第10回スカイプレッスン 2013.03.19 | 実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す

実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す

私の知る中で最もシンプルで説得力のある「最適性理論」は、聞く・話すスキルを効果的に上げる学習です。
実践する中でどのように音声言語が身についていくのか、それ以外のメリットも生じるのか、うまくいかない部分は何か、等を感じるままに記していきます。

◆予習内容; Easy step#13~15の会話(合計57例文) ◆

◆復習内容; なし  


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業を1日3回ほどやりました。


所感として、以前より覚えるのが楽でした。今後ボリュームアップしていった時にどうなるかは分かりませんが、久しぶりに新しい会話を覚える今回は桜井氏の予告通り、楽になっていました。


自分の録音とサンプルを聴き比べて感じるのは、自分の音は何かメリハリがなく、発音も意識して気を付けていてもやっぱり母音が強いようです(日本語スピーカーだからですね)。


なお、先週step#1~12をやった後、テレビから流れる英語(ニュース等)を聞きとるのが一時的にとても楽になりました。桜井氏が、海外生活をしていれば話せるというものではなく意識的に訓練しなければ話せるようにはならない、と最適性理論で書かれていたのを思い出しました。


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◆レッスン内容(約100分)◆

①Easy step#13~15の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら1回ずつ通しました。

サンプル音にはまだまだ遠いですが、久しぶりのレッスンでとても楽しくやらせて頂きました。


Easy step#12~6を遡る順に復習。これも桜井氏と役割を取り替えながら。

今回、復習を全くしていなかったので、どれほど覚えられているかの実験という形になりました。

自分ではもっとスラスラ言える気でいましたが、まだ“忘れない形で覚える”とはなっておらず、つっかえたり、考え込んだりする箇所がいくつもありました。

さすがに全く忘れているところは無かったので1日か2日に1回でもやっておけばスムーズに言えたのではないかと思います。


③桜井氏からのアドバイス

・まだまだ話す速度を上げた方がいい。そうすれば子音がきれいに出てきてネイティブのストリームにもっと近づくことができる。ネイティブのストリームに近づけばもっと覚え易い学習ができるし、ネイティブスピーカにとって聞き易い音で話せるということでもある。

イントネーションを日本語の3~4倍派手につけること。

※桜井氏が英語のIchiroSuzukiと日本語のイチロースズキの2種類の発音をして下さって、すごく分かり易かったです。英語のはよくスポーツニュースで聴き慣れたあのIchiroSuzukiでした^^


・もう覚えた会話であっても発音をよくする目的で復習することが大事
発音をよくする/表現を多彩に/達成感を失わない(上手くなっているという自己評価、self‐efficacy自己効力感を持つことが重要)

復習のスタイルはある程度自由でよいが、“忘れない形で覚える”という目的を達成できることが条件


・長期記憶には2種類ある。アクティブな長期記憶(すぐに使える活性記憶)とインアクティブな長期記憶(手がかりを元に引き出される、言われれば分かる等)の2つ。

どちらでもよいから長期記憶を膨大に蓄積することが、英語コミュニケーション能力をつける最善の方法。



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復習をすっかり忘れていた自分に冷や汗でしたが、思わぬ実験による認識ができてよかったです。