長男ドイツエコツアー&ヨーロッパ一人旅 | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

今朝、高3の長男がドイツエコツアー&、

ヨーロッパ一人旅に出発しました。

初めての海外旅行。

東京行くまでも、盛岡まで新幹線。

盛岡から東京までは青春18切符で。

ドイツエコツアーを企画してくれているのは、



松本英揮さん

ドイツ環境都市のフライブルグを中心に、

環境先進都市を一週間かけて見学、実際に目で見て学んできます。

ツアー終了後、そこからヨーロッパ一人旅を10日ほど。

エネルギーについて将来研究、技術開発を

考えている長男の学んでくるポイントは、

やっぱり再生可能エネルギー。


環境について、再生可能エネルギーの世界事情について

どっぷり学ぶ旅です。


これも、たくさんの人との出会いと、縁があったから実現したこと。

松本さんとは、震災前、

当時十和田でフェアトレードショップ風のひろばのオーナーだった

友人の季子さんが企画した

『地球のスライドショー』に参加したのがきっかけ。

自分たちの知らない環境都市フライブルグの話。

世界の環境事情。

日本のエネルギー事情・・・

もう、目からうろこが落ちまくりで、


松本さんの話を、たくさんの人に聞いてもらいたい、

特に、学生さんに聞いてほしいと、

三農で企画したり、

たまたま聞きに来てくれた北里大学の学生さんとつながり、

北里大学でスライドショーをやったりしていました。


震災後、松本さんの話を聞いた長男(当時小6)は、

松本さんの地球のスライドショーのDVDを添えて、

市長に手紙を書きました。

「十和田も、環境にやさしい街にしてください。

自分たちが大人になって帰ってきたいと思う街にしてください。

原発に頼らない、地球にやさしいエネルギーで街づくりをしてください」

そんな内容だったように思います。


そのことを松本さんに話したら、とても感動してくれて、

『市長に手紙を書いた小学生』ということで記憶に残っていたようです。

その後も、長男のことを気にかけてくれていたのでした。



いつかは、子ども達にドイツのエコツアーに参加させたい。

私たち夫婦もそう思っていましたが、

4人の子育て、介護に、なかなか資金的に、

はい、行ってきていいよとは言えずにいました。


松本さんの影響もかなりあり、

もともと機械いじりが好きだった長男は高専へ。


ところが息子は、高校入るとバンドに忙しく、

もう、高校もやめて、ギター職人になりたい、

とまで言い出して、

エネルギー関係の仕事について、なんて、忘れてしまったくらい。

そうしてあっというまに高3.


ただ、生まれた時からかけていた学資保険が18歳で満期になるので、

大学に進学する気もないようだったので、

「進学しないなら、そのお金使って、ドイツに行っていいよ」

と、話していました。


そんな時、尊敬する知り合いが企画してくれた

「覚悟の作り方」

の講座に、夫婦で参加。

そこで、頭をが~んと殴られたみたいな衝撃があり、

こんな、ぼやぼやしていられない。

息子に本当に必要なことを学んでもらうタイミングは今しかない!と、

その日のうちに旦那は松本さんにメールしました。

主人:「夏のツアーはまだ申し込めますか?」


松本さん:「夏のツアーは、もう3か月も前に締め切ってるよ。次は秋のツアーだね」

松本さん:「もしかして、息子さん?」

     「それなら、今すぐ申し込んでくれたら、航空券の手配を何とかするよ。」

     「メンバー的に、夏のほうが絶対面白いから、夏にしたほうがいい」

そう言われ、本当に急きょドイツに行かせてやることが決まりました。

それからはもう、大慌てでパスポートとったり、一人旅の計画、

ヨーロッパの鉄道チケットとったり、宿とったり・・・

タイミングが合うと、こんなにも次から次へと決まっていくものなんだな。


そして、今日、6年間夢見ていたドイツへ

旅立っていった長男。


二年前に、一緒にドリームマップも描いて、

もちろん、「ドイツに行ってきました!」と描いてましたよ♪




こうして、息子の夢はどんどん叶っていきます。


ちなみに、私たちが心動かされた

『覚悟の作り方』の講演会の記事はこちら↓

以下に一部抜粋しますが、

全文読みたい方は、ブログの過去記事に飛んでください。

「覚悟の作り方」の講演は熱い!



~みなさんは、明日の朝、必ず起きられると思っていますか?

東日本大震災で、多くの命が奪われました。

明日同じような朝が迎えられる保証はどこにもないんです。

それならば、あなたは、子供たちに何を残しますか?

何を伝えるんですか?

お金の稼ぎ方じゃないでしょ?

本当に大事なことはなんなんですか?

今、子供たちに伝えなきゃならないことは何なんですか?


あなたを心から愛してくれる人がいる。

あなたを応援してくれる人がいる。

生まれた時は、すべての人が愛されて生まれてきたはずです。

あなたは愛されるために生まれてきたんです。

桃太郎のおじいさんおばあさんは、桃太郎が鬼ヶ島に行くとき、

行ってきなさいと、きっとあなたにはできるはずだからと送り出してやりました。


語り継がれる物語には、昔の人からのメッセージが込められています。


子育てとは、こういうことだよ、と。


信じてあげて、愛してあげて、

帰ってきたら、だまって受け止めてあげる。


子供が、何かやりたいと言ったとき、

どうせお前には無理だからとか、

そんなこと無駄だとか、

そんなことを言うのではなく、

おまえにはやれる力があると信じてる。

精いっぱいやってこい。

出来る限りの力にはなろう。

そのかわり、だめだったら帰ってきなさい。

ここはいつでもお前が安心して帰ってこられる場所なのだから。


これからの世界を生き抜く子供たちに私たちは何を伝えてあげられるだろうか?


うかうかしてはいられない。


今できることを精いっぱいやっていこう!


心が震えた日でした。





子ども達の夢を、精いっぱい応援してあげよう!

そして、いつでも安心して帰ってこられる場所であろうと思います。