山口の神社仏閣★西神社・住吉神社(石鳥居)・赤石神社編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



先日、周防大島町へ行ってきたRieruです★

平日だったので、ひとり、車でバビューン!(←もちろん安全運転)
周防大島橋を渡って左折後、国道437号線をひた走り、まず最初に寄った場所は、美しい人工海岸の『ビー玉海岸』・・・


の、左側にある『住吉神社』。

AM9:21
ウチの車ではありません △

ここでふと疑問が。


石鳥居の扁額には『住吉大明神』と刻まれていましたが、『西神社』という名前も。どういう事でしょうか?


説明板には・・・
当神社は古来 西大明神といわれ、海上の安全と豊漁を祈願して人々の信仰を集めた。
主祭神は表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのみこと)の御三方で明治になって菅原天神、三宝荒神が合祀された。
社殿は海に面して建てられていたが道路の改修によって現在の社殿となった。
夏祭は7月15日 秋季例祭10月9日で、西神社神楽が奉納される。
・・・と書かれていました。なるほど、主祭神は住吉三神だから。
そして、ご丁寧に鳥居に刻まれた文字の意味も書かれていました。

右柱


花表巳就与天地長神其容之呵禁不詳
(鳥居はここに完成した。天地とともに永久に霊験あらたかであろう。)


左柱


干時安政四歳丁巳五月吉曜
(時に安政4(1807)年ひのと、み5月吉日である。)


石鳥居をくぐり、拝殿の前へ。


えっと・・・しめ縄は、長さを間違えちゃったのでしょうか?


それとも、このスタイルが正解なのでしょうか?


イテテ


(見て見ぬふりをしろい)


謹んで御参りさせていただきます。


神額には、右から『天満大自在天神』、『住吉大明神』、『三宝大明神』とあります。


ん?


見たことがない彫刻・・・

一際目を引いたのは、屋根です。


海のへりだからか、とにかく頑丈そうで、見応えがありました。

右側から裏手へ行こうとすると、大きな木が。


ワォ、この木、桜ですよ!こりゃあ、満開が待ち遠しいですね♪川べりじゃなくて、海べりに咲く桜・・・見てみたいものです。

例の説明板には、この奥にある『赤石神社』のことも書かれていました。


“厄祓いの神として、参拝者が多い”神社なんですって。

赤石・・・赤旗・・・赤色って厄除けや魔除けの色でもありますよね。


ちなみに、“時間を早く感じさせる色”でもあるそうです。
最近、時が過ぎるのが早い気がします・・・(←ソレ、赤色とは関係ないと思う)

境内にあった記念碑?を発見☆


皇太子殿下御播松
大正十五年 行啓記念     昭和三年十月 拝受

・・・と、刻まれていました。他の地でも似たような碑を見た事があります。
ふむふむ。大正5(1926)年に昭和天皇が皇太子だった頃に行啓され、後の昭和3(1928)年に松を受け取ったということ?

・・・微妙に惜しい、40点!


イテテ


(40点は“惜しく”ないが?)


後日調べてみると、確かに大正15年、岡山〜広島〜山口を行啓されたようです。そして5月25日に、広島県会議事堂の玄関前に設けられた御播種所で、黒松の種一升四合を播(蒔)かれたのだとか。
この種が苗木に成長した昭和3年に、学校や社寺等、多くの場所に配られたそうです。
種が蒔かれて今年で94年・・・住吉神社の奥にあった桜の木の横に松の木があるようですが?


でも、松の木と記念碑の場所が離れ過ぎているんですよね。


銀杏(イチョウ)の木だったら、簡単に納得するんですが・・・御播銀杏なんて、聞いた事ナイ。


アイタタタ


(改修工事で移動した?もしくは枯れた?)