全国高校野球部員(軟式・硬式)の減少数

前年比(カッコは1年生部員の減少数)

 

・平成28年度 約2,000人減(約1,600人減)

・平成29年度 約6,000人減(約3,000人減)

・平成30年度 約9,000人減(約4,000人減)

 

これは高野連で発表している全国の高校

野球部員の統計から傾向を調べてみました。

 

ちなみに高野連加盟校もここ2~3年で

みると毎年20~30校減っていってるようです。

 

 

ここ2年で減少に拍車がかかってきている。

特に1年生、つまり高校で野球をやる子

が減ってきているんですね。。。

 

 

 

現在全国には約150,000人の高校

野球部員が存在するようですが、

このままいけば

 

10年後には100,000人を割り、

20年後には50,000人に

30年後には。。。

 

ここまでになると恐らく日本の風物詩

といわれる春夏の甲子園も何らか

形を変えての小規模開催。

 

人気スポーツではなくなるので、

スポンサーもつかず、

もちろんTV中継もない。

 

ここまでになると、それまで高校野球、

甲子園で商売していた方々の仕事も

減るか、またはなくなる。

 

いや、それは野球関連で商売にして

いる方たち全てですね。

 

 

 

ましてや野球人口が減るということは、

当然プロ野球の衰退も意味するわけで、

日本の経済を揺るがすことになるのは

自明の理なわけです。

 

 

 

そして何より、私も含め野球が好きな

人たち、またそれを希望に、これから

も人生を歩んでいこうとしている人たち

から野球を奪ってしまうことが

本当に耐えられない。。。

 

自分も小学校から野球を始め、

今の今まで野球と関わってきました。

 

おかげで楽しい人生を今まで過ごせてきた。

いろんな方との出会いがあり、

またたくさんの経験を通して、

人間的にも成長させていただいた。

 

自分にとっても、野球は恩人です。

 

 

 

だからこそ、野球の火を消したくない。

そして、野球に恩返しをしたい。

微力ながらも自分のできることをやろう!

そう今は強く感じています。

 

また昔のように、公園で子供たちが、

あるいは親子がキャッチボールをして

遊んでいる。

 

そんな光景をあちこちで見られるような

世の中になることが自分の願いです。

 

みなさん、たいへんご無沙汰しています。

ブログネーム「シュガー」あらため、さとうひろゆき(本名)です。

このたび、6年ぶりにブログ再開します!

 

いやぁ、本当に久しぶり~

 

 

当時は少年野球コーチとして、野球少年たちと真剣に、

そして熱く向き合っていました。

 

 

そして今回ブログを復活させるきっかけとなったこちらの記事

【野球人口減少】30年後には高校球児が極少で甲子園大会も危うい!?

 

これって由々しき問題ではありませんか!?

 

 

 

野球がなくなるかも。。。!?

 

今野球をやっている子たち、あるいはこれから野球をやろうと

している子たちの道を閉ざしてしまう。。。。。

 

 

そこで、野球に関しての熱さはだれにも負けないシュガーこと

私さとうが野球競技人口復活のために微力ながら貢献したい。

 

野球が大好きな子たちへの希望の道を整備してあげよう。

 

そんな熱い気持ちが、ブログ再開のきっかけとなりました。

 

 

野球の危機。。。

 

黙っておれるか!

 

 

ということで、ブログ名も

「野球競技人口復活に情熱を燃やすオヤジのブログ」

として、新たに再出発(^^)

 

 

これからまたよろしくお願いします(^O^)

約1年半ぶりの更新ですにひひ

息子、「龍生その後2」として近況をアップ
させていただきます。

1年半前は、中学入学したばかりで、硬式を
触って間もない時期でした。

その龍生は、今や2年生。

チームのキャプテン、エースとして奮闘中ですニコニコ


その龍生が、このたび東北選抜に選出され、
年末年始に台湾に行くことになりましたビックリマーク







(写真中央が息子です)



しかしこれもチームが秋の新人戦東北大会で
ベスト8に進出できたからなんです。

ベスト8以上のチームから選出されるのですが、
幸運なことに今回選んでいただいたのですニコニコ

だから決して自分の力だけではないのです。

ここまでくるのには、いろいろな方の支えや
協力があってのこと。

ましてや、ベスト8はチームの仲間みんなで
勝ち取ったものですキラyellow

それらを十分に踏まえて、台湾では思う存分
野球をしてきて欲しいと思っています。



そんな息子、龍生も今では

「将来は野球の指導者になりたい」

しかも、少年野球の指導者に・・・というのです。

親の背中を見てきてくれたのかな~という思いが
して、すごくうれしいですねうれしい



少年野球のコーチをやめてから2年。

またいつの日か、子どもたちの野球に携わるという
夢を捨てていない自分です。

息子と一緒に子どもたちを指導できたら・・・。

そんなことも考える今日この頃であります寂笑


では、またいつの日かサヨナラ
みなさんご無沙汰しています寂笑

このブログは既に

「更新は終了」

宣言していましたが、息子龍生の
その後をと思い、番外編として書い
てみたいと思いました。



ブログに登場させたときは小5だった
龍生も今年中学に入学。

身長も160cmを超えました。

そして中学の野球部ではなく、シニア
に入団。

親としては野球するならどこでも同じ
という思いでしたが、

「より高いレベルでやりたい」

と今年、年明けから硬式ボールを追い
かけています野球ボール


親としてはとにかく怪我なく楽しく野球
を続けて欲しい。


昔みたいに息子には「甲子園」だの
「プロ」だの言わなくなりました。


それは少年野球のコーチを通して、
子どもたちと接する中で、野球以上に
もっと大切なことがあることに気づか
されたからです。




最近体罰問題が表面化し、指導者
の指導のあり方が改めて見直され
ていますね。


全ては指導者の勝利至上主義が
もたらしたもの。


そこには「教育・しつけ」だという言い
訳がついて回っています。




誰のためスポーツなのか。


スポーツの目的はなんなのか。


指導(者)とはどうあるべきか。


・・・・

深く考えさせられる問題が表面化した
ことで、今後の競技環境が少しでも
改善されていけばよいと思います。



以上、番外編でしたヤァ
こんばんは!

12月に入り岩手も寒さが増してきた
今日この頃です。

岩手の野球シーズンも終わり、先月
で自分のコーチとしての人生も幕を
閉じました。



先月の最後の大会は、子どもたち、
特に6年生たちは小学校の集大成
のような力を発揮し、見事優勝カップ

有終の美を飾ったのです。



その結果以上に嬉しかったこと。

それはその1週間前に行われた納会
時に渡された6年生の子どもたちから
のメッセージがかかれた色紙。

そこにはこんなことが書かれていました。



「野球以外の生活態度を教えてくれた」

「野球の楽しさを分かりやすく教えてくれた」

「野球ができることは当たり前ではない
ことを教えてくれた」

「人間性など野球以外の礼儀を教えてくれた」

・・・・・



自分がこのブログを始めてから1年と2ヶ月。

その間、子どもたちの野球に携わる大人
たちに向けて

「子どもにとっての野球とは」

をテーマに、少年指導のあり方について
訴えてきたつもりです。

大人のエゴやどうでもよい価値観によって
子どもの野球を奪うことの理不尽さをこの
世から排除したい。

そういう想いでいっぱいでした。



そしてコーチとしての自分の役割。

それは、子どもたちに野球の楽しさ・素晴
らしさを伝えること。

野球が上手くなる、試合に勝利する以前
に大切なことがあることを伝えること。

この2点であることを常に意識して子ども
たちと接してきました。



子どもたちにはたくさんのことを教えられ
ました。

そしておかげで自身も人間的に大きく成長
できた。

そんな気がします。

また、先述の子どもたちからのメッセージ
から、少しは自分の想いを子どもたちに
伝えることができたことを感じ、本当に嬉
しく思っています。



子どもたちには是非これからも、何らかの
形で野球を続け、人間的に成長していって
ほしい。

そして、自分のように野球の素晴らしさを
次世代に伝えていってほしい。

それが切なる願いです。



また、改めて思うこと。

自身の夢。

それは、やはり将来も子どもたちの野球に
携わっていきたいこと。

NPO法人を設立し、子どもたちが気軽に
野球を楽しめるような環境を作りたい。

一人でも気軽にできる壁当て場を作る。

全天候型の壁当て場を作り、そこで壁当て
大会なども開く。

壁当ての気軽さ、楽しさ、守備上達には
うってつけであることをもっと広めたい。

そして、おじいちゃんになっても子どもたち
と一緒に楽しく野球をしていたい。

それが夢なのです。



自分も野球がきっかけで多くの経験をし、
多くの人や子どもたちと出会いました。

人間的に成長するきっかけをもらいました。

だから野球というスポーツに恩返しをしたい
という思いでいっぱいです。

是非この夢を実現したい。

いや、必ずや実現します!



今までつたない稚拙な文章でありながら、
このブログを読んでいただきありがとう
ございました。

自分の伝えたいことが少しでもこのブログ
を読んでいただいている方に伝われば
本望だと思っています。

そして子どもたちの野球環境改善に少し
でも役立てばと思っています。



今回でこのブログの更新を最後と致します。

ただ、自分の子どもたちの野球への情熱
は変わることは決してありません。

いつかまた夢への実現が現実みを帯びて
きた時点で、違う形でブログを再開する
かもしれません。

そのときは暖かく迎え入れて頂ければ
幸いです。



1年ちょっとという短い間でしたが、みな
さんのコメントやぺタ、アクセス数などに
励まされてきました。

本当にありがとうございましたakn

またいつかお会いしましょう。

それではまたバイバイ


 野球ボール一生涯野球少年の味方野球ボール
  シュガー砂糖

みなさん、こんばんは寂笑

いよいよ岩手にも冬が到来寒

先日は一旦雪が積もるほど降り
まして、本当に寒さも本番という
感じになってきました。

周囲では体調崩している人が多い
ですが、みなさんは大丈夫でしょうか。



先日今シーズン最後の大会に参加
するべく、宮城県の柴田町というとこ
ろへ行ってきました。

これは宮城県内はもとより、福島など
からその地区では強豪と言われるチ
ームが一堂に会する大会です。

我がチームも岩手県からただ1チーム
として参加。

監督の計らいで、今まで特別な実績を
上げていない我がチームの今回の初
参加が実現したというわけです。

リーグ戦形式で2日間に渡り1日2試合
計4試合を行い優勝を争います。



6年生は最後。

そして6年生の息子をもつ自分も、コーチ
としてユニフォームを着るのもこれで最後。

いよいよ本当に最後。

子どもたちも大人たちも有終の美を飾りた
いという思いで臨んだ大会。

しかし、一方では周りは強豪揃いのため
一勝もできないかもというようなこともささ
やかれていました。



そしていざ始まった試合。

先制し、ピッチャーがしっかり抑えるという
まさに強豪チームのような試合運びをする
子どもたち。

今までは逆に先制され、劣勢のままの試合
展開が多く、エラーや四死球からピッチャー
も崩れ、多くの失点を与えるのがうちの傾向
でした。

しかしこの大会に限っては、いつもやられて
いることをうちがやっている状態でした。

結果は
1日目 初戦4-0
〃   2戦目8-0
2日目 初戦2-0
〃   2戦目2-1

4試合で失点はわずかに1点、被安打が2本。

ノーヒットに抑えた試合は2試合ありました。

特に最後の試合はその中でも特に強いチーム
でしたが、うちの3人の投手を継投し、1点は取
られたものの見事にノーヒットに抑えましたきゃぁ~

チーム打率は2割5分でしたが、全試合先制点
を奪い、チャンスにはかさにかかった攻撃を見せ、
相手に主導権を渡さない

 

みなさん、こんばんは寂笑

1.5ヶ月ぶりのご無沙汰です。



みなさんの地域の寒さはいかが
でしょうか?

岩手も昨日初雪が降りました雪だるま

まだ積もりはしませんが、まさに冬本番
という感じです寒



いよいよシーズンオフ。

というところなのですが、今年は異例で、
来週宮城県の大会に参加するため、
まだ試合はあるのです。

一昨日恒例の納会、懇親会ビールを行った
のですが、その後にも試合があるという
のは異例中の異例です。



ところでこの納会は兼6年生の卒団式
でもあるわけです。

そして毎年6年生の子たちから親へ心
のこもった色紙が贈られます色紙(手形)



6年生から親へ一言言ってから渡す
という儀式があるのですが、感極まっ
て泣く6年生たち涙

なかなか言葉が出てきません。

はたからみれば感動的な場面ですきらきら

しかし・・・。

こんなときでも、待てない親たちがいる
ものです。



「早く言え

「そんなんだから、ダメなんだ

・・・

こんな時に周囲から野次を飛ばすのです。

自分も思わず言った親に

「待ってあげましょうよ

と押し殺すように言いましたえへへ…



半分冗談、半分冷やかしなのかも
知れません。

でも、場の空気と状況は考えて欲しい
ものです。

かつ、言葉は選んで欲しいものです。

大人なんだから・・・。



子どもたちは何もサボっているわけ
でもなく、ふざけているわけでもあり
ません。

子どもたちは子どもたちなりに一生
懸命言葉を発しようとしていました。

でも大人たちそんな子ども気持ちを
察することができず、イライライライラ

早く言わなければならない理由など
ありません。

周囲はそっと見守ってあげればよい
だけです。



以前も待てない大人たちについての
記事を書いたことがありました。

待てる指導者でありたい(2012年4月3日)

あせるな、危険!(2012年5月22日)



子どもの世界を無視することの危険性。

子どもの世界は大人の世界を小さくした
ものであるとの勘違い。

大人の基準が子どもにも当てはまると
いう大きな誤解。

もう少し大人は

「子どもとは何たるか」

を考えるべきだと思います。

そんなことで伸びようとしている芽を
摘んでしまうのはホントもったいない
ことです泣



いよいよ自分のコーチ人生もあと1週間。

ピリオドを打つときがやってきました。

このコーチ人生の終焉と共にこのブログ
の更新も完全休止します。

来週の大会終了後、このブログの最終
記事を書きたいと思っています。



今まで読んでくださったブロガーさん。

そしてコメントくださったブロガーさん。

みなさんに感謝していますありがと

それではまた月末までサヨナラ

1ヶ月以上ぶりのご無沙汰ですえへへ…

岩手もだいぶ涼しくなってきて、
朝晩と日中の寒暖差が大きい
今日この頃。

周囲にも体調を崩している人が
多く見られます風邪ひき

みなさんの地域ではいかがでしょうか。



先月より転職して今は土曜日も仕事。

子どもたちと野球する機会も減りました。

そして我がコーチ人生もあと2ヶ月
足らず。

寂しさを感じずにはいられない昨今です涙



今は新しい仕事も忙しく、また夢へ
向かっての準備や勉強など、野球
や仕事以外のプライベートも多忙
を極める毎日。

また、もうすぐ少年野球に別れを
告げる現実と向き合いながら過ご
す毎日です。

というわけで、この野球ブログを書く
にも随分と間隔が開きがちになって
しまいました。

よってコーチの任務を終える11月
いっぱいで、このブログの更新を
完全に休止する方向で考えています。



途中ブランクがありましたが、約1年
間、子どもたちにとっての指導のあり
方について訴えてきました。

他のブロガーさんからたくさんの共感
コメントをいただき、またたくさん勉強
させていただきました。



また、子どもたちの指導のあり方に
ついての本を書きたいと出版社に
企画を送り、執筆も続けてきました。

しかし転職の時期と重なり中途半端
になり、筆(キー)が止まってしまって
います。

みなさんからたくさんの情報いただい
たにもかかわらず申し訳ないと思って
います。

でもいつか本を出したい・・・。



また、以前もブログで書いたように
自分の夢は子どもたちが安心して
野球ができる場を作ること。

全天候型の壁当て施設を作り、子
どもに野球を教えたり、壁当て大会
などのイベントを開催したりすること。

やっぱり子どもたちの野球に何らか
の形で関わりたいというのが自分の
夢なのです。

これらは夢であると同時に、自身の
挑戦でもあります。



自分は子どもたちに多くのことを教え
られました。

少年野球のコーチ経験そのものが自己
の成長につながっていると感じています。

今があるのは、そのおかげです。

だから恩返しをしたいし、まだまだ成長
したいと思っています。

その夢のためには今の仕事を成功させ
たいし、あるいは副業などの個人的な事
業により資金を蓄えたい。

今の仕事へのモチベーションを高める
大いなる原動力です。



野球でも仕事でも何でもそうですが、
安きについては上達も成長もありません。

大人は子どもには厳しいですが、自分
自身には甘い傾向にあります。

それで子どもたちがついてくるでしょうか。



主審やれって・・・

いや、それはちょっとできない。
(やりたくない)


スコア・・・

いや、よくわからないから。
(勉強したくない)



未知や未経験のことに尻込みしてや
しませんか

大人も不得意だろうが、知らなかろうが
挑戦すべき。

そういう姿勢を子どもに示すべきです。



辛いこと、苦しいこと、面倒なこと。

そこから逃げずにチャレンジする姿
こそ、子どもへの最良の教育になる
ような気がします。

それが自身の成長にもつながるのです。

まさに「率先垂範」こそが、第三者への
気づきを与え、かつ自己の成長をも促す
というわけです。

手本を示すことは時には厳しいことでも
ありますが、特に大人は積極的にやる
べきだと思います。



誰でもそれまでの自身のスタイルや
考えを変えたくないもの。

その方が楽だからです。

そういった自分の心地よい地のことを

「コンフォートゾーン」

というそうです。

人間誰でも楽な方を選んでしまいます。

しかし、子どもを導く大人がそれでよい
でしょうか



子どもと共に成長する。

こんな素敵でやりがいのある仕事は
あるでしょうか。

指導者はそのことを常に噛み締め、
自己を高めるべく、常に挑戦する
姿勢でありたいものです。

みんなさん、こんばんは。

ご無沙汰しています。



9月に入りましたが、まだまだ
暑いですね暑い

岩手も未だに軒並み30℃を超える
真夏日が続いています^-^;

例年だと、とっくに涼しくなっている
時期ですが、今年は異常です。



さて、今日のテーマ

「PATROL」

です。

これは、ある本に書いてあったの
ですが、コーチングの基本とでも
言うべきことの英頭文字を並べた
もののようです。

ここにご紹介します。



つまりは

Process「経過重視」

Acknowledgment「承認」

Together「ともに」

Respect「尊敬、尊重」

Observation「観察」

Listening「よく聴く」

ということだそうです。





Process「経過重視」

どんな結果であっても、それまでに至る
何かしらの努力や頑張りがあったはず
です。

良くも悪くも、結果だけにフォーカスする
のではなくて、その経過について考える
ことで、次のプレーに生かせることが
見つかると思います。



Acknowledgment「承認」

その選手の考えを尊重し、認めてあげる。

そうすることで、大きな励みと自信が生ま
れ、パフォーマンスも上がる可能性があり
ます。



Together「ともに」

指導者自身が楽しむことが必要だと思います。

そうでなければ、選手たちだって楽しいはず
がないでしょう。

要するに雰囲気、環境です。



選手たちと一緒になって楽しむ、あるいは
考えて良い方向へと導くお手伝いをする。

それこそが、指導者の本来の姿だと思います。

「元気出せ~」、「声出せ~」などと強制
せずとも、指導者の姿勢次第で自然に
出てくるはずです。



Respect「尊敬、尊重」

選手にはそれぞれ個性が存在します。

それを尊重して上げずして、高いパフォー
マンスなど期待できるわけがありません。

できる子もいればできない子もいる。

でも、それがその子の個性です。



Observation「観察」

体調がどうか、精神的な落ち込みはないか。

それは指導者がよく観ることでしか分から
ないと思います。

また、「観てくれている」ことで選手自身も
安心し、プレーも安定してくると思います。



Listening「よく聴く」

「傾聴」です。

一方的に話して、選手たちの話に耳を
傾けることができない指導者が多いよう
に思います。

選手自身が自ら考え、気づくようにもって
いくためには、選手に話す機会を多く与え
ることが必要だと思います。

一方的に与えられたものから得るものは
少ないような気がします。



自分もこの「PATROL」から、ハッとさせ
られることが多々あります。

指導者はあくまでもフォロワーです。

主役ではありません。

だから、いかに選手たちがやりやすい、
あるいは伸びていくような「環境」を提
供できるかが指導者の腕の見せ所だ
と思います。


選手自身が自発的に取り組み、自ら
工夫し、各々の個性を発揮できるよ
うな環境を選手たちと一緒になって
作っていく。

「PATROL」は、そういった指導者の
役割・使命を凝縮した言葉であるよ
うな気がします。
みなさん、おはようございます笑・


夏の甲子園もいよいよ開幕しましたねあはは

気候も暑いですが、球児の戦いも熱い

第94回大会はどんなドラマが見られる
か楽しみです笑1



野球のプレーだけでなく、周囲の応援
も熱いですね。

とりわけ父兄などの関係者の応援や
協力っていうのは、今ではなくては
ならないもの。

でも、我々が子どもの頃ってあまり親
が関わっていたという記憶がありません。

それだけに、父兄の過剰なまでの声援
や異常なまでの世話焼き(おせっかい)
などは興ざめするものがあります。



ましてや、指導者に口出ししたり、自分
の子どものことで意見や懇願など正直
ありえないことです。

でも、それが現実です。

現に近くでも、それで指導者が交代した
り(させられたり)、内部分裂が起こって
いるチームがあるという噂を耳にします。

いったい誰のための野球なのでしょうか



それもこれも親の過剰なまでの子ども
への期待、あるいは思惑が裏にある。

そこに原因の一つがあるのではないか
と思うのです。



分かります。

自分の子どもが成功してほしい。

そういう気持ちは親ならだれでも持って
いるのは当然であることは。

自分も人の子の親ですから。

しかし、それが過剰であればあるほど、
子どもへの精神的な負担も大きくなる
ことに気づくべきだと思うのです。



幼い心がそれに押しつぶされている
のです。

そして持っている才能を開花すること
なく、競技人生を終えてしまう子さえ
いるということを知るべきです。




親があれこれと干渉することや、過度
に期待することを、子どもは本当に望
んでいるでしょうか

果たして、それが本当に子どものため
になるでしょうか

子どもはそんな環境で自立した人間
として成長できるでしょうか



親が期待をかければかけるほど、強く
関わろうとすればするほど、子どもは
その期待に応えようとします。

そして、その期待を裏切るようなことを
してしまった場合、恐らく自分を責める
でしょう。

自信をも失ってしまうかもしれません。




親は決して悪気はない。

むしろ子どものためを思ってやって
いることは至極当然のこと。

何も子どもを追い詰めようとしている
わけではないのに、結果的に追い
詰めてしまっていることの方が多く
ないでしょうか

それが原因で、大好きなことに対し
てもやる気を失ったり、挫折したり、
非行に走ったってしまったり・・・。

こうなると親子間の考えのギャップ
が生み出した悲劇とでも言えるでしょう。



でも、だいだいの親は気づいていない。

「うちの子に限って・・・」

「うちの子は才能がある・・・」

「うちの子はやればできる・・・」

「ただ、頑張りが足りないだけ・・・」

それって、本当でしょうか



やってできること、やってできない
ことがあると思います。

何でも

「とにかく頑張れ 頑張れ

「やればできる、できないことなんてない

なんていうことはありえないと
思うのです。

そこは親(指導者も)がしっかりと、
子どもの力を見極め判断すること
が必要ではないかと思います。



大人は、とかく子どもが失敗しない
ように失敗しないようにと、先回り
しがちです。

そして、あれこれ手をかける。

言い過ぎる。

大人の威厳を保ちたいのか分かり
ませんが、そういうケースが多く見ら
れます。



自分のチームの親でも、そういう方
がいます。

試合中でも自分の息子がミスをして
落ち込んでいるところに、叱咤が飛
ばします。

もちろん自分の子どものためを思
ってやっているつもりなんでしょうが。



そういう親を持つ子は往々にして、

自信なさげ(下を向いている)

ミスが多い

素直でない(アドバイスを聞き入れる
ことができない→伸びない)

という傾向にあるような気がします。

やはり家庭環境というのは大きい
と改めて感じます。



失敗を回避させるように先回りする
のではなく、その失敗をプラスに
転換させるようにもっていくのが
大人の役目だと思います。

失敗=財産

ならば、大いに失敗を認め、そこから
這い上がる子どもたちを陰で支える
のが大人の本来の姿勢のような気が
してなりません。



「エラーしてしまった」

「三振してしまった」

「レギュラーになれなかった」

「ベンチ入できなかった」

「負けてしまった」

それがなんなのでしょうか

そんなの小さなことではありませんか

とるに足らないことではありませんか



そんなことより、子どもたちの頑張り
を素直に認めてあげること。

「頑張れ 頑張れ」

「まだ足りない まだ足りない」

ではなく、

「頑張ったね」

「よくやったね」

「すごいよ」

そうすることで、子どもも自分なりに
やっている

「もう一人の自分」

を認めるようになることでしょう。



大人には大人の世界があるように
子どもには子どもの世界があります。

いくら大人といえども、そこにずけず
けと入り込む権利などありません。

そこを勘違いしないでほしいのです。



親の期待。

そんなもの今すぐ捨ててください。

そして、必要以上に手をかけることを
控えてください。



子どもは一時的に困るでしょう。

悩むでしょう。

でも、そのときが成長する大きな
チャンスなのです。

自ら考えることを始めたときが、
成長へのスタートラインに立った
と言えるでしょう。



そして、親があれこれ言わなくても、
他の人(指導者、あるいは仲間)
が手を差し伸べてくれるもの。

特に仲間同士でそういう関係ができ
あがったときは、「最強の絆」が生ま
れるような気がします。

その方が、親がどうこうと関わるより
も、子どもはスムーズに成長できるの
ではないかと思うのです。



「親だから」

子どもの教育や成長はに対して、そう
いう使命感は当たり前のように、だれ
でも持っているもの。

でも、親だって人間。

親だけでできることって限られている
はずです。



むしろ親も頑張り過ぎず、

「大丈夫 大丈夫」

「ここで、キミのこと見ているから・・・」

「何があってもどってことないよ」

そういう姿勢を貫くことができれば、
へんなこだわりもストレスも感じなく
なります。

そして、心の底から一緒に子どもと
楽しむことができるのではないかと
思います。



その方が子どもも心地よいはず。

そして、順調に伸びていくことでしょう。

要するに、親にとっても子どもにとって
WIN‐WINの関係になるということなの
です。



もう一度言います。

「子どもへの期待は捨ててください

その方が、絶対楽しいですから笑顔