明日4日12時30分、天秤座下弦の月です。
新年明けましたが、早々に能登で大地震がありました。
2日には羽田空港で大きな航空機事故。
2024年は波乱のスタートです。
正に水瓶座入り直前の山羊座冥王星が影響したかと。
私たちの集合意識が揺らいでいる。
その中での天秤座月のサビアンシンボルは
「正午の昼寝」。
癒し~
休息の中に大きな価値がある事を知る。
表面的で永続性のない事柄への関心が薄く、
物事の本質を見ようとする。
右脳と左脳、自我と潜在意識をうまく扱う。
そういった意味があります。
6ハウスにあるので、仕事や奉仕、
健康管理に勤しむ間の休息時に本質を見る事で
安心したいのですが、
そこに葛藤する(90度)のが山羊座太陽。
サビアンシンボルは「火の崇拝者」。
好きな世界に没頭する。
熱中すると知識や技術を短期間で身につける能力。
死を超えて生き続ける
生命の根源的な創造力に到達することを目指す。
一時的に大きな目覚めの為に精神力の極限を経験する可能性。
そういった意味があります。
9ハウスなので抽象的な思考を好む、
その為現実離れした事象、異文化や海外情報に意識が広がる。
日々の仕事の合間に
根本の意味を模索することで浄化する下弦の月。
そういった意味かと思います。
月は傷やトラウマを表す牡羊座キロンとオポジションで
太陽とでTスクエアを形成。
傷を意識しそれを浄化しつつ、
乗り越えていくような配置です。
例えば今回の震災。
起きた悲劇は甚大ですが、
それを乗り越えて教訓を胸に刻む事が大事。
それを表しているかのようです。
射手座水星には魚座海王星がスクエア。
水星は8ハウスでここでも事物の関係性の中での
本質的な意味の探求がテーマですが、
直感が差し込んで散漫になりがち。
一方で、同じく射手座の金星も8ハウスで
甘えたい、愛されたい、もらいたい感情に敏感ですが、
そこには11ハウスの魚座土星がスクエア、
アセンダントに合の牡牛座木星がクインカンクスで、
どちらもハードアスペクトです。
現実的な友人、組織が差し込んで
トラブルになったり挫折を味わい、
人に頼られやすい自己が訓練して
愛されたい、甘えや貰い物を制限する事を促します。
また、牡牛座木星と魚座土星、射手座火星とで
小三角が形成されています。
頼られる自己と現実的友人と
気高い理想や思想を掲げた生き方が生産的に働き、
安定的に秩序だって気高き理想を掲げて
前向きに、生きる事ができるのです。
水瓶座入り直前の冥王星は10ハウスで社会の徹底破壊、
牡牛座天王星は1ハウスで自立した自己を表す。
それを魚座海王星がそれぞれセクスタイルで
結びつけているということで、
無意識な感覚、直感がもたらされることで
私たちが乗り越えていく事を天が望んでいる。
そう読んだりします。
意識してみてくださいね。
起きる出来事は悲惨でも、
それに悲嘆することなく、
その本質に目を向けて乗り越えていく。
前向きさが今、求められている。
乗り越えていきましょう。
次回はいよいよ山羊座新月。
今年に入っての新たなスタート。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに