山口の神社仏閣★文珠堂 狛犬 編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



最近のじゃらんの2020春CM『今市隆二と旅しよう。』篇に、目が釘付けのRieruです★

今市隆二さんとにゃらん(猫)が旅をして、旅館でまったりと寛ぐシーンがあるのですが・・・私・・・私、今市隆二さんになりたい!


イテテ


(そっちー?)


にゃらんと2人(匹)と旅行・・・なんて羨ましいんでしょうか!うちの飼い猫と行けば良いのでしょうが、『車に乗せる=動物病院』だから車の助手席に乗せてエンジンかけたら唸る唸る!なのでかなり難しいと思われます。(着いたら観念して借りてきた猫状態に)
もう妄想で楽しむしかないと諦めている女は先々週、周防大島町の文珠堂へお邪魔しました。


この先も、ずっと遺っていてほしいと願わざるを得ない素晴らしい彫刻。
願うといえば例の本に、このように書かれていました。


『文珠堂に参るときは「賢くしてください」と言ってはいけません。「知恵を授けてください」と祈らないとご利益がないそうです。お気をつけください。』

・・・特に何も祈っていませんでした。
例の疫病の事も、こちらで願うのは筋違いかと思いまして。

文珠堂の後ろはどんな風になっているのか好奇心でまわってみました。


屋根もカッコイイですね。

狛犬(吽)さん︰「ワタシもなかなかカッコよくない?」


ワォ!例の狛犬さん☆頭頂部の平ら具合がイケてますね。そしてほんのり突起が・・・

狛犬(吽)さん︰「ハァ?もっとよく歯を見なさいよ。」


歯?

わっ!草食動物のような門歯なんですね!


でも、よく見ると牙もある・・・あら、尻尾も特徴的なんですね。てか初めて見ました。


狛犬(吽)さん︰「そう?ここもチャームポイントになる?」

ええ、そりゃあ、もう!本当に珍しい尻尾だと思いますよ!明治生まれ?大正生まれ?

狛犬(吽)さん︰「それが昭和・・・戦後なんよ。昭和34(1959)年3月生まれの61歳☆」

わぁ、意外です。相方さんも同い年・・・あら?明らかに尻尾の形が違いますね。


同じ石工さんが彫られたものでは無いのですか?

狛犬(阿)さん︰「正解!吽(う)〜さんよりも早く作られて、石工は柳井の滝本高蔵さんなんよ。

△ 私の車ではありません

でも下の大きな台座は、ここ屋代・・・今は周防大島か〜、石工はあんたの言う通り、濱田平作さんが彫ったものでね。」

狛犬(吽)さん︰「そうそう、平作さんがワタシを彫ってくれたんよ。だから、阿(あ)〜さんとは全然違うじゃろ?」


あっ、本当!別狛ですね!

狛犬(阿)さん︰「別狛・・・元々高蔵さんが彫った吽〜さんが存在したのかも分からんのよ。おったけど何らかの理由でおらんなってしもうて、後にこっちで今の吽〜さんを彫ってもらったんかもしれんのぉ。」

狛犬(吽)さん︰「でもワタシら、仲がええんよ。


いつも見つめおうてね。」

狛犬(阿)さん︰「ワシは若干目を逸らしとる。」


イテテ


狛犬さんたちは文珠堂への参拝者だけではなく、登山者も多く見ておられるんですね。


狛犬さん︰「おお、登山者も・・・そうじゃ、瀬戸内のアルプスでも縦走したらどうかね?」

ああ、例の瀬戸内アルプス・・・とりあえず目の前の文珠山の頂上へこれから行ってみましょうかね。
あ、近くの看板に地図がある。ふむふむ、ここから片道約40分か〜。


距離は約1.3kmらしいですが?

ほ〜、この階段を登って・・・


ハイ、無理!


アイタタタ


(決断、早っ!・・・でもいつか☆)



コスモス 弥生の空 周防大島ひとり旅 ハチ