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■『残穢 ざんえ -住んではいけない部屋-』
☆☆☆☆★★[90]
2015年/日本映画/107分
監督:中村義洋
出演:竹内結子/橋本愛/坂口健太郎/滝藤賢一/佐々木蔵之介/山下容莉枝
■2016年 劇場公開作品 38本目
恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「橋本愛」の映画はできる限り見たい。2016年は「4本」劇場公開され、全作品見れるか悩んでる。最初に『残穢 ざんえ -住んではいけない部屋-』を選んだ。
「Jホラー映画」をいくつか見てるが、今まで見た中で僕が本当にビビるほど「怖い」と思ったのは1977年の『八つ墓村』、1976年の『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』など。他にこれらを超える「半端」なく「生涯で一番怖い」と今でもビビるのは、「新倉イワオ」の『あなたの知らない世界』の「再現フィルム」。これらを超える「怖い」「Jホラー映画」を、僕は今まで見たことがない。
『残穢 ざんえ -住んではいけない部屋-』は途中まで「やりすぎ限界映画」だった。怖くてビビり、「一時停止」して「実話」かどうか調べてしまった。原作を読まない僕だが、「小野不由美」が書いた「実話を基にしたのでは?」という書評を調べてしまった。
『八つ墓村』や『あなたの知らない世界』が「怖い」のは、内容はもちろんだが、当時のフィルムの「色」のせいもあるかもしれない。僕は「CG」がない時代の映像が「怖い」。現代は映画も「デジタル」の恐るべき高画質で撮影されるのが当たり前となり、「CG」の「霊」が僕には「いかにも」な「作り物」にしか見えず、怖くなくなってしまうのだと思う。
『残穢 ざんえ -住んではいけない部屋-』に途中までビビった。「実話」に見える『八つ墓村』のような「人間の恨み」が見えた。最近の「Jホラー映画」ではかなり怖かった。
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画像 2019年 4月