山口の神社仏閣★文珠堂編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



先日周防大島へ行ってきたRieruです★

当たり前の事ですが、ひとり旅は計画を誰とも相談せずに自由に変更が出来るのが良いところ。
その日のランチ後は当初、帰り道にあたる神取神社か美蒲神社あたりに参ろうと考えていました。
文珠堂も候補にあがっていましたが、随分山の上らしいし、道は狭いだろうし、ひとりだし、7人乗りの乗用車だと怖いな〜という理由で諦めることに。
しかし、『山口狛犬楽会』のLINEグループには(ほぼ)毎日F氏が各地の狛犬さんを紹介されているのですが、周防大島を訪ねた日の紹介がちょうど文珠堂の狛犬さんで・・・これも何かの縁だと思い、意を決して文珠堂へ!
やはり道幅が狭い場所もありましたが、平日という事もあってか、他の車と遭遇する事はありませんでした。(帰りも♪ツイてる私!)
駐車場に車を置いて、分岐点から徒歩で参ります。

PM 2:00

アラ、文珠の滝(千歳の滝)という写真付きの看板があります。

(雑ですが)緑色の矢印の道を進めば滝が見れるようです。


そしてこれから参るのは青色の矢印の文珠堂への道。赤色は文珠堂へのショートカットと思われる階段です。ちなみに青色の矢印が示している道は、500mほどらしいです。

滝かぁ・・・滝なんて、もう何年も見てないなぁ・・・。どのぐらいの距離でしょうか?近ければ頑張って歩いて・・・


・・・君子危うきに近寄らず。


イテテ


(意味不明)


ということで、一途に文珠堂だけを目指しましょう。


森林浴、森林浴♪
一応車道なので、端を歩きましょう。実際にこの日は2台の車が文珠堂の境内に駐車されていました。
しかし到着するも誰もいない・・・不思議です。山に入っていらっしゃる?
後に調べてみますと、瀬戸内アルプスを縦走される人たちの拠点になっているそうです。
そして文珠堂は7合目になるのだとか。

境内に足を踏み入れると、右側に大きな岩が見えました。


周りには石灯籠もあります。


この中には、石仏がご安置されていました。


失礼します。

おお、怖い。巨石が今、私の真上に!大地震が起きたら私、潰されてしまう!


冷や汗をかきました。夏に来たら、ほどよく冷えそうですが、近くに水場等があるのでその頃は蚊も多そうです。


境内の真ん中にはイチョウの巨木があったので、葉が色付く頃にまた訪ねてみたくなりました。


『平凡な島の歩き方 周防大島でしたい88のこと』という書籍のP54には、イチョウの絨毯が敷かれた様子の写真が載っています。
その時は滝まで車で上がってみようか?

文珠堂からは海が見えます。


もっと暖かくなって緑が勢いを増すと、見えにくくなるのでしょうか?

ワォ、素敵なお堂。


例の本の情報だと、名前は『羅漢山竜岩寺文珠堂』といい、日本三大文珠(丹後の「切戸の文珠」、大和の「安倍の文珠」)の一つに数えられる格式高い文珠堂なのだそうです。
そして徒歩でお参りしていた頃は、参拝者の履物で山道の草が擦り切れ、草刈りを必要しなかったとも。

へぇ〜。

鐘だ、鐘だ!


突く勇気はありませんでしたが、『文珠菩薩』が見えました。
文珠菩薩が本尊らしいです。

ん!



この日訪ねた眷龍寺の廊下の造りと同じ!四角い板が取れてどこかにいっちゃってるけど、あったらもどしといてあげたいですね。
いや、不審な事は極力しない方がいいです。防犯カメラが設置されていますから。

階段の部分に年月日や施主名が刻まれているのも、眷龍寺と一緒。


若干場所は違えど、分かりやすくて良いですね。


見事な彫刻にため息が出ますね。


さらに例の本には、『806年に弘法大師(空海)がここで修行し、文珠菩薩を本尊として建立。』と書かれていました。
え?ここに空海さんが!

『空海 山口県』で検索したら、周南市にある『手打ちうどん くうかい』さんがヒットしました・・・


アイタタタ


(『文珠堂 周防大島 空海』で再検索してください)


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