ガラスを割れ ~名もなき未来~1  | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

ガラスを割れ ―名もなき未来―

 

 

過去のエピソードは下記からどうぞ

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ガラスを割れ

 

ガラスを割れ ―氷を揺らす人―

 

ガラスを割れ ー風になりたい夜-

 

ガラスを割れ―ラビリンス― 

 

ガラスを割れ―Reunion-

 

サヨナラの眼差し―Kissで女は薔薇になる―

サヨナラの眼差し~表裏一体~

ガラスを割れ―木枯らしに抱かれて―

 

ガラスを割れ ー非情の決断― 

 

ガラスを割れ ―100年後の空にはなにが見えるんだろう―

 

ガラスを割れ―宿命―

 

ガラスを割れ ―In the moonlight―

 

ガラスを割れ ―相棒―

 

ガラスを割れ ―覚悟―

 

ガラスを割れ ―再会―

 

ガラスを割れ ークリスマスイブー

 

ガラスを割れ‐anniversary‐

 

ガラスを割れ -涙、ひとひら-

 

ガラスを割れ ―冷酷―

ガラスを割れ ―世直し―

ガラスを割れ ―コスモスは死の香り

ガラスを割れ ーcompletionー

ガラスを割れー悪人退治ー

ガラスを割れ -血の香り-

 

ガラスを割れ ―本能― 

 

ガラスを割れ ~死神と悪魔~

世間は10月になり

夜は少し肌寒く感じる季節になった

 

友梨奈はクラブで知り合った女性と

ラブホテルに行き情事を済ませ腕を組んで

外に出て来た。

 

「じゃあ、ここで。またクラブで会ったら

遊ぼうよ。」

 

友梨奈と関係をもった女性は去って行った。

 

友梨奈は近くにある自動販売機で

ホットコーヒーを購入して

空を見上げながら飲みだした。

 

そして、何気に辺りを見渡すと

友梨奈は見覚えのある

女性の後姿を発見する。

 

その女性はホテルから男性と

腕を組んで出てきたようだ。

 

友梨奈はその女性の後を追う。

 

3分ぐらい歩き

女性は男性を

地下鉄に続く階段まで送り

振り返り移動しようとした

 

するとそこには友梨奈がいた。

 

「友梨奈…」

 

「理佐、なんでこんな仕事してるの?」

 

そう、渡邊理佐と2度目の再会であった。