さまざまな世界の扉をあける | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

我が家には、本がたくさんある。
絵本もたくさん。
物語もあるし、
図鑑や、工作の本まで。
大人の本に至っては、
本棚に収まりきらない。

これらの本が、
ある日子どもの興味の扉を開け、
扉の向こうの魅力的な広い世界を
見せてくれるのです。

長男は小さな頃から
もの作りが好きだった。

家に増えていった本は工作の本。
リサイクル工作から始まり、
段ボール工作、
動くしかけ、
そしてだんだん高度な電子工作まで。

家の中は、
長男の作った工作や、
いろんな部品で溢れかえった。

もちろん、その他いろんな事に興味はあった。
虫も好きだし、野球も好きだった。
高いところから飛び降りたり、
スリルのある遊びも大好きだった。

そんな長男は、成人し、
もの作りの道を選んだ。
彼は、たくさんある扉の中から、
一番夢中になったもの作りの扉を選んだ。

一方、末っ子も、
まだいろんな事に興味がある。

長男のように工作にもはまった。
面白実験や手品にも興味を示した。
長男の時に買った工作の本の他に、
実験の本も追加された。

ある時から、恐竜に興味を示すようになった。

私は恐竜や、化石の本を買い、
息子と化石探しに出掛けた。
遠い博物館にも出かけた。
私自身も息子に触発され、
恐竜の本や、
進化の本、
地質の本を読み漁った。

生き物も好きな息子は、
よく無視を捕まえてくる。
わからない昆虫は、
捕まえて、よく観察して、
図鑑を見ながら種を特定した。
飼ってみたいと言われれば、
虫の飼い方の本を見て調べた。

カマキリを捕まえたらカマキリの絵本を借りてきて、セミを捕まえたらセミの本や、ファーブル昆虫記を読んだりした。

キャンプで星空を眺めたあとは、
うちに帰ってから星の図鑑を眺めたり、
キャンプの絵本を読んだりした。

宇宙に興味を持ったときには、
宇宙の本や、地球、惑星、
星の本を借りてきた。

本は、子どもの興味を広げるすばらしいツールです。

扉の向こうの世界にワクワクし、夢中になり、
いつかそのたくさんの扉の中から、
自分が一番ワクワクする扉を開けて、
一歩踏み出していくことになるのです。

子どもがなにかに興味を示し、何かを発見したとき、その顔は喜びに溢れている。

そしてそれは、子どもに限ったことではなく、何歳になっても、である。

私は今、好奇心に溢れている。
未知の世界がまだまだたくさんあって、
新しいことを発見し、知ることは、
喜びでもあります。

大人でさえこんな風に感じるのなら、
子ども時代はどれ程喜びに溢れているのだろうかと思う。
毎日が新しいことの出会いと発見。
そんな子ども時代。

ぜひ、子どもの興味を広げてあげてください。
それは大きな喜びです。

その、喜びのために、
もっと知りたい、もっと深めたいと思うのです。