摩耶ケーブル駅【兵庫県】(摩耶ケーブル線【まやビューライン夢散歩】。2018年訪問)

今回の【駅】コーナーは、兵庫県神戸市の六甲山系にそびえる摩耶山(標高702m)へのアクセス路線である摩耶ケーブル線の山麓駅に相当する
摩耶ケーブル駅(まやけーぶるえき)です。

駅名	所在地
摩耶ケーブル駅	兵庫県神戸市灘区

乗車可能路線

神戸すまいまちづくり公社：摩耶ケーブル線

(※)摩耶ケーブル線と摩耶ロープウェーを合わせた区間の総称は『まやビューライン夢散歩』です。

隣の駅

↑山頂方

虹の駅 (正式には「虹駅」)

乗換可能駅

路線名	駅名
阪急電鉄：神戸本線	六甲駅まで神戸市営バス18系統で約10分
JR西日本：東海道本線【JR神戸線】	六甲道駅まで神戸市営バス18系統で約17分
JR西日本：山陽新幹線	新神戸駅まで神戸市営バス18系統で約15分
神戸市営地下鉄：西神・山手線	新神戸駅まで神戸市営バス18系統で約15分
北神急行電鉄：北神線	新神戸駅まで神戸市営バス18系統で約15分

 阪急電鉄：神戸本線                           王子公園駅まで徒歩約25分

訪問・撮影時     2018年1月

摩耶ケーブル駅の駅舎です。階段の上に駅があります。
摩耶ケーブルは1995年の阪神・淡路大震災で被災し、2001年の復旧まで6年の年月を要しました。
現駅舎はその復旧の際に改築されました。左側の木陰にあるログハウス調の建物が駅舎で、右側の駅舎と思われる建物は駅舎外側にある上屋で、吹きさらしとなっています。

駅前の様子です。
摩耶ケーブル駅は六甲山系の摩耶山麓にある閑静な住宅地の中にあり、付近は坂道が多いです。
東側の南北にのびる坂道沿いには桜並木になっていて、春には桜のトンネルとなります。

改札口の様子です。左側に駅舎があり、乗車券は窓口でのみ発売しています。
正面左側には改札口があり、発車数分前より駅員が改札を行います。改札口の向こう側はホームです。
このスペースにはベンチがあり、手前左側の駅舎内にはトイレがあります。

駅名標です。楕円で、洒落た感じのデザインですが、比較的シンプルでもあります。

摩耶ケーブル駅はケーブルカーの駅として標準的な頭端式ホーム2面1線の構造で、向かって右側のホームを乗車用、左側のホームを降車用と使い分けています。そしてホームは階段状になっています。写真奥、終端部には出入口(改札口)が設置されています。ホーム上屋は1955年の営業再開時に建てられたものが現在も使用され続けています。
写真は山麓方(終端方)を望む。

山頂(虹の駅)方を望む。発車してすぐは住宅地の際を登っていきます。しばらくすると山地へと入り、急勾配で登り虹の駅を目指します。
そして摩耶山頂へは虹の駅にて摩耶ロープウェーに乗り換えです。

山麓方(終端方)を望む。終端部に出口があり、正面に出口があります。駅舎は右側にあります。

あとがき

私が摩耶ケーブル駅で下車(乗車)したのは2006年、2018年の計2度です。2006年は乗りつぶしのために乗車、2018年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で乗下車しました。いずれの訪問時も摩耶ロープウェーに乗り継いで星の駅(摩耶山頂)まで行っています。摩耶ケーブル駅は住宅街の中にあり、あまり目立たない印象でした。
東京からですと東海道・山陽新幹線で新神戸駅まで行き、駅前より発着する神戸市バスの18系統・阪急六甲またはJR六甲道方面バスに乗り換えて摩耶ケーブル下停留所で下車すぐに、または地下鉄新神戸駅南口側の布引バス停に発着する2系統・阪急六甲またはJR六甲道方面バスに乗り換えて観音寺下車、上り坂を徒歩7分で、それぞれ山麓駅の摩耶ケーブル駅に着きます。18系統は本数が少ないのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと阪急神戸線に乗り六甲駅で下車(特急は通過するので注意)。駅前から神戸市バスの18系統・三宮方面行きバスに乗り換えて摩耶ケーブル下バス停で下車すぐに、または2系統・三宮方面行きバスに乗り換えて観音寺下車、上り坂を徒歩7分で、それぞれ山麓駅の摩耶ケーブル駅に着きます。18系統は本数が少ないのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問できます。
尚、市バスの運賃は大人210円均一です。

食料・飲料について、駅周辺にコンビニや商店はなく、気軽に入れる飲食店もありません(定食店とお好み焼き屋はあるようですが)。長時間滞在する場合は必ず事前に用意しておいて下さい。

東京からの到達難易度はやや高いですが、神戸へお越しの際は、ぜひ摩耶ケーブル線にもご乗車になり、その際に摩耶ケーブル駅も観察されてみて下さい！

(参考：六甲・まや空中散歩のHP、Google地図、Wikipedia)