加藤昌樹さんによる
「時代の変化を先取りし、これからの時代を生き抜くための覚悟の作り方」
という講座に参加してきました。
一言では言い表せないくらい、
たくさんの気付きをもらいました。
そして、たくさん泣きました。
最近耳に入ってくる古事記の話、
教育勅語の話、
ワクワクすることを生きなさいというメッセージ。
胸がじんじん熱くなりました。
(1)「時代の変化を先読みする」タイトルにありますが、
これからの時代、競争で人を蹴落とし、自分さえ良ければいいという時代から、
それぞれの価値観を大切にし、
それぞれの価値観で共感しあう時代がもう来ている。
FBやツイッター、ライン、インターネットがつながれば、
世界とつながることができる時代。
時代の先を読むには二つの方法があります。、
①知っている人に聞く
②本やインターネットで調べたり、いろんな人の講演に行く
先を予測できれば、チャンスをつかむことができるのです。
(2)SNSがあれば、一瞬で国境も肌の色も言語も飛び越えて、
世界中の同じ価値観の人とつながれる時代。
そんな時代に、あなたは何を発信したいですか?
何を伝えたいですか?
あなたにどんなことが出来ますか?
(3)古事記の中の大国主命と少名彦神の話に触れ、
なぜ、自分はこれがやりたいのか、なんでこのことにこだわるのか、
先祖を遡って自分のルーツをたどってみることも大事だという話。
(4)日本人の価値観って、八百万の神を信じる国です。
初詣に行き、クリスマスを祝い、自然の中の神様を信仰してきた、
2000年以上もいつ建国したのかもはっきりとしないまま、あいまいな国。
そんな国だからこそ、違う価値観を受け入れられる国民性。
正しさの反対は悪ではなく、別の正しさ。
正義か悪かで対立すれば、争いを生むけれど、
違う考え方もまたよしとする考え方ができる国民性。
世界をみても、そんな国はないのだということ。
飛行機を初めて飛ばしたのだって、実は日本人。
教育勅語は実は海外では教科書に使われているくらい有名なものなのに、
日本人はその内容すら知らない人がほとんど。
世界に誇れる素晴らしいものを持っている日本人。
ちなみに、教育勅語を現代語に訳すと、
◆【教育勅語の十二の徳目】
1.親に孝養をつくしましょう(孝行)
2.兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
3.夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
4.友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
5.自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
6.広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
7.勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
8.知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
9.人格の向上につとめましょう(徳器成就)
10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
11.法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
12.正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)
というもの。
このどこが悪いというのだろう?
ここ最近、この話題に触れることが多く、
日本人は、日本の素晴らしさを取り戻す時期が来ているのではないかと思います。
(5)お金は、人のお役に立てて、初めて『ありがとう』の対価として支払われるもので、
本当の豊かさとは、そのありがとうの循環が
めぐってきた状態。ありがとうのお返しが、人を紹介してくれる、ということかもしれないし、
お礼に大根一本もらうことかもしれない。
お礼に、ありがとうと抱きしめてくれることかもしれない。
お金じゃないかもしれないけれど、必ずありがとうは帰ってくるんです。
その時帰ってこないかもしれないけれど、
親が得を積んでくれたおかげで、あの人の息子なら、助けてやる、
お父さんにはお世話になったから、
というようなこともある。
実際、私の主人の父親は、主人が高校生の頃に亡くなっています。
でも、そのお葬式のときには、斎場に入りきらないくらいの人が集まり、
後々、たくさんの人に、お父さんにはお世話になったからと、助けられたそうです。
お金=感謝
感謝が循環するために必要なことは
☆人の役に立つようなことをすること。
☆ワクワクすることをすること。
ワクワクすることがない人はどうしたらいいか?
まだ、経験が少ないだけで、小さな世界しか見ていないだけだから、
たくさんの人に会いなさい。
いろんなセミナーに出てもいいし、
いろんな世界の人と話をしなさい。
自分の使命がわからないという方、
使命は誰にもわかりません。
目の前のことをただ一生懸命やるだけです。
がむしゃらにやってきて、振り返って、
初めて、これが自分の使命だったのかもしれないと気付くだけです。
ワクワクすることをしなさい。
あなたがワクワクするだけで、半径800mの人にその気持ちは伝染します。
世界は広いんです。
あなたは何を循環させますか?
(6)皆さんは、明日の朝、必ず起きられると思っていますか?
東日本大震災で、多くの命が奪われました。
明日同じような朝が迎えられる保証はどこにもないんです。
それならば、あなたは、子供たちに何を残しますか?
何を伝えるんですか?
お金の稼ぎ方じゃないでしょ?
本当に大事なことはなんなんですか?
今、子供たちに伝えなきゃならないことは何なんですか?
あなたを心から愛してくれる人がいる。
あなたを応援してくれる人がいる。
生まれた時は、すべての人が愛されて生まれてきたはずです。
あなたは愛されるために生まれてきたんです。
桃太郎のおじいさんおばあさんは、桃太郎が鬼ヶ島に行くとき、
行ってきなさいと、きっとあなたにはできるはずだからと送り出してやりました。
語り継がれる物語には、昔の人からのメッセージが込められています。
子育てとは、こういうことだよ、と。
信じてあげて、愛してあげて、
帰ってきたら、だまって受け止めてあげる。
子供が、何かやりたいと言ったとき、
どうせお前には無理だからとか、
そんなこと無駄だとか、
そんなことを言うのではなく、
おまえにはやれる力があると信じてる。
精いっぱいやってこい。
出来る限りの力にはなろう。
そのかわり、だめだったら帰ってきなさい。
ここはいつでもお前が安心して帰ってこられる場所なのだから。
これからの世界を生き抜く子供たちに私たちは何を伝えてあげられるだろうか?
うかうかしてはいられない。
今できることを精いっぱいやっていこう!
心が震えた日でした。
皆さんなら、何を伝えますか?