マンゴヤンパインみたいで可愛いでしょ

ですひらめき飛び出すハート






24話 母親に同情していたことに気づく





で。
母親と再対決に準備を始めますが。






非ダイヤの時の皆さんの
一番の悩みってなんだったか覚えてますか?




非ダイヤのあなたにとって
1番怖いことってなんですか?
なんでしたか?



思い出してみてください。



























私が非ダイヤの時に1番怖かったことは








このまま本音が言えない人間になったらどうしよう








でした。





自分の本音も分からない、
大切な人にも本音が言えない、
そんな人間になるのが怖かったんですね。






だから、ダイヤモンド思い出したかった。





もう自分に嘘はつかない。
自分の気持ちに蓋をしない。
次に大切な人ができた時はちゃんと本音で話せるようになる。
本音で話せる人になる。




そう思って生きてきてたんですが。






ここで大きなことに気づくんですね。












まだお母さんに本音で話せてない。









全部話してきたつもりだったけど。




まだ話せていないことがある。






また原点に戻ってきたんですね。






まだ自分に嘘をついている。












お母さんが嫌いな理由。
家族が嫌いな理由。
今までの不満





これらを本音で伝えるなんて
怖くてできなかったんですよね。







お母さんのことを
可哀想な人だ、弱い人だ
私が勝手に決めつけて、勝手に同情して。
お母さんに遠慮して言えないでいた本音が
まだあったんです。







伝えてしまったら、
お母さんが傷つくと思ったから。





伝えてしまったら、
今まで一生懸命育ててくれたお母さんを
傷つけることになるから。





本当のことを全部言ってしまうと。
お母さんが可哀想で仕方ない。
傷ついてショックで立ち直れないかも。





今まで頑張ってきてくれてたお母さんに。
お母さんが嫌いな理由なんて。
とてもじゃないけど言えない。






だから、
今までの不満やお母さんへの不満を
なかったことにしていたんです。



私ですらお母さんの味方じゃなくなったら
誰がお母さんの味方になるの
って。







ずっと不機嫌で不安そうで
何かあるとすぐ動揺して
いつも心配ばっかりで。
友達も少なくて。
愚痴ばかりで。
いい子にしてなさいってずっと世間体ばかり気にしていて
ことあるごとに口出しばかりしてきて
否定的なことばっかり言ってきて。
世界は冷たい前提で。
お父さんにも娘二人にも当たられてばかりで。
弱そうなお母さんが嫌いです。
お母さんの自信無さげな丸い背中が嫌いで嫌いで。
世の中の不安をなすりつけてくるお母さんが嫌いで。
弱いお母さんが大嫌い








こんなこと。
今まで色んなこと我慢して一生懸命育ててくれたお母さんに言えないでしょう。
言いたくないでしょう。
誰だってお母さんと仲良しでいたいし。
親孝行したいんです。





雑魚母、激弱母を持った人の試練ですね。
いい人なんです。
優しい母親なんです。
愛してくれてたことは分かってるんです。
愛し方が下手くそだったことも分かってる。
悪い人じゃない。
むしろお母さんは可哀想な人で。
お母さんのこと好きなんです。
お母さんの味方でいたい。
お母さんに対して感じている不満もできれば
なかったことにしたいんですね。




今まで通りまた
私が頑張ったらいいんだって。










そうやって、これらの感情を
見ないようにしてたんよね。



ずっと不機嫌で不安そうで
何かあるとすぐ動揺して
いつも心配ばっかりで。
友達も少なくて。
愚痴ばかりで。
いい子にしてなさいってずっと世間体ばかり気にしていて
ことあるごとに口出しばかりしてきて
否定的なことばっかり言ってきて。
世界は冷たい前提で。
お父さんにも娘二人にも当たられてばかりで。
弱そうなお母さんが嫌いです。
お母さんの自信無さげな丸い背中が嫌いで嫌いで。
世の中の不安をなすりつけてくるお母さんが嫌いで。
弱いお母さんが大嫌い





これらの感情をなかったことに
してきたんよね。










でもこれもあなたの本音なんです。
良し悪しもありません。
あなたが感じたことが全てです。








弱いお母さんが嫌い。
そんなお母さんから生まれた私も大嫌い




これが本音です。
それでいいんです。







これが出て来たときは
どうしようかと思ったよ。笑


まだこんな爆弾隠し持ってたかと。





あれだけ本音で喋れる人間になりたいと思っていたのに。





まだこんな本音を隠し持ってたのかと。
人はこうも簡単に嘘をつけるのかと。





もちろん、嘘をついてる自覚なんて全くないよ。
なんの悪気もなくまだ自分に嘘をついてた。





お母さんを弱い者扱いしていること。
それによってお母さんに遠慮して同情して
本音を言えないでいること。



私の問題はここやと思って。
これにもう終止符を打ちたかったから
やっぱり直接話そうと決めたんよね。
弱いお母さんは潰しても潰れないを体感する必要があるって
思ったんよね。






長くなってしまいました。
今日はここまで