日記「今日見た映画 2014」58『大脱出』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『大脱出』
☆☆☆☆★★[90]

2013年/アメリカ映画/116分
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルベスター・スタローン/アーノルド・シュワルツェネッガー/ジム・カヴィーゼル/カーティス・“50 Cent”・ジャクソン/ヴィニー・ジョーンズ/ヴィンセント・ドノフリオ/エイミー・ライアン/ファラン・タヒール/サム・ニール/マット・ジェラルド/カトリーナ・バルフ

■2014年 劇場公開作品 58本目

■第3稿 2020年 8月14日 版

『エクスペンダブルズ』で始まった「シルベスター・スタローン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」の共演が「本格的」な共演となった。「本格的」共演の「二人だけ」の映画は、「80年代」が青春だった人間にはおしっこを漏らす「衝撃」。まさかこんな時代がくるとは思わなかった。

「80年代」が青春だった人間にはおしっこを漏らす「衝撃」なはずなのに、「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」だったんじゃないかと「自覚」し、「不安」を「確認」せずにいられない心境に追い込まれた。何か「よほど辛いことがあった」(思い当たることはあるが)から、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度でしか見れてなかったことを「また」思い知らされた。

大体「シルベスター・スタローン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」の「共演」なら、「製作費」「出演料」だって「半端ではない」企画。絶対「つまんない映画」ではないはず。見直して、「反省」「懺悔」「償い」まで追い込まれた。

「ライバルスター」の共演は大昔から「超話題作」となるもの。「鶏」の「入門」時代、『ヒート』の「ロバート・デ・ニーロ」と「アル・パチーノ」の共演が「大騒ぎ」だった。「噂」では「ライバル」過ぎて、「実は最後まで別々で撮影して共演しなかった」と聞いたが、本当はちゃんと共演したらしい。

僕が印象に残る共演は『明日に向って撃て!』『スティング』の「ポール・ニューマン」「ロバート・レッドフォード」、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の「トム・クルーズ」「ブラッド・ピット」、『ハーフ・ア・チャンス』の「アラン・ドロン」「ジャン・ポール・ベルモント」、最近では『リベンジ・マッチ』の「シルベスター・スタローン」「ロバート・デ・ニーロ」の記憶が鮮明。

だが「刑務所脱獄」をして警備体制を調べる「セキュリティ会社」って本当にあるのか? まずその知識がないので、「本当にそう見える」と思えなかった。また船の刑務所、どこか場所も解からず、刑務所の設計図もセキュリティも解からずで、脱獄が「こんなうまく行かねぇだろ」としか思えなかった。

だがそんな「細かいこと」は「気にしちゃいけない」。「目の前」で、「シルベスター・スタローン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」が、「ずっと一緒に映ってる」から。

「かなり」、「反省」「懺悔」「償い」まで追い込まれた。「シルベスター・スタローン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」の「殴り合い」を、「初めて」見た。『リベンジ・マッチ』の「シルベスター・スタローン」と「ロバート・デ・ニーロ」のように、「シルベスター・スタローン」対「アーノルド・シュワルツェネッガー」の「殴り合い」は、『ランボー』対『コマンド―』、『ロッキー』対『ターミネーター』の「殴り合い」「そのもの」だった。

『大脱出』は、「80年代」の人間が「一番見たかったもの」「そのもの」だろう。……「痺れた」。数十年間の時を経て「実現」した「夢の競演」だった。「ちゃんと」見てなかったこと、「かなり」、「反省」「懺悔」「償い」しなければならなかった。「細かいこと」は、もう「気にしちゃいけない」。

「とにかく」、「シルベスター・スタローン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」がタッグを組んで脱獄に挑む。「2人主人公」で、「2人共」「悪い奴」の役はやらない。「シルベスター・スタローン」は「セキュリティ会社」の「天才」、「アーノルド・シュワルツェネッガー」は「国際犯罪組織」の「大ボス」、「もっと悪い奴」を「二人」がやっつける「ど派手」「アクション映画」だった。

「とにかく」、最期は「アーノルド・シュワルツェネッガー」の部下がヘリコプターで助けにきて、「ど派手」に「機関銃」を「ぶっ放す」。「アーノルド・シュワルツェネッガー」には「機関銃」が「よく似合う」と、思い知らされるしかなかった。「アーノルド・シュワルツェネッガー」の「援護」で、「シルベスター・スタローン」がヘリコプターの梯子に掴まり、最期は「大爆発」で「もっと悪い奴」をやっつける。「80年代」が青春だった人間は、「涙」が出て「痺れる」かもしれない。

また「もっともっと悪い奴」の「最期」が「かなり」「凄かった」。「やっつけ方」に「震撼」「驚愕」「絶句」。印象に残る「最期」だった。

そして恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が「カトリーナ・バルフ」「エイミー・ライアン」と、「2人」もいて、「ちゃんと」見てなかったことも、「反省」「懺悔」「償い」しなければならないと思った。


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画像 2017年 8月