山口の神社仏閣★白鳥八幡宮 鳥居 拝殿編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



先日 周防大島に行った時、日前(ひくま)にある白鳥八幡宮へお邪魔したRieruです★

浮島の定期船が出ている港があり、そこに車を駐車させてもらいました。
この辺りは以前、国分さんと釣りに来たことがあるので懐かしいという感じがしますが、白鳥八幡宮の境内に立ち入るのは初めてです。

地図上には『白鳥神社 石鳥居』と表記されていましたが、第一鳥居で良いのでしょうか?


扁額には『白鳥社』と刻まれていました。(明治34年11月建立)
画像右側は周防大島町立島中小学校が建っています。
訪ねた日は偶然卒業式が行われたようで、人の気配を感じました。ああ良かった、ジャージ姿じゃなくて。ちょっと小ギレイな格好をしていたのでセーフ。場違い感を醸し出しながら彷徨くのは、結構恥ずかしいものがあります。

さて。第一鳥居をくぐって進んで行くと、左手に灯篭と第二鳥居が見えてきました。

AM 10:40

と!
この鳥居の前に立った時、私の背後からサンボマスターの『できっこないを やらなくちゃ』の曲が流れてビックリ!

どんなに打ちのめされたって
悲しみに心をまかせちゃだめだよ

卒業式だったから?勇気が湧いてくる曲ですよね。
あっ、第二鳥居・・・地図上では『白鳥八幡宮二ノ鳥居』とありますが、扁額には『白鳥神社』と刻まれていました。
文字が解読出来ずいつの建立か分からず・・・劣化具合から見るに、第一鳥居より随分古いように見えます。
周りの灯篭も古いものが多く、境内にもいくつか立派な灯篭が建立されていました。

あきらめないで どんな時も
君なら出来るんだ どんな事も

と、奮い立つような歌詞が心の中に響きながら、狛犬さんや手水鉢を拝見させていただきました。(ちなみに同じ曲が2回流れました)

曲が終わって静まり返った空気の中、参道を進んで拝殿の前で止まり、謹んで参拝。


住吉神社の屋根も素晴らしかったですが、こちらの屋根もスゴい!ため息が止まりません。

彫刻もよく彫られており、これまた ため息。


けれど、控えめ気味?

建っていた説明板には、このように書かれていました。

    白鳥八幡宮は現存する棟板等により考察しますと、今から約一千年以前頃、山城国岩清水八幡宮(男山八幡宮)から勧請し奉り、長浜・日前・土居の産土神として尊崇してきたお宮であります。
御祭神は
主神  誉田別尊(ほんだわけのみこと・・・応神天皇)・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと・・・仲哀天皇)・息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと・・・神功天皇)
配神   日本武尊(やまとたけるのみこと)
の四柱を祀り、例祭は10月第1日曜日であります。
    神殿は流造千鳥破風で、明治36年に再建し、拝殿は入母屋造で大正5年に再建されたものであります。

ほ〜、京都の岩清水八幡宮から・・・と拝殿を正面にして、右側から物凄い爆音が聞こえてきました。
ああ、米軍岩国基地に向かっているんだなと、ぼんやり思って見上げたら、昨日(周防大島を訪ねる前日)のニュースで2年前に空母艦載機部隊の移駐完了後騒音が増えたので、今日(訪ねた日)測定器を追加設置すると放送されていたのを思い出しました。


想像を超える爆音・・・3機編隊のF-35Bは、左の空へ消えて行きました。(参拝中再び遭遇)

静かになった境内を見渡すと、左側にもうひとつお社が。


例の説明板には続きがありました。

    往古は地形の関係か、向島八幡宮と称した時代もありましたが、古くから郷土の鎮守神として鎮座しますお宮であります。

へぇ〜、白鳥八幡宮は向島八幡宮と呼ばれていた時代もあったのですね。

再び拝殿の前に戻り、右回りでお邪魔します。

△ 振り返ってみた場面

はぁ〜、綺麗にされていますね。


この直角の部分に三角形の石を配するところに、センスを感じます。

驚くべきは奥の神殿!


屋根には、立派な千木(外削ぎ)と鰹木が!

よく見ると、彫刻も素晴らし過ぎます!


なるほど、拝殿は控えめに、神殿こそ豪華に彫刻を施されたというわけですね。
明治と大正で宮大工さんが違うから?かもしれませんが、それは分からないのでそういうことに。(←また適当なことを)

渡り廊下の下を失礼します。


約170cmぐらいで、私の身長(約160cm)だとちょうど良い高さ。

左側の彫刻も素晴らし過ぎる!


私の利き目は右?左?こちら側からの方が見えやすかったです。
まるで誰も知らないお宝を発見したような気持ちになり、大満足♪
ていうか、右回りじゃなくて、本当は左回りで歩いたのよね?
嘘をつくと閻魔さまに舌を引っこ抜かれますよ?


アイタタタ


(本来左回りであり、渡り廊下の下を通る時に願い事を唱えると、その願い事が叶うそうです←まるさん談)