【ぬるいよね。
嫉妬と寝不足
性格まがる】by手が足りない
集団予防接種で見かけた何気ない夫婦の会話に
やさぐれる3つ子母。
心の叫びは、すさんでいた。
三つ子事件簿
・
「ねえ、だっこしててよ。哺乳瓶取るから。」
私の目の前にいる夫婦の会話
夫婦で
予防接種に来ているようだ・・。
集団予防接種会場
「ポリオ」
待合室で、
3つ子の一人をだっこして
ゆらゆらしながら、
周りを見渡す。
母親学級での、お知りあいが集合し、
嬉しそうにお話をしている。
お隣どうしに座ったママ達が
「何か月なんですか?」
「夜は何時間続けて寝てます?」
なんて話しかけて、お友達になっている。
ここは、
ママ達の社交場だ。
公園デビューならぬ、
予防接種ママデビュー
いいなー。
こんな感じで、お友達出来るんだ
しかーし
私に話しかけてくれる人はいない。
だって、三つ子なんだもん。
母と私とヘルパーさんが
3人を1人づつ抱っこして
イスに座っている。
絶対、声かけられない雰囲気だもん
ここに来るだけで、必死なんだもん
でも
20年後に知る。
そんな時でも私を見てくれていた人がいたことを!
感謝
・
そんなことを知らない
20年前のポリオの日に戻る。
予防接種②-3つ子編ー
集団接種。
車で5分の地域センター。
歩きでベビーカーをは長すぎる距離だ。
さて、どうするか?
<案1>
私が二人。おんぶにだっこ。
母が一人だっこ。
<案2>
ヘルパーさんを頼む
大人3人でだっこ。
<案3>
3つ子が歩けるようになるまで延期。
<案3>の採用を真剣に考える。
こんな寝不足状態で
大変な思いして、連れていくの?
いいじゃん。
もう少し大きくなってからでも・・。
甘ちゃん母ちゃんが、むくむくと登場
けれど、
ここは、頑張る。
<案2>を採用。
NPO法人
「大田しあわせ」の佐々木さんに来てもらう。
3人だっこで、タクシーに乗り込む。
リュックの中に
3人分の書類と、おむつと、
着替えと、哺乳瓶をセット。
いざ出陣
泣き出す前に終わってくれー。
受付にたくさんのママ達が並んでいる。
お願いだから、
早く終わらせて。
受付終了し、
イスに座って順番を待つ。
ようやく周りの景色が見える。
そこで、夫婦の景色
いいなー。
大人2人で赤ちゃん1人。
「ねえ、だっこしててよ。
哺乳瓶取るから」
と、ママがパパに赤ちゃんを手渡し、
ちょっと機嫌悪そうに、哺乳瓶を探している。
なんで?怒ってんの?
手が余ってるじゃん。
なんなの?
3つ子だったら、
ほにゅう瓶は、
片手で抱っこしながら探すもんだ!
どうしても、探せなかったら、
赤ちゃん、
床の上に置いちゃったりするもんだ!
ぬるいぞ!
と、まったく共感されない心の叫び。
やさぐれる
寝不足が続くと、心まで汚れちゃうな。
穏やかに生きたいが、
なかなか、そうもいかない。
・
20年経てば、
・
「痛いよねー。こんな感じ?」
と、
予防接種の予行練習をする
痛がりの3つ子を、笑い飛ばせる。
つづく
前回の事件簿はこちら→誕生祝い品をもらわなかったワケ
頑張るお母さんたちに「考えすぎなくていいんだよ。」と、
3つ子男子子育て、24年間の経験をお伝えしてます。
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