明日29日11時32分、蟹座上弦の月です。
東京ではせっかく満開の桜なのに、
お花見がなかなかできません。
それでも花はけなげに散らずに耐えていてくれています
日本列島は先週末のWBC侍Japan優勝のお祝いムードが
今週も続いています。
野球に興味がある人もない人も惹きつけた今回のWBC。
素晴らしいショーでしたね。
さて、ここから1週間、天秤座満月までの運気を詠んでいきます。
上弦の月は新月で始めたことの見直し、調整。
蟹座月は非常に感傷的、情緒的です。
蟹座上弦の月のサビアンシンボルは
「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女」。
綺麗
親しい人の心に直接触れ、共感しようとする。
相手の立場に立ち、同じ目線で物事を判断する。
言葉よりも感覚で理解し表現しようとする。
敏感な感受性と豊かな直感力。
人に対する素直な見方といった意味があります。
12ハウスにありますので
無意識で内側の感覚として
このような感受性を持つ時と言えます。
そこに葛藤するのは牡羊座太陽。
社会的頂点を表すMCにゆるく重なっている太陽のサビアンは
「水晶を見つめる人」。
物事の全体像を眺め仕組みを知る。
全体性(=水晶)を見つめ、観察したものを頭の中で再構成し、
その本質的な意味を自分なりにまとめる事ができる。
物事をトータルに直感できる力といった意味となります。
何か高みで輝いている太陽を見ていると、
WBCで優勝した日本の誇らしげな様子に見えます。
ただ君臨しているだけでなく、
そこで俯瞰して日本人とはどういう精神性なのか、
トータルに観察して自尊心を獲得する。
一方で負けた国の選手たちにも共感し、
共にリスペクトしあう共生の世界。
今回侍Japanの若き選手たちは
それを私たちに見せてくれたように思います。
月のそばには半年ぶりぐらいに蟹座に移動した火星があり、
月・火星には魚座土星が調和しています。
内に秘めた攻撃性を表す火星ですが、
9ハウスにて安定した思想を求める土星が調和していますと
内なる感情に安定感や秩序意識がもたらされます。
一方10ハウスには牡羊座水星と木星のコンジャンクションがあり、
こちらはトラウマを表すキロンと重なって
孤立(ノーアスペクト)していますので、
社会における知的活動や職業能力は無限に広がるものの
コンプレックスに阻まれる、
または精神的指導者を必要とする状態です。
また、牡牛座金星は天王星とコンジャンクションで
11ハウスで孤立(ノーアスペクト)しています。
金融的ショック、変わった友人との交流、
自立的で自由に生きる人に惹かれがちという意味があるのですが、
その距離感が極端で揺れ動きやすいという事になりそうです。
金融ショックは手の届かないところで起きているので、
どうしようもないですよね。
水瓶座に移ったばかりの冥王星は7ハウス。
9ハウスにある魚座海王星とゆるくセクスタイルです。
とにかく新しい時代に突入し暗中模索の中で
自己の意志のなさを
極端に走る他者と結びついて満たそうとしてしまう。
その中で天意的に神秘的な直感力が働いたり、
想像力が果てしなく拡大していったりします。
水瓶座冥王星時代(ただしお試し)が始まりましたが、
この時期は直感を受け取っても
それを統合して現実に活用することは難しいので
それよりは本来の蟹座上弦の月のメッセージ、
自尊心を確認しつつ共生の意識を持つ。
そういった見直し、軌道修正を図ると良いかと思います。
意識してみてくださいね。
次回は天秤座満月。
私たちが具体的な行動ができるフェーズのようです。
まずは手放しでしょうか。。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに