【ズルしても
こそこそしても
シャワー浴びたい】by三つ子妊婦
絶対安静を強いられる
三つ子妊娠初期
シャワーもダメなの？
たくらむ
三つ子事件簿
・
みつご妊婦は入院中、
管理・制限されるものは、食事だけでなく、
まだ、いくつもある。
入浴
看護師さんから
「お風呂は禁止です。島谷さん」
愕然とした
「入浴は、おなかが張って、
早産のリスクが高まるからね」
洗髪か、
体拭き、
どちらか選んでもらいます。
毎朝確認しますね。」
と、看護師さんに言われて、
まじめに、選んでいたのは
３日のみ。
洗髪は美容院でも経験がある。
しかし、
体拭きは初体験だ。
看護師さんが、二人がかりで、
暖かいタオルで全身を拭いてくれる。
最後に
「カーテン閉めますから、小股をお願いしますね」
と一人になり、
ベッドの上で自分で拭くのである。
これが、シャワーの代わりか・・
看護師さんに
「さあ、さっぱりしましたね。」
と笑顔の看護師さんに言われても、
気持ちがいいわけがない。
シャワー浴びさせてくれーっ
と、またふくれっ面の私。
体、拭いてもその日は髪の毛べっとり。
毎日シャンプーしていたOL時代の習慣を
簡単に変えられるものではない
さて、どうするか。
看護師さんにばれないように毎日入浴する。
そして、
毎日髪を洗ってもらうことを選ぶ。
これが私のミッションになった。
このミッションを成功させるには、
幸いなことが３つあった。
１． お風呂場の場所
部屋を出れば目の前がお風呂場である。
そして、その入浴システムが、アナログ。
22年後の今の時代、
入浴システムはパソコン管理されているようだが、
（長男が19歳で鼻の手術をしたときに知った）
当時はちがった。
２． お風呂ドアのホワイトボードに
名前・部屋番号を記入するシステム
入浴が終わった人が、次の人を呼んでくる。というものである。
平日の昼間は割とお風呂はすいているのだ。
３． 長期入院者である私は知り合いが多い。
友人がお風呂に入る前に
「次、私入るから、声かけてくれる？
ホワイトボードに書くの、おなか重くてつらいの」
と言えばOK。
ホワイトボードに名前が書かれることなく、
「お風呂空きましたよ
」
と声をかけてくれ、無事お風呂に入れる。
優しい妊婦仲間に感謝
入浴ミッション完了
毎朝、
「今日も、洗髪をお願いします。」
と髪を洗ってもらい。
お昼過ぎに、いそいそと、お風呂場に入る。
入浴後、当然お腹は
かっちかち
ベッドに戻り横になると、脹れたおなかをさすりながら、
静かに深呼吸
三つ子たち、ごめんよ。苦しかったよね。
ママは、寝るからさ、静かにね。
母の
「入浴欲」
に振り回される三つ子たちであった。
つづく
前回の三つ子事件簿→盗まれた妊婦の大事なもの
頑張るお母さんたちに「考えすぎなくていいんだよ。」と、
3つ子男子子育て、24年間の経験をお伝えしてます。
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