明日22日昼12時29分、山羊座上弦の月です。
世界が揺れています。
イスラエル対パレスチナの紛争がきっかけです。
先日の金環日食から半年は揺れ続けるでしょう。
それから1週間後の上弦の月は
新月から始めたことの軌道修正のタイミング。
山羊座上弦の月には順行に戻ってすぐの冥王星が合。
しかもアセンダント近くにあります。
山羊座上弦の月のサビアンシンボルは
「お茶の葉を読んでいる女性」。
未知の領域からもたらされたインスピレーションと
現実をすり合わせる。
日常的な出来事の中に表れた霊的な暗示を読み取る。
常に新たなビジョンを持ち込む。
大きな直感力や予知的な観察力。
そういった意味があります。
そこにまさに外界のパイプ役である冥王星が重なっていると
霊的な感性が非常に鋭い時となります。
非常に現実的でありながら、
直感を駆使する人。
そこに葛藤するのは天秤座太陽と水星の合。
精神性、知性、思想や哲学を表す9ハウスにあります。
天秤座太陽のサビアンシンボルは
「知識の懸け橋になる事を目指す人類」。
普遍的な知恵を発見する事への興味。
視点が個々人を越えて、
文明、人類、国家といったマクロなものに向かう。
助け合う本当の能力、
真の意味での共感力に芽生える。
そのような意味があります。
知性を伴う高い精神性を得る目的意識が
霊的直感力と葛藤しているのです。
それは高い精神性や知性の挫折、目的の失敗、
それを機に大きく考えや目的が
オリジナルに変容するという事を表しています。
天秤座大陽と水星には魚座土星が調和しています。
非常にまじめで自制した性格が作用して
実直で論理的、社会的にも信頼される知性的目的なのですが、
それでも失敗挫折になるのは、
それがドラゴンテイルと重なっているからかもしれません。
ドラゴンテイルは過去世でさんざんやってきたこと。
知性に任せてきたやり方を直感力が揺さぶっている。
そんな構図のように感じます。
ここに軌道修正の鍵があるのかもしれません。
山羊座冥王星・魚座海王星・牡牛座天王星の小三角は
今回1ハウス、2ハウス、4ハウスにあります。
経済活動の曖昧さが自己と居場所の
オリジナルなあり方を天意的に模索させている。
一方きな臭い蠍座火星は9ハウスにあり、
思想や宗教的な事象を熱くさせているところに
4ハウスにある牡牛座木星がオポジション。
無神経さや衝動的な行動、やりすぎ傾向を表します。
自分のテリトリーを広げたい想いが乗っかっているので
質が悪い。
これが現在の戦争状態を表しているのかもとも思います。
この状態を調停しているのが乙女座金星。
8ハウスにあります。
近親者、近いパートナーシップ、血縁などへの純粋な愛。
大義名分で身近な人を戦争に巻き込んでほしくない。
本当にそう思います。
意識してみてくださいね。
そうして太陽はいよいよ蠍座へ。
次の牡牛座満月もなかなか印象深い。
トランスサタニアンの小三角はいったん解消。
どんな事象を映し出すのでしょうか。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに