では全然再現できない時、辛いと感じます。

今の目標は、もっと耳が慣れてきたら、また2つ以上のサンプルを1週間でできるようにしたい。

桜井さんは、早く進むことは大切ではないとおっしゃいますが、どうしても2つくらいずつは進みたいという気持ちが消えてくれません。

今回は、特に苦手な部分以外は脳裏に英単語がほとんど見えなくなってきました。

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◆レッスン内容(約90分)◆

①Easy step#21の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#20から順にさかのぼって、桜井氏と役割を取り替えながら#17まで1回ずつ復習しました。



◆桜井氏からのアドバイス◆

・良い方向に進んでいると思える。もっとスピードを上げたほうがいい。


・表現を覚えて使える楽しみ、聞き取れる楽しみ、セルフエフィカシーを維持することが一番重要。
この先も自分自身を評価し続けられるように目標設定を上手にやっていく(桜井さんはとことんネイティブの話し方に近づけるという目標を実践しておられるとのこと) ⇔ 他人からの褒め言葉や指摘によって自分を評価するやり方はよくない。


・視覚情報vs音声情報では、視覚情報が勝つ=文字を見ながら音声を覚えることはとても難しい=英文を見ないで音声だけで覚えることを徹底しなければならない。


・この学習は、暗記した英語表現そのものを使うためよりも、新たな英語表現を覚える土台作りのためにある。
そして、発音を良くするということよりも、話すのが楽になっていくこと(自然にそうなちゃっている発音)のためにネイティブに近い発音を練習している。


・ネイティブスピーカーは8万~10万語に及ぶ単語を組み合わせ、膨大な表現を使いこなしている。

その1/3くらいを覚える気概を持ってやっていくといい。


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ミディアム教材を終わる時を本当に本当に楽しみにやっている今日この頃です。

その頃になると映画やニュース、日常生活の中から新しい表現を拾ったり、自分の言いたいことをいくらか言えるようになる?今の自分からは信じられないけれど、信じています。

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◆予習内容; Easy step#20の会話(合計31例文) ◆

◆復習内容; Easy step#04~18の会話(合計394例文) 


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

サンプルを短く一時停止して繰り返し言う音を録音。

それを聞き返して、サンプル音に少しずつ近づけていく練習。

英文もEasy教材の日本語訳も見ずに話すことを徹底しました。

最後の仕上げに英文を見て、本当は何と言っているのか、新しい表現は?などを確認&暗記しました。


少し今迄と違う感じを掴めました。つまり、頭に英単語が流れないで英文を言える感覚です。

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◆レッスン内容(約80分)◆

①Easy step#20の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#19から順にさかのぼって、桜井氏と役割を取り替えながら#14まで1回ずつ復習しました。

◆桜井氏からのアドバイス◆

・良くはなっているが、まだ2~3割早く発音するとよくなる。
・文字に依存しては趣旨からはずれてしまう。

・速さも真似るべき。
・前回以前(速いうちから英文を読んでしまっていた時)の発音は省略すべき音も発音する早口言葉だし、英文の暗記暗唱だったので、課題が長くなればなるほど苦しくなっていく。本来はそうならないはず。
・スピードが遅い。
・どこまでも、サンプル音に近づけるようにするという目標を持つのもモチベーションの維持になって面白い。

◆予習内容; Easy step#19の会話(合計31例文) ◆

◆復習内容; Easy step#04~18の会話(合計363例文) 


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業をやりました。


今週も、1つしか新しいサンプルを覚えられませんでした。

暗記量が増えると必要な時間も増え、時間を捻出するのが難しくなっているのが一番の理由です。

あとは、便利だったツールが壊れたことや、NZの通信事情が悪いことや・・・

しかし、根本的な問題は「ストリームで言おうとしても頭に英単語が字幕のように現れてスピードを邪魔すること」のように思います。


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◆レッスン内容(約60分)◆

①Easy step#19の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#18から順にさかのぼって、桜井氏と役割を取り替えながら#12まで1回ずつ復習しました。


◆桜井氏からのアドバイス◆

・音が連続して繋がってきている。
・もう少し早く発音すればよりネイティブらしい省略と強調の混在した音となる。


・音声のよさは、いい加減で簡単に覚えられること、伝わること。簡便。取り入れ易い。感情も混ざって伝わってくるから分かり易い。
文字は正確さが必要だが、黙読では短時間に膨大な量を読むことができる。

音声言語と文字言語では、脳内で使用されている領域が全く違うのだから、全く分けて習得すべき。


・6~7割覚えるまで絶対に英文を見てはいけない。

そうでなければ、この学習法の趣旨(ネイティブの音を生活の中でリアルタイムに習得して表現を無限に増やせる能力の地盤作り)から外れてしまう。


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確かに、母語である日本語を話している時に頭に文字など一切浮かんでいない!!

英文を見ることはやめなければ母語習得と違う道をたどり、

ネイティブに近づく道からどんどん遠ざかってしまうかもしれない!

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◆予習内容; Easy step#18の会話(合計30例文) ◆

◆復習内容; Easy step#04~17の会話(合計333例文) 


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業をやりました。


今週は、1つしか新しいサンプルを覚えられませんでした。

いろいろ理由はありますが、焦らず様子見しようと思います。

こんな時、理解を示してくださる桜井氏のような先生で本当によかったです。

それどころか、親身にアドバイスを下さいました。

英語そのものだけでなく、いろいろ勉強になる桜井メソッド(勝手にそう呼んでいますが・・・)です。

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◆レッスン内容(約60分)◆

①Easy step#18の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各4回ずつ通しました。

Easy step#17から順にさかのぼって、桜井氏と役割を取り替えながら#11まで1回ずつ復習しました。


◆桜井氏からのアドバイス◆

・強弱早い遅いを極端につける方が英語らしい
もっと自分の発音をよく聞くために、片耳のイヤーフォンに付け替えるのもひとつの工夫とのこと

子音の発音は録音と体感では随分と差が出る。子音を離れた相手の耳へ届けるには、かなり強く発音する必要があるように感じる。ささやきの狩猟民の英語文化と、大声で呼び合う農耕民の日本文化との違いを独断で想像して面白い。


・reallyの発音の難しさについては、rを棄ててlをきちんと発音するとネイティブらしく聞き易いものとなる


・学習を長期間継続するためには、自己効力感がとても大切。

上達している実感を喜びとして、次の学習へのモチベーションとする。

初期の自分の発音を聞き返してみるようにアドバイス頂き、初回から順に聞き返してみたところ、

段階的によくはなってきていることを確認できた。


・自分自身で発音の悪さが今とても気になって仕方ないが、それは耳がよくなってきた証拠と桜井氏からアドバイス頂いた。

私も書道を教えていた時、大人の生徒達の中には字の良し悪しが分かる頃になると、自分の下手さを嘆いて辞めてしまう傾向があった。

「これからなのに勿体ない」「今やめたらここ迄の努力は水の泡なのに」「そんなに簡単に手本の字が書けると思うなかれ」「どうしたらモチベーションを継続させる手伝いをできるか」と考えさせられる経験をしてきた。だから自分はここでやめるとは1%も考えはしないが、自己効力感をもっと大切にしてみようと思う。


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テレビや、買い物中など、キウィ人達の会話の中から時折、

お馴染みのフレーズが自分の耳に飛びこんでくるようになってきた。

今迄、桜井氏とやっているサンプル会話音は大袈裟なセリフみたいに思っていたが、

実際の会話も同じような大袈裟なストリームではないか!

それすら最初は気づくことができなかった自分の耳が不思議なものに思える。

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◆予習内容; Easy step#16~17の会話(合計50例文) ◆

◆復習内容; Easy step#04~15の会話(合計283例文) 


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業をやりました。


今週は、自習時間が殆どなくて予定の3つをこなすことができませんでした。

毎週3つずつ進みたい気持ちは強いのですが、続ける方がもっと大事だと思い直し、

我を通すのを諦め2つにしました。

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◆レッスン内容(約60分)◆

①Easy step#16~17の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら各2回ずつ通しました。


◆桜井氏からのアドバイス◆


速度よくなっているしリズムもよくなっている。

が、発音がまだネイティブに近くない

     ↓↓↓

どうすればよいか?

     ↓↓↓

・日本語の発音時とは口腔内の形を変えなければならない。

 口腔内は広めで、基本ポジションでは歯が空いていて喉仏が下がっているのが英語の口腔状態。

子音を強く発音する。 特に文頭は強く。


・飽きずに継続できる勉強法をみつける。

・耳をよくして、発音やストリームの特徴が気になるようにしてあれば、いずれ必ず上達する。

 無頓着はよくない。

・私の英語環境を追い風に変えるためには、Midium教材を終わる程度の例文蓄積が必要。

 今はそれに満たないので、英語環境が生かし切れていない。


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 l(エル)の発音で一生懸命舌先を上あごにつけていましたが、

どうりでそれだけでは納得いく音にならなかったわけです。

アドバイスに従って口腔内を広くとると、たちまち丸い英語らしい?音に。

その状態でスピードとリズムも上手に話せるようになることが新たに加わった課題です。

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【話す速度を上げるとofがonになってしまったり。不正確になります。】

1.速度を上げると、ひとつひとつの単語を発音しきれないばかりか、特に前置詞などはつい間違ったものになってしまいます。ライティングでは前置詞が変わると意味がまったく変わってしまうことがよくありますが、そのような話し方で相手に正確に通じるのでしょうか?


2.また、練習中には単語を正確に拾えないのできちんと文章を覚えられないのではないでしょうか?


【桜井氏のアドバイス】

1.ヒアリングでは、ライティングのように意味を取り違えることは無い

・・・会話において、聞き手は全体の話の流れや、ストリーム音の特徴から内容を掴んだり、脳内に記憶している会話表現を瞬時に引き出し来たりしている。

だから、発音記号どおりに話すよりも、自然なストリームで話す方が相手に通じるし、話し易く聞き易い。

多少の言い間違いや、聞き取りにくさがあったとしても、自然なストリーム・音の特徴・全体の流れがあれば通じる。

(会話文には約30~40音素/秒 の音素が含まれているが、人間の脳は約1/20秒までの音の聞き取りが限界。それ以上はつながった音として認識。話す時も正しい音素を並べることは不可能。)


2.文字に頼らすに音だけで覚えること

・・・その理由は私達の脳で九十数パーセント以上の言語情報は音情報として持っているはずだから。文字は音声の後からついてくる。

(ちなみに、文章-ライティングの能力を上げるためには、別の学習が必要。読み書きと音声とは脳の作業領域が全く別だから。ただし、自然な学習順序は母語習得プロセスと同様、音声が先。)


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私は高校時代、イギリス人に対してlaneと言ったのをrainと誤解されて、何度言い直しても通じませんでした。

その経験から、クイーンズイングリッシュではlとrの違いでさえ許されないほど正確な発音が重要なものと思っていました。

しかし、思えばあの時は殆ど単語を並べるだけに近い英語だったのだから、相手は前後の流れから予測するという方法もとれず、唯一意味のありそうな名詞lane(rain)を手掛かりに私の訴えを理解しようとしてくれていたのでしょう。問題はlとrの発音ではなかった!

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◆予習内容; Easy step#13~15の会話(合計57例文) ◆

◆復習内容; なし  


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業を1日3回ほどやりました。


所感として、以前より覚えるのが楽でした。今後ボリュームアップしていった時にどうなるかは分かりませんが、久しぶりに新しい会話を覚える今回は桜井氏の予告通り、楽になっていました。


自分の録音とサンプルを聴き比べて感じるのは、自分の音は何かメリハリがなく、発音も意識して気を付けていてもやっぱり母音が強いようです(日本語スピーカーだからですね)。


なお、先週step#1~12をやった後、テレビから流れる英語(ニュース等)を聞きとるのが一時的にとても楽になりました。桜井氏が、海外生活をしていれば話せるというものではなく意識的に訓練しなければ話せるようにはならない、と最適性理論で書かれていたのを思い出しました。


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◆レッスン内容(約100分)◆

①Easy step#13~15の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら1回ずつ通しました。

サンプル音にはまだまだ遠いですが、久しぶりのレッスンでとても楽しくやらせて頂きました。


Easy step#12~6を遡る順に復習。これも桜井氏と役割を取り替えながら。

今回、復習を全くしていなかったので、どれほど覚えられているかの実験という形になりました。

自分ではもっとスラスラ言える気でいましたが、まだ“忘れない形で覚える”とはなっておらず、つっかえたり、考え込んだりする箇所がいくつもありました。

さすがに全く忘れているところは無かったので1日か2日に1回でもやっておけばスムーズに言えたのではないかと思います。


③桜井氏からのアドバイス

・まだまだ話す速度を上げた方がいい。そうすれば子音がきれいに出てきてネイティブのストリームにもっと近づくことができる。ネイティブのストリームに近づけばもっと覚え易い学習ができるし、ネイティブスピーカにとって聞き易い音で話せるということでもある。

イントネーションを日本語の3~4倍派手につけること。

※桜井氏が英語のIchiroSuzukiと日本語のイチロースズキの2種類の発音をして下さって、すごく分かり易かったです。英語のはよくスポーツニュースで聴き慣れたあのIchiroSuzukiでした^^


・もう覚えた会話であっても発音をよくする目的で復習することが大事
発音をよくする/表現を多彩に/達成感を失わない(上手くなっているという自己評価、self‐efficacy自己効力感を持つことが重要)

復習のスタイルはある程度自由でよいが、“忘れない形で覚える”という目的を達成できることが条件


・長期記憶には2種類ある。アクティブな長期記憶(すぐに使える活性記憶)とインアクティブな長期記憶(手がかりを元に引き出される、言われれば分かる等)の2つ。

どちらでもよいから長期記憶を膨大に蓄積することが、英語コミュニケーション能力をつける最善の方法。



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復習をすっかり忘れていた自分に冷や汗でしたが、思わぬ実験による認識ができてよかったです。