実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す -2ページ目

実践記録;在宅でネイティブ英語を目指す

私の知る中で最もシンプルで説得力のある「最適性理論」は、聞く・話すスキルを効果的に上げる学習です。
実践する中でどのように音声言語が身についていくのか、それ以外のメリットも生じるのか、うまくいかない部分は何か、等を感じるままに記していきます。

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日本を離れてからの3か月半は、幼児を連れてフラット暮らしをしたり、貴重品の盗難に遭って警察の手続きをしたり、多くの小学校を見学したり、日本から遊びに来た身内を接待したり、毎日バスに乗って買い出しに行ったり等々・・・で、英会話をやる時間は全くありませんでしたが、実生活でいろいろな場面を経験したことが自然に練習にもなっていたことは間違い無いと思います。

毎日毎日「英語さえできれば!」と悔しさを飲みこんだお陰で、動機づけもずいぶん強まりました^^;

そして今は無事、気に入りの小学校近くに落ち着ける家を借り、こうして自分の勉強も再開できることが取り敢えずハッピーです。


日本にいた時と比較すると、英語のコミュニケーション能力向上の必要性は比較にならないくらい高まっており、それはひいては命にも関わってくる問題だと感じています。


しかし桜井氏の学習法が私にとっては唯一かつ最善だという気持ちは変わらず、長期記憶に多くの英語表現を蓄積できるように、焦ることなく続けていきたいと思います。

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◆予習内容; 今回は3か月半ぶりなので、新しい予習は無し

◆復習内容; Easy step#01~12の会話(合計288例文) 


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話した音声を録音。

その2つを聞き比べて、改善していく作業を1日2回ほどやりました。


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◆レッスン内容(約100分)◆

Easy step#1~12の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら1回ずつ通しました。

細かい所を忘れていましたが、自然に補足表現が口をついて出るようになっていました。

速さは全体的に以前よりも速く言えました。
発音は以前よりも汚くなっていると感じて気になっていますが、桜井氏は“自然に近づいている”と言って下さいました。


◆桜井氏からのアドバイス(表現がご本人の言葉と違うかもしれませんが)・・・◆

・忘れてしまった所を自分の言葉で埋めながら話せるようになったのは良い

・英語圏で生活し始めたために、発音は自然の音に近くなっているので、よい方向へ進んでいる

・以前のレッスン音と今日のレッスン音を聞き比べ、上手になっているところは素直に喜ぶこと

・一番大事なのは数をこなすことではなく、着実に“忘れない形”で覚えること

・単なる例文暗唱に比して、会話例文の暗唱は感情が入るためより長期記憶に入り易い

・長期記憶にある英語表現が次の新表現を長期記憶へ導き長期記憶の量が加速度的に増えていく図式---プラスのスパイラルを形成できるか否かが上達の鍵となる

・Midium教材が終わる頃には約3000例文を経験する。その頃が、英語学校、映画鑑賞、積極的な交際 等を開始するのに効果的な時期。

・3000例文で英会話ができるよになるということではない。桁違いの表現を使えることが必要。しかし、3000例文を蓄積すると、それ以前とは違って新しい表現をあまり負担を感じずに取り込んでいけるようになる。

12月初旬に渡航し、現在3か月。

英語のコミュニケーション能力に関して悔しい気持ちを感じない日は1日もありません。

娘の学校では、なかなか親たちの輪(会話)に入れないので最初は孤独感を感じましたが、

「まずは、挨拶だけはこちらからおーきい声でしよう」と決めて実行しています。


そして、桜井メソッド休止中の今も、その凄さを日々感じています。

始める際にも勿論、「これだ!」と感じられた初めてのメソッドだったことは間違いありません。

しかしながら、英語圏で生活してみてあらためて「これしかない!」と思います(実際のレベルはまだまだなので説得力無いですが・・・)。


【ポジティブな体験による手ごたえ】

桜井さんと学習した表現については勝手に口先からこぼれ出ます。「よく考えないで口から出ちゃったけど大丈夫だったかな?」と一瞬冷や汗が出るという具合。

そして、教材の表現は1st step教材も、現在学習中のeasy教材も本当に日常生活でよく使われるものばかりです。

娘の小学校での先生からのお話、バスでの会話、不動産屋との交渉・・・どの場面でも完敗をまぬかれたのは教材で覚えた表現のお陰でした。


【ネガティブな体験による手ごたえ】

知っている表現や簡単な表現はかなりいいノリで言えるので“喋れる人”と思われてしまうが、それ以外となると突然別人のようにトーンダウン。特に耳が英語を捉えられないという状況が続いています。

                          ↓↓↓

とにかく多くの表現を長期記憶に蓄積するという桜井さんの方法が正しいことがはっきりと証明されています、私の場合。。。



自分がなかなか音声スカイプを再開できない分、日本にいる主人に「桜井さんの教材はすごい!本当に使うものばかりだよ~!しっかり覚えて下さいねっ!!」と激励の?メールを何度か送ってみました。

そしてまだ飽き足らずこの記事を書いてみました^^



◆予習内容;Easy step#04~09の会話(合計148例文)を復習       ◆

◆      ;Easy step#01~03の会話(合計62例文)を復習       ◆

◆      ;Easy step#10~12の会話(合計78例文)をストリーム暗唱◆


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話す練習をした。


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◆レッスン内容(約60分)◆

Easy step#10~12の会話文を桜井氏と役割を取り替えながら発音練習。

役目を交替しながら何回か繰り返します。


本当は10と11が宿題だったのですが、12もやっておいたので聞いてもらいました。

3つ予習してきたことについて、「覚えるのが楽になってきたでしょう。もしかしたら今迄のレッスン内容が中期・長期記憶に入り機能し始めているのかも。」と言われました。

確かにそんな感じです。最初の頃よりも量は増えているのにそんなに大変でないのが不思議な感じです。


桜井氏は以下のようなこともおっしゃいました。

“今後もっと覚えるのが楽になっていく。3回くらい聞いたら覚えられるようになる。究極的には生活の中で1回聞いた新しい表現をすぐに導入できるようになる。”

“聞く回数は問題ではない。自然な音になっているかどうかが大切。自然な音=覚え易い。”

“これまでの蓄積が次の学習を助けるので、蓄積が多くなればなるほど楽になっていく。”



Easy step#9~1を遡るように復習。これも桜井氏と役割を取り替えながら。

1,2,3は今回が最後とのことですが、そろそろ長期記憶に入っているのか、他とは違う感覚で言えました。

口からサラサラ流れ出てくる感じ。あんまり意識せずに日本語を話すときとちょっぴり似ていますw


③今日のレッスン音を送信してもらいました。

桜井氏からのアドバイス・・・音声は捉えられているが、速度をもっと上げた方がもっと覚え易い。

まだまだ頭で単語を並べている部分もあるため、なかなか速度が上げきれません。

つまり練習量がまだ足りないということかと思います。


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次週からニュージーランドへ移住するので、

環境が整うまでお休みさせて頂くことになりました。

早く再開できるように頑張ります!

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◆予習内容;Easy step#04~06の会話(合計69例文)を復習       ◆

◆      ;Easy step#01~03の会話(合計62例文)を復習       ◆

◆      ;Easy step#07~09の会話(合計79例文)をストリーム暗唱◆


Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話す練習をした。


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◆レッスン内容(約60分)◆

①3つの会話文を桜井氏と役割を取り替えながら発音練習。

役目を交替しながら何回も繰り返しました。


②今日のレッスン音を送信してもらいました。

桜井氏からのアドバイス・・・

  ・自習は「7割を新しい勉強に、残りを復習に。

  ・聞き取り(ヒアリング)だけで返答(スピーキング)できなければコミュニケーションにならない。両者は共にできる必要がある。 ⇒ 会話文をネイティブの音声で覚えることだけが解決方法。

  ・レッスンで会話を忘れてしまった時も、空白の時間は作ってはいけない。自作の英文でいいので何か当てはめて喋ること。なぜなら実際の会話場面でも沈黙では何も伝わらないからである。

  ・覚えることについて、中期記憶は1か月くらい保持できる記憶と思われる。この中期記憶を長期記憶へ移行させることが必要

  ・私達日本人の日本語は長期記憶として少なくとも7~8万語持っていると言われている。日頃使っているのはそのごく一部なのにもかかわらず残りの日本語もいつでも理解でき使うこともできるようになっている。これが長期記憶。

その他「掘ッタ芋イジルナ」やタモリの空耳アワーの話題で分かり易く楽しく解説してもらいました♪

◆予習内容;Easy step#04~06の会話(合計69例文)をストリーム暗唱◆

◆      ;Easy step#01~03の会話(合計62例文)を復習      ◆


①Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、Easy教材の日本語訳を見ながら話す練習をした。


②送っていただいた前回のレッスン音声を聞いて良くないところを改善するようにしてみた。


◆レッスン内容(約60分)◆


①3つの会話文(登場人物2人)を桜井氏と役割を取り替えながら何回も繰り返し発音練習しました

会話中で使っている表現のニュアンス(インタービューというシチュエーションなので子どもが大人のような物言いをしている/父親もインタビュアーとしてわが子に対して丁寧な表現を使っている → 普段なら親子でこのような言い方はしないけれど)について解説して頂いた。


②前回の3つを含む6つの会話文を桜井氏と役割を取り替えて1回ずつ発音練習しました

前回の3つは今回と比べて練習量が多いわけで、今回の3つより明らかに良くなっていると思いました。

速度も上がり発音もよくなっていると言っていただきました。

つまり、「忘れにくい覚え方」にまた一歩近づけたということ!嬉しいです。


③今日娘のプリスクールでがっかりした出来事についてご相談させて頂きました。

娘の英語の先生とあれこれ話したのですがヒアリングがおぼつかず、例えばjoinとenjoyを聞き違えてトンチンカンな答えをしたり・・・。

今の段階でがっかりするのは時期尚早なのですが、どのくらいやるとヒアリング力に実感が出てくるのかを知りたくて、おこがましいとは思いつつ質問させて頂きました。

桜井氏から「今はまだeasyの6が終わったところなので、easy25~30を終わるころになれば1000例文を覚えている頃となり、映画等を使ったヒアリングの練習も始められる」との目安を示していただき、遠く高い目標だけでなくて近いところにも目標ができました。

「1000例文やった時点でも相変わらずダメだったらまたご相談させてください」と弱気発言もしてしまって反省しきりですが、このようなちょっとした不安をカバーして頂けることが本当に心強いです。


【自分にとって、とても大事なのでもう一度まとめ】

★1000例文くらいを覚えたら、映画などを見て上達につなげることができてくる

★それ以前に映画等で勉強しようとしても効率が上がらず、挫折感も手伝って悪循環に陥り易い

★知っている単語なのにもかかわらず聞き取れなかった場合は、その音を自分の音として覚えられていないから 

         ↓↓↓

☆沢山の表現を覚える

☆ネイティブスピーカーの自然な会話を繰り返し聞いてその音で覚え、その音で発音できるように練習する

◆予習内容;Easy step #01~03の会話(合計62例文)をストリーム暗唱◆


①Randall's ESL Cyber Listening Labの音声を聞き、

Easy教材の日本語訳を見ながら話す練習をした。
難しい単語は無いし愉快な場面設定のおかげで、ストリームや速度に集中し易かったです。


◆レッスン内容(約60分)◆


①3種類の会話文(登場人物2人)を桜井氏と役割を取り替えながら発音練習。

役目を交替しながら何回も繰り返しました(回数数えていませんでしたが5~6回?)。

速さや音の流れはよくなってきたので、次回からはもう少し細部の発音に気を付けると

もっとよくなるとのアドバイスを頂きました。


②宿題の3つのほかに4つ目も少し練習したので、聞いてくださいました。

早く進みたい気持ちを理解してくださいつつも、しかし早く進むことよりも

忘れにくい覚え方をしていく方が大切、とのアドバイスを頂きました。

あと4週間でNZへ移住と思うと、じたばたしても何か変わるわけでもないのに

ついつい気持ちが焦っているのでしょうか?分かりませんが・・・。

むしろそんなプレッシャーよりも、この会話練習自体が楽しいというのが、ついつい先をやりたくなる理由かもしれません。

小学生時代、新しい教科書をもらったら国語の好きな私はその日のうちにぜんぶ読んでしまったのを思い出します。

でも、その情熱は最初のうちだけだったりもします。

熱しやすく冷めやすい状況を作らないような、モチベーションのコントロールも大切だと思います。


③今日のレッスン音を送信してもらいました。

桜井氏から自習の仕方について、「7割を新しい勉強に、残りを復習に」というアドバイスを頂きました。

3割の復習というのは少ないようでも意外とそんなにできていないように思います。

送っていただくレッスン音はなるべく終わってすぐ、もしくは翌日午前中までに復習することにしようと思います。


◆予習内容;First step #401~500の100例文をストリーム暗唱◆


①今回の予習でもなるべく英文を見ずに、サンプル音声だけを聞いて覚えるようにしました。

前回は覚えがとても悪かったので、勉強時間不足だったと思いできるだけ聞くようにしました。

子どもの行事がいろいろ重なってあまり時間が取れなかった割に前回より少し多いくらいはやれました。


②解説文を読んで使われる場面などを把握

正確な発音にばかりとらわれずに、ストリームを速く発音する点を頑張ってみました。

相当適当な発音になっていたような気がしますが、舌がもつれる頻度が減りました^^;


◆レッスン内容(約60分)◆


①401~500の例文を続けて暗唱

英語らしいストリームや速度を意識しました。

速さはよくなってきたので、子音のアクセントを強くすればもっとネイティブに近いストリームになるとのアドバイスを頂きました。

そのあと、桜井氏についてひとつずつ練習しました。

次第に、今まで気づくことができなかった部分に気づく“耳”が育ってきているように思います。

また、前述のアドバイスして頂いた点も実感できました(実践はなかなか思うように行きませんが)。


②次回から会話のレッスンになるので、そのやり方を説明して頂きました。

初回の相談時に聞かせて頂いて衝撃的な楽しさだった、あの会話教材をとうとうやります!やったー!

親子の会話や、爽やかなナンパ など愉快に感じられる会話が最初に立て続けに来ます。

数か月後にやる予定の難しい会話教材をちょっと覗いてみると、逆に見なきゃよかったと思うくらいどんよりする内容もありました。

桜井氏の論文に書かれていた「いい感じ」「いやな感じ」をモロに受け取ることができそうです。


③今日のレッスン音を送信してもらいました。

が、またfailedになってしまいました。

私がスカイプの使い方をよく分かっていないせいと思います。

お願いすればいつでも再送信して頂けます。

◆予習内容;First step #301~400の100例文をストリーム暗唱◆


①今回の予習では英文を見ずに、サンプル音声だけを聞いて覚えるようにしました。

が、英文をまったく見ずに3日間やったところ、ちっとも覚えられないのです。

②解説文を読んで使われる場面などを把握


結局今回は暗唱できずにレッスンにのぞむこととなりました。

そのかわり、桜井さんから前回アドバイスいただいたようにストリームを速く発音する点を頑張ってみました。


◆レッスン内容(約70分)◆


①開始前に・・・

「200時間で英語が話せる」についてお話がありました。

前回示していただいた進度表より早くすすむことも可能とのことでした。

または、もっとゆっくりにしたければそれでもよいとのことでした^^;


もうすぐ移住を控えているという事情を考えた結果、

少しでも早くに多くの英語表現を覚えることを第一優先にしていくとの方針になりました。

FirstStep(現在)→Easyの対話練習→Midiumの対話練習の中盤からフリートークの練習に進むこともできますが、私の場合はDifficultの対話練習へ進みさらに多くの表現を覚えていきたいと思います。

一方、フリートークの練習は12月2日から移住するNZで実地練習できるかと思います。


※この時点で、ブログタイトルが「200時間で英語を話せる」となっていることが自身の学習目的とかみ合わなくなりましたので、今の気持ちに合いそうなタイトルに変更しました。

200時間で話せるというのは概ね旅行などで不自由しないレベルとのことなので、私の目指している日常生活レベルの英会話はもっと道のりが長いこと、

200時間で一定の成果を実感できたとしても、その後の長い道のりの方がむしろこのメソッドの醍醐味となっていくことを予想し、楽しみに感じています。




②301~400の例文を続けて暗唱

前述のとおり、暗唱はほとんど(多分15例文くらいでしょうか)できていない状態で臨みました

その分、英語らしいストリームやできるだけ速度を上げるように意識しました。

もっともっと早く言った方が覚えられるとアドバイスして頂きました。

「それがなかなか思うように行かず・・・」と言い訳したくなりましたが、

もっと何度も何度も練習すればできるようになりそうだな、と思い直しました。

厳密に計ってはいませんが、実際、今のところ勉強しているとは言えないくらいの少しの時間しか使えていないのです。



③今日のレッスン音を送信してもらいました。

復習を必ずやりましょう(自分へのメッセージです)。

◆予習内容;First step #201~300の100例文をストリーム暗唱◆


前回と同じく・・・

①サンプル音の後についてリピートを100例文録音。それを聞きサンプルに近づくよう繰り返し

・最初は英文を見ながらサンプル音をリピート

      ↓

・日本文を見ながらサンプル音をリピート

      ↓

・目をつぶってサンプル音をリピート

※目をつぶると聴覚に神経を集中できるので、サンプル音の細かいところがもっと聴こえるようになった。

      ↓

・日本文を見ながらサンプル音無しに発音


②解説文を読んで使われる場面などを把握



※前回と比して文が長くなっている分、ストリームで覚えるあの感覚が時々遠のきました。

それと同時に発音も最初の100例文の時ほどうまくいかず、舌がもつれてつまづきます。



◆レッスン内容(約60分)◆


①開始前に・・・

・Deb Roy氏の The birth of a wordというTEDをご紹介いただきました。

私が当ブログのタイトルに書いた「200時間で英語が話せる」についての詳細を進度表を確認しながら教えていただきました。

私の場合、1週間5時間の自習に1回のレッスンと仮定すると200時間目に覚えているのは2463例文の予定。そのうちおおよそ2000例文くらいは自由に使えるようになるだろう、ということでした。

また、進度表は目安であってどれくらいやるかはいつでも学習者が決めてよいのだそうです。

なお、英語が話せるというのは旅行などで支障なく使えるレベルだそうです。

同氏の最適性理論の資料にも、ネイティブスピーカーに普通の速度で話しかけられても十分に理解できる、わからない単語や聞き取れない単語を質問できる、等の基準が具体的に記されています。

また、前提条件は日本の通常の学校教育の英語をやった人の場合だそうです。
習得には当然個人差があるものだと思いますが、最低でも200時間+α、最適性理論を信じて学習し、その経過と所感をここに報告します。


②201~300の例文を続けて暗唱

ちょこちょこつまづきながらでした。

発音も自習時に納得いかなかった状態のままのレッスンになってしまいました。

この点については、最後に幼児の母語習得過程のお話等も交えて丁寧にアドバイスいただきました。


③速度をあげて、桜井さんの後について発音しました。聴覚だけを使ってリピートします。

桜井さんのお手本はとてもとても速い!なのに、美しいストリ~ムなのです!

私は耳で聞こえた通りにこの口が喋ってくれません。

かなり省略して発音するので自分でも何を言っているのか聞き取れず、喋るたびに「pardon?」と架空の外国人が聞き返してくる声が頭の中で響きました。

それを桜井さんに伝えると、それこそが私たちの勘違いであってネイティブにはこの方が通じるのだそうです。きちんと発音しなければならない箇所が発音できていれば、全てをきちんと発音するよりも楽に話せて理解もされやすいのだそうです。


④自習の仕方についてアドバイスを頂きました

覚える文が長くなるにつれ、英文を目で確認しながら発音したい衝動にかられます。

でもそれをしてしまうと記憶に残る覚え方がなかなか進まないのだそうです。

掛け算九九や語呂を使った暗記のように音で覚えるのが忘れない覚え方なのだそうです。

であれば、今日からはストリーム練習時には英文を見ずに聴覚だけを使って練習することを自分に課すことにしました。

それで一体1週間で覚えられるのか不明ですが、やってみて上手くいかなければいつでも桜井さんにご相談できるので本当に気持ちが楽です^^


⑤今日のレッスン音を送信してもらいました。

◆予習内容;200例文をストリーム暗唱◆


①サンプル音に続けてリピートしている音を録音、それを聞き返してサンプルに近づくよう聞き返し(1回の録音につき1~2回聞き返し)

・最初は英文を見ながらサンプル音をリピートして検証

      ↓

・日本文を見ながらサンプル音をリピートして検証

      ↓

・目をつぶってサンプル音をリピートして検証

※目をつぶると聴覚に神経を集中できるので、サンプル音の細かいところがもっと聴こえるようになった。

      ↓

・日本文を見ながらサンプル音無しに録音して検証


②解説文を読んで使われる場面などを把握

※なぜか文法の記述部分を読むと、急に学習への恐怖心が襲ってきたので敢えて文法を無視し、理屈抜きに丸覚えした


③家族に対して言える例文がいくつかあったので、さっそく使っていた(お行儀よく、とか、そこどいて、とか、どういたしまして、とか・・・)。



◆レッスン内容(約55分)◆


①まず1~100の例文を続けて暗唱。この時に日本文を見て暗唱してもよいし、英文を見ながら音読するのでもよいとのことでした。

つまり、暗唱よりもストリームで言えることが大事なのだと再認識しました。

途中で速度と発音について数か所アドバイスをうけ、言い直しました。

早口言葉みたいにもつれてしまう例文は、3つのストリームに分けて発音し、だんだん1つにつなげる練習をしていただき丸ごとサラサラ言えるようになりました^^


②後半は、今回の講評と今後の見通しなどのお話をいただく時間でした。

「覚えていなければ上手く発音できないが、上手く発音しなければ覚えられない」というイタチゴッコなわけで発音が上手にできることはとても重要だそうです。これを好循環に変えていくようにしたいです。


③最後にその日のレッスン音を送信してもらいました。

後から確認したところ、Sending Failedとなってしまっていたので次回再送信してもらおうと思います。

送ってもらったら、聞き返しをすることもとてもためになると思います。