明日3日８時１８分、蠍座下弦の月です。
昨日は春の陽気だった東京。
その後風が吹き荒れ、一気に気温が急降下。
真冬の寒さになりました。
そうして明日は節分を迎えます。
星の状況も先週から変わりました。
先月２７日に天王星が逆行から順行に転じ、
全天体順行期間の始まりです。
物事が万事スムーズに進む期間。
４月１日の水星逆行開始まで続きます。
節分は新たなフェーズの始まり。
その日でもある蠍座上弦の月は浄化、デトックスのタイミング。
蠍座月には牡牛座天王星が緩くオポジション。
水瓶座太陽がスクエアで
葛藤のTスクエアができています。
蠍座月のサビアンシンボルは「仕事をしている電話工事者」。
複雑になった人間関係の整理。
新しい心の変化に基づき、新しい生活や対人関係が発生する。
自分のエネルギーで人々を元気にする。
人間関係が鍵となりチャンスをつかむ。
そういった意味があります。
８ハウスなので、極めて近しい人間関係において、
新たな生活や人間関係が発生し、
それがチャンスとなるようです。
ただ、蠍座で８ハウスですので、
かなり感情に深く没入する嫌いがあります。
そこに葛藤する水瓶座太陽は潜在意識を表す１２ハウス。
サビアンシンボルは「トンネルに入る列車」。
効率的な方法でこなす要領の良さ。
特定の目的を果たすのに必要な時間の短縮、
効率化ができる。
多くの人の興味を特定の対象へ向かわせる。
自分の意志を集団の目的にすり替えて希望を叶える。
そういった意味があります。
潜在意識の中で効率的に目的を果たそうとする。
理性と感情が葛藤し合っている配置です。
この月に２ハウスにある天王星がオポジション。
オリジナルな収入の得方が引っ張り合って
強い個性、周囲と馴染まない感性、
新技術に向かう能力、
感情的親密さを嫌うとなります。
ここの引っ張り合いから
いよいよ風の時代への移行へと
潜在意識が準備を始めるのだと思います。
しがらみを手放し、身辺を浄化する。
細かい心配事を手放すことが大事。
１１ハウスにある山羊座金星が調停の配置にあります。
多くの友人と楽しみを共有する。
適度な距離で関われる。
持ち物を手放しやすいといった意味がありますが、
そのぐらいの仲間との距離感がちょうどよい。
公平で、独自性が好ましいと思える距離感という事です。
山羊座金星に牡牛座木星が調和し、
木星にはさらに魚座土星がセクスタイルで生産的配置です。
牡牛座木星は２ハウスで経済的豊かさを表します。
更に魚座土星は１２ハウスで
目に見えない精神世界、魂や心の学びを表します。
そういった学びが経済に秩序ある発展性をもたらし、
それが金銭的恵みを生む配置です。
風の時代の生き方のモデルとも言えそうです。
未来を表す１１ハウスには山羊座水星・火星、
水瓶座初期度数の冥王星が緩く重なり合ってもいます。
未来へ向けた学び、先進の情報をチェックする、
それに向けた行動を起こす同志と繋がる、
そういった思想に向かい徹底的に努力できる。
その為の洞察力、思考力や推理力、
実務力、コミュニケーション能力、戦略思考が発達。
これも相当な力になってくれそうです。
そこに私自身を表す１ハウスにある魚座海王星がセクスタイルで
まるで自分が人生を支配するかのように直感的になり、
その直感を使う事が天の意図であると示しているよう。
未来への行動の中でシンクロニシティが起き、
そこでメッセージが明らかになったり、
新しいものを生み出す力になってくれるとなりますので、
ぜひ意識してみてください。
深い感情に囚われていては
この先の時代には重すぎる。
適度な距離感で自立し合うことが大切ですね。
次回はいよいよ水瓶座新月。
今回の下弦の月の配置と非常に似通っています。
これでもかと天は繰り返し
新時代への心構えを伝えているようですね。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに
