日記「今日見た映画 2015」52『パプーシャの黒い瞳』 | やりすぎ限界映画入門

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■『パプーシャの黒い瞳』
☆☆☆☆★★[90]

2013年/ポーランド映画/131分
監督:ヨアンナ・コス=クラウゼ/クシシュトフ・クラウゼ
出演:ヨヴィタ・ブドニク/ズビグニェフ・ヴァレリシ/アントニ・パヴリツキ/アルトゥール・ステランコ/アンジェイ・ヴァルデン

■2015年 劇場公開作品 52本目

■第2稿 2021年 7月12日 版

「3年前」 “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」「鶏程度の脳みそ」で見たから「ポーランド」のことなど「完全無意識スルー」。

「今頃」、「反省」「懺悔」「償い」で「多少」調べた。そもそもポーランドのような西欧に何で移動型民族「ジプシー」がいるのか? 「ジプシーってユダヤ人か?」と、「超てきとう」に勝手なイメージを「捏造」しかけたが、「エジプト」「インド」からやってきたなど「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。

「1939年」、ポーランドは「ドイツ」「スロバキア」「ソ連」「リトアニア」の4国に分割占領され、「ナチス」がユダヤ人だけじゃなく「ジプシー」も虐殺したなど「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。さらに「1945年」、ポーランドはソ連占領下で「社会主義体制」「ポーランド人民共和国」となり、「カティンの森事件」が起きたなど「今頃」「初めて」「歴史の勉強」に「反省」「懺悔」「償い」。

実在の人物「ジプシー女性初めての詩人」「パプーシャ」の伝記映画。ジプシーの「記録を残さない文化」という「価値観」を初めて見て「おしっこ垂れ流し」。「ジプシー女性初めての詩人」など、「全世界」の歴史に名を残す「偉業」を成し遂げたはずが、最期ジプシー仲間から迫害を受けた「怖さ」。「読み書きさえ覚えなけりゃ 幸せだった」と「後悔」する「信念」「価値観」「倫理観」見て大きい方も漏らした。

「ヨアンナ・コス=クラウゼ監督」「クシシュトフ・クラウゼ監督」が、「伝記的作品ではありません」「私たちとは別の生き方をする社会が世界にはあるということを考えてほしかった」と言うように、「全世界」の歴史に名を残すことだけが「幸せ」じゃないと思い知るしかない。「掟」に従って生きる「信念」「価値観」「倫理観」見て「怖さ」にビビって漏らすしかなかった。

「掟」に逆らえず「父親みたいな年」の男から逃れられなかった「苦しみ」、「本当に好きな男」とは結ばれなかった「哀しみ」に心撃ち砕かれる「恋愛映画」だったと「ちゃんと」「見てなかった」こと、「反省」「懺悔」「償い」だった。

■初稿 2018年 6月22日


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画像 2018年 6月