京山ロープウェイ【京山ロープウェー】(廃止。岡山県岡山市) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、今は乗ることができない岡山市の『京山ロープウェイ』【京山ロープウェー】です。

  
  

 

区間  全長  高低差  方式  
山麓えき~山頂えき  160.27m  58m  三線交走式普通索道  

アクセス:岡山駅(JR西日本:山陽新幹線、山陽本線<姫路方面福山方面>、吉備線、津山線宇野線、(伯備線列車)、(赤穂線列車)。岡山電気軌道<岡山駅前駅>:東山本線清輝橋線電車)から約2kmで交通手段はバス、タクシー、レンタサイクル。

  

踏破達成:2004年4月。  

 
 

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新幹線に乗っていたら、岡山駅付近の山側(D,E席側)の車窓に、山の上に観覧車が見えます。
この遊園地は、1956年の開園以来、長らく「京山ロープウェー遊園」として親しまれ、1998年に閉園したものの翌1999年、地元の遊園地運営会社である、おもちゃ王国の手により「岡山スカイガーデン」として再オープンしました。しかし、これ以上営業を続けるのは難しいとの判断で2007年5月をもって再び閉園しました。

 

当の『京山ロープウェイ』は廃止ではなく休止中で、現在も遊園地と共にロープウェイの施設が取り壊されずに残っています。しかし、再び経営に名乗りを上げる企業が出てこなければ、このまま放置または解体という事態になり、京山ロープウェイもおそらく正式に廃止されると思います。


 

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山麓えきにて入場券を購入して、いざロープウェイに乗車です。
さすがに遊園地らしく、きれいに飾り付けがされています。
なお、『京山ロープウェー』は遊園地内の施設扱いで、ロープウェイの乗車だけでも入場券を買う必要があります。


 

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山麓えきより山頂えきを望む。距離が短いので山頂えきを肉眼で確認できます。


 

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今回乗車した搬器『こうらく』号の車内です。昭和51年製造、定員15名です。
今回乗った時、乗客は私ひとりでしたが、女性乗務員が添乗して、いろいろと案内してくれました。


 

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搬器内から見た山麓えきの全容です。住宅地の中に申し訳なさそうに駅があります。また、駐車場が少ないのも入場者数が伸び悩んだ一因かもしれません。


 

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中間地点にて『うじょう』号とすれ違います。
岡山市街が見渡せるようになってきました。


 

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山頂えきに着きました。搬器はスカイガーデン開園に伴い外装のリニューアルが行われました。


 

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山頂えきへの入口です。


 

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山頂には当然ながら遊園地があり、天気の良い土曜日だったので、たくさんの家族連れで賑わっていました。


 

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また、山頂の展望台からは岡山市街を一望できます。


 

【あとがき】  
2009年1月現在、まだ施設は残っているので駅や施設の山麓側からの撮影は可能です。
しかし、ロープウェイは動いていないので乗車は不可能です。


 

参考:KSB瀬戸内海放送・KSBニュース、Wikipedia、CABLEMAN(索道を扱っているサイト)。
  鉄道データファイル