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8月1日<先取り>

<先取り>


8月1日(火曜日)
天気*快晴

今日はもうイヤになるくらいの快晴で、全国各地で
午前7時の段階で真夏日続出。

アイスの実をほおばりながら仕事をしました。


先述の通り、4日は散骨をしに熱海へ行くのですが、
やはりちょっとしたスーツのほうが良かろうということで、
仕事の合間を縫って紳士服のコナカへ。



冬物のスーツと喪服しか持っていないのです僕は。

入店し、開口一番
「スーツくださーい!」と叫び、早くも店員は困惑顔。


お構いなしに、「熱海に似合うスーツくれよ」と
高飛車に迫る。



吟味に吟味を重ね、いまどき田舎の成人式でも見られない
紫色のダブルのスーツを満足顔で購入。

スーツに合わせて黒いワイシャツと、デーブスペクターが
持っていそうな、裸の女性が描かれたオシャレなネクタイも購入。

合計68,900円のところを、香港の露天並みに値切りに値切って
19,800円で会計。

我ながらいい買い物したわー。




よーし!
これで準備は万端!

(夏企画)ぼくの夏休み





バス内で、

阪神タイガースのユニフォームを着て、
阪神タイガースのバッグ(母)とリュック(子)を持った、
ひと目で「あ、関西の人だ」とわかる親子を見ました。



そうなんですな。




思えば、子供たちは夏休みなんですな。


自分史を振り返ると、ゲームセンターと図書館に
通いまくっていた学生時代が思い起こされます。(モノクロで)


図鑑丸写しの自由研究が、埼玉県の優秀賞を獲得して
しまい、罪悪感に苛まれたあの小五の夏。

市民プールで、子供用プールの中に●●●が浮いているのを
見て、即座に帰り支度をはじめたあの中三の夏。


男女のグループで海に行き、好きだった女の子が
作ってくれたお弁当を砂の上にうっかり落として泣かせて
しまったあの高一の夏。

友達とロケット花火を撃ち合って、シャツに穴を開けたあの高二の夏。

所有しているポルノブック、ポルノビデオをかき集め、
「夏サンタ」と称して、夜中に中学校の色んな場所に撒いた
あの22歳の夏。


皆様の中にも、様々な夏がおありのことかと思います。



一応「男子校」というテーマでお送りしているこのブログも、
少しは「夏休みらしさ」を演出しないといけません。



では、「夏休みらしさ」って何かね?


誠意って何かね?
ということで、やりきれるかわからない企画。




その名も、
「夏休み先取り日記」



夏休みといえば宿題です。

宿題といえば日記もしくは絵日記です。(そうか?)


B型で獅子座という、計画性のカケラもない僕をはじめ、
そこそこ多くの人が、
「絵日記は最終日に泣きながら」だったと思います。


最後のほうは、
「今日はなにもなし」とか
「今日はあつかった」だけとか、
手抜き日記を平気で書いていたはず。


夏休みの宿題から開放されて早13年ぐらい。

酸いも甘いも味わってきた、分別のある大人になった僕としては、
そんな無計画なことはもうしません。






むしろ逆に、

最初に全部書いてやろうじゃないか。





ということで、
八月一日の時点で、八月中に僕がしたことを全部書いてしまおうと。
でもって、その通りに僕が行動したかどうかをさらに書こうと。

パッと思いついたにしてはなかなか面白そうだということで、
とりあえずやってみることにします。

時には日記通りに行動する神懸りな僕の姿を。
時には日記とのギャップにおののく憐れな僕の姿を。


そんな色んな僕を見て、泣いたり笑ったり呆れたり
惚れたりすればいいじゃない!





<ルール>


午前0時に、毎日<先取り日記>が公開されます。


ホントは全部先に公開してしまいたいのですが、

アメブロの性質上それはできないようなので。


<先取り日記>には、天気・その日にあったことなどが
ものすごく適当な感じで書かれています。

あらかじめ予定がある時は、正直に予定を書いてあります。

実現可能なものも、絶対に不可能なものも書かれています。

僕は、なるべく日記に沿った行動をしようと頑張ります。

今回の企画は、僕の出不精を克服する側面もありますので、

たとえば、「●●に行ってきました」と書いたとしたら、
辿り着かないとしても、なんとかそこへ行こうとします。


そして、なるべくその日のうちに<現実日記>を公開して
いくという、とっても二度手間なことをやっていきます。

読んでいただく方々も、読むのがちょっとメンドクサイとは
思いますが、頑張って面白いことを書きますので、
なにとぞこのバカ企画にお付き合い下さいませ。


七月エイサー



ここに書くまでもないことですが、


今日で7月が終わり。




ようやく梅雨が明けたようですが、

僕が根城とするメガロポリスTOKIOには、まだ梅雨の

最後の歌声が風に乗って流れて参ります。


皆さんの所には夏の声、もう届いてますか?





さて、「梅雨明けたのに湿っぽいなあ」という内容を、

小気味良いFMのDJ風にキメてみたところで、

今月の僕の有様。




やはり湿っぽいのは苦手らしく、ケアレスミスが

ホント多かった感じです。






僕と音楽を繋ぐ架け橋であるiPodを、駅のトイレに

落として涙目になってみたり、




雪駄で走っていたら、花壇に足の小指を痛打して

小指がベロンとなって涙目に(というか白目に)なったり、



近所の側溝に、なぜか真新しいパイナップルの芯が落ちていて

複雑な気持ちになったり、

やはり湿っぽいことばかり思い出されます。




6月中は、手帳にも湿っぽい内容を書いていましたが、

今月は少し進歩。


何かを面白いと感じる余裕が感じられます。




しかし、

「中古CD店の経営」について無駄に掘り下げていたり、


「面白い職業」というタイトルの下に、


「ワッフル屋」

という、至極真っ当な職業が書いてあったりと、今となっては

「どうして?」と思うしかないことが書き連ねられていました。




この調子で(?)、ちょこちょこ予定が埋まってきた八月を

愉快に迎えたいものです。








てなわけで、来月もきっと爽やかさとは無縁な僕ですが、

なにとぞお付き合いのほどを。






パピコでも食べながら、ぼんやり読んでいただければ。









水死を免れた友
奇跡的に生還した我がiPod(名前はalison)
落としたのがトイレ流した後でホント良かった

良かったついでに、座右の銘も見せちゃう




いとこ同士


僕のいとこの話。


名前は富之。とみゆき。
通称トミー。
20歳前後。


数年に一回ぐらいしか会わないんですが、
たまに会うと「俺なんじゃねえの?」と思うほど
似ているのです。


身長、体重、肌の弱さ、人見知り度、だらしなさ、
面白いとおもうこと、面白いと思う漫画、最近見た映画、
大風呂敷加減、有言不実行加減などなど。


なんの打ち合わせもしていないのに、共通点が多いこと。



体重に至っては、どんどん肥えてゆくわたくしに
負けじと肥えている様子。


これで25くらいになっていきなり「デザインの勉強する!」とか
言い出さないか心配です。

心配というかそこまで似たら怖い。



そんなトミーが最近入院したとのこと。

びっくりして「なんの病気?」と訪ねると、「大腸関係の難病」との答え。

なんでも、「ブラックジャック」に出てくるような
病気なんだそうです。

10万人に一人だとかなんとか。
命に関わるようなものではないけれど、治りにくいものだとか。



実は僕も、病院で

「アンタ、胃は丈夫だけど大腸が弱いね」

と言われた経験がありまして、ひょっとするとなかなか治りにくい
病気かもしれないということで検査をおすすめされたんですが、
なんか怖いので検査は受けていないのです。


うーん。

こんなところまで似てしまうとは。
本気でちょっと怖い。





でも、「これ、ブログのネタになるなあ」
とか考えている自分がもっと怖い。

TV's HIGH


昨日(7月26日)は二週間ぶりのお休み。

しかも、
25日の夜にウェブデザインの仕事が無事に終わったので、
完全なるお休みでした。


「一日中寝てたりするのは嫌だけど、
できればあまり外出もしたくない」という意思のもと、

とりあえず近所のDVDレンタル店へ。


前々から観たかった映画やドラマたち

『エリザベスタウン』
『王様のレストラン』
『スクラップへヴン』
『ショコラ』

などなどを借りてやろうと思っていたのですが、

店内を物色しているうちに180度気が変わってしまい、
実際に借りたのは、


『もののけ姫』(初)
『平成狸合戦ぽんぽこ』(初)
『千と千尋の神隠し』(初)
『おもひでぽろぽろ』(初)

この4点。
なにこのラインナップ。
まさに「ジブリがいっぱい」ですよ。


おそらく、
こないだテレビでやっていた「ハウル」を観て、どうにも
納得いかない気持ちになったことと、
僕がほぼ毎日拝見しているブログに、「紅の豚」のことが
書いてあったことから起因すると思うのですが、
いくらなんでも借り過ぎです。


一本2時間だとして、8時間。
せっかくの休日に、8時間もテレビの前にいるなんて無理。
完全に常軌を逸しています。








まあ、結局常軌を逸したわけなんですが。

でもってさっきまで、昔誰かがウチに置いていった
「ナウシカ」の原作を引っ張りだして読んだりしていたわけですが。


「ぽんぽこ」に胸うたれ、
「神隠し」にも胸うたれ、
「もののけ」には胸うたれず、
「ぽろぽろ」には涙をぽろぽろこぼし、
「ナウシカ」はまだ途中なのでまだ何も言えず。


起床12時。
途中、思い立ってレッドカレーを作ったりして
インターバルを置きながらも、
4本見終えたのは22時。

ジブリ、ジブリ、ジブリ、カレー、ジブリといった具合。

完全にジブリ漬けの一日。
おかげで僕はすっかりジブリ通(?)になってしまいました。



これで、ジブリ作品でまだ観ていないのは、
「ナウシカ」(映画の方ね)と「ラピュタ」と「猫の恩返し」くらいのもの。

ビッグネーム2つが未見というのが自分でも少し気になりますが、
まあコンプリートも時間の問題でしょう。


<現時点での僕のジブリ作品ランキング>
1*魔女の宅急便(たぶん不動)
2*紅の豚(これも不動)
3*おもひでぽろぽろ
4*となりのトトロ
5*千と千尋の神隠し
6*平成狸合戦ぽんぽこ
7*もののけ姫
8*ハウルの動く城(たぶん不動)




誰にも言えないような寂しい過ごし方ではありますが、
なんかものすごく充実した気になっているから佳しとします。
ありがとう、宮崎クン(何様?)。




でも今度の休みはどっか行こう…

海へと



「夏が待ち遠しい」とか、

「夏にドキドキできなきゃ男として終わりだ」などと、

このブログでもリアルな場でも語っている僕ですが、




夏の予定はまったくありません。



唯一あった予定、


『男6人で行く、東京ディズニ○ランドで

               ネズ公に一泡吹かせる旅』


も、「いい歳をした男だけでディズニーラ○ドに行くのは恥ずかしい」

だとか、「実は俺、ネズ公嫌いじゃないんだよね」などという

内部分裂があって中止になってしまいました。





しょんぼり。


このままでは、ドキドキ損じゃないかと思っていたら、



「海に行かないか」



というお誘いが!

なんと誘ってくれたのは、とあるお寺の住職!!





住職「来月はじめに、檀家さんの希望で散骨に行くんだけど」


麟「あー、そうなんですか。どこに散骨するんです?」


住職「熱海の海なんだよね」


麟「へえー、そうなんですかー」


住職「ちょっと手伝ってくれない?」


麟「・・・・・・・へ?」


住職「お盆とかぶっちゃうから人手が足りなくてね」


麟「え・・・あ・・・まあ・・僕はかまわないですけど・・・・」


住職「助かるよ。それじゃあまた連絡するから」(プツ)





初めて白状しますが、僕の昼の仕事は「葬儀屋」です。




昼は葬儀屋、夜はデザイナーという、あまり関連性の無い

二足の草鞋を夢見ている僕なわけなのですが、

当然昼の仕事柄、寺院関連の知り合いが多いです。


そういう背景があっての、このお誘い。


軽いトーンの中に、有無を言わさない力強さを感じて、

ついつい承諾してしまいました。




葬儀屋の仕事をはじめて、もう10年近くになりますが、

散骨に立ち会うのは初めてのこと。



不謹慎かもしれませんが、非常に興味深い行事です。




立ち会いの模様は、後にこの場でご報告することに

なるかと思います。

(もちろんちゃんと許可を取ってから)





とりあえず今悩んでいるのは、

「そういう時にはどんな服装が適しているのか」です。




やはり喪服にするべきなのか、

クールビズ気取りでいいのか。







ワールドフェイマス


月曜日の話ですが、いってきました。




東京スカパラダイスオーケストラ、WILD PEACEツアー!!



なにせ、ライヴなぞは3年前の奥田民生以来なわたくし、

緊張気味で仕事をどうにかやっつけこなし、友人(とその母)と

共に会場へ。




すでに興奮を隠そうともしない輩が大勢。

熱気、そしてどよめき。




ん?どよめき?




耳を澄ますと、係の方が何か叫んでいる。









「リハーサル中に発生した落雷の影響で、

開演時間が大幅に遅れまーす!」






なんだとーーーーーーー!!


しょっちゅうライヴに行く人だってこんな経験めったにないぜ!

久々のライヴでこんな状況にでくわすとは!




そりゃ他の客もどよめくというもの。


暴動寸前のスカパラファンたち


「台風が来ると、なんかテンション上がる」

の法則どおり、会場はすでに異様な空気。





グッズを購入する人々の渦に巻き込まれたり、

友人の母とぎこちなく会話したりしながら時間をつぶしつつ、


40分遅れで開場、そして開演。







ベタなことを書いちゃいますが、


生の音に触れるのは素晴らしい。


そうとしか言えないですな。






スカパラの最新のディスコグラフィーを聴いていなかったので、

というかスカパラを聴くのも久々だった僕としては、


「うまくノれるかしら、楽しめるかしら」と少し不安だったのですが、

そんな不安は開演5秒で吹っ飛んでしまいました。



そりゃねー

周囲のテンションが一瞬で最高値になってたら、

いくら天邪鬼な僕も拳を振り上げてしまいますよ。




約二時間、跳んだり跳ねたり叫んだり笑ったり、

ドラムの人が投げたスティックがメガネに当たったり(実話)。


帰る頃には完全に灰になってしまいました。






「また絶対行こうぜ!」と、友人の母と固い握手をかわし帰宅。


三日経った今でも、うっすらと余韻が残っております。





うーん、また行こう。







なにげに欲しかったのよね

なにげに欲しかったJUSTA RECORDのTシャツ

渦に巻き込まれついでに購入




失はれる物語



最近どうも脳の調子が良くない。




脳は言いすぎ、記憶力がかなり悪くなっております。

会った人の名前を忘却・混同することもしばしば。



<エピソード1・ベジタブルショック>

実家から電話があり、


母「近所から膨大な量のトウモロコシと枝豆をもらったから、

あんたんとこに送りつけるから」

とのこと。


麟「はいはい、トウモロコシと枝豆ね」と応え、

ウキウキして到着を待つこと数日。



到着した荷物の中身を確認して愕然。

麟「あれ?話と違う!」



実家に電話。

麟「なんだよ、トウモロコシと枝豆じゃねーかよ!」


母「・・え?そうよ?そう言ったじゃない」

麟「ウソだろ?トウモロコシとほうれん草って言っただろ?」


母「・・・・・・・・・・・お前・・・・・・・・・・」




<エピソード2・ライヴショック>

6月下旬に、友人から


友「来月●●でやる○○のライブのチケットとれたんだけど、行く?」

という電話が。



麟「いく!絶対いく!」と、二つ返事で応え、


電話を切ったあと、ちゃんと手帳に「7月22日ライヴ」と

書き込みました。


スケジュールも、22日の夜には打ち合わせも飲み会も

入れないように早めに調整し、万全の体制。



月日は流れ、昨日(7月16日)。

その友人から再び電話。


友「明日何時に待ち合わせる?」

麟「・・・・・・え?」


友「忘れてんのかよ、ライヴだろ?」

麟「・・・・・・・・・・・えええ!?17日だっけ?22日だろ?」


友「・・・・・・・・・・・・お前・・・・・・・・・・・・」


驚天動地とはまさにこのこと。


17と22という、なんの関係もない数字を、

電話を切った直後にもう間違えている。




最近数字パズルにハマっているので、


「なんか脳がすげえ回転してる気がする」


なんて思っていたんですが、回転しすぎておかしな

ことになっているようです。




うーん、ちょっと心配。





・・・まあ、それは明日考えることにして、



とりあえず、今日は仕事を軽やかにこなして

<友人・僕・友人の母>という最強のトリオで

スカパラのライヴにいってきます!







ばくはつ五朗


皆さんの近所ではどうでしょうか。


東京汐留のテレビ局が、なぜか最近岡本太郎を
フィーチャーしているせいか、
行く書店行く書店に岡本太郎コーナーが乱立し過ぎております。


我が家から一番近い書店にも、
あきらかに女性店員のかわいらしい文字で、
「爆発だ~~☆うわ~~☆」
などと描いてある張り紙などが貼られたゾーンが
できてました。


ちなみにそのすぐ隣には、
「日本沈没だ~~☆」という張り紙のゾーンが。



僕は日テレ

(このブログを読んでくださっている方は、嬉しいことに
関西の方が多いようなので、よみうりテレビ←合ってる?)

のノリがどうにも受け付けない体質なので、無視しようかとも
思ったのですが、

「日テレは気に食わないが太郎は悪くない」

という、すこぶる大人な考えに至り、足を止めて、最初に目についた
『壁を破る言葉』という本を手に取って立ち読んでみました。





気づいたら20分ぐらい経ってました。



おそらく岡本太郎の語録みたいなものだと思うんですが、
なんていうか、説明が難しいんですが、一言で言うなら、






爆発だッ!(荒木飛呂彦風)

って感じでしょうか。


「悩むんだったら、紙と鉛筆でなにか描きなさい」(みたいな内容)
とか、
「うまくいかないならいかないで、そっちの方が面白い」(みたいな内容)
とか、


最近世の中との折り合いについてうっすら考えていた僕にとって、
まさに壁を破るような言葉が多数あったように思いました。


今までこういった自己啓発的な(違う?)書物には
これっぱかしも心を揺さぶられなかった僕にとっては、
ちょっと新鮮な経験でもありました。


こういうものを万人にお勧めするのもどうかと思うので
アレですが、なんだか沈みがちな方は、ちょっと立ち読んでみても
いいかもしれません。



しかし、
326(面が気に食わない)にも、みつを(近所の人からは嫌われてたらしい)
にも溶かすことができなかった僕の心の氷を、
まさか太郎に溶かされるとは!



あまり寝る気もおきず、こんな時間までいろいろ
やっちまっています。





悩むって楽しいなあチキショー!

Listen to the Music


前回に引き続き、音楽業界(違)のこと。



「おバ歌謡」とか、ラジオ番組などでよく(?)流れるので、

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、



僕はこの曲を「稀代の名曲」と信じて疑いません。

もっと早くにこの曲に出会いたかった。






その曲の名は、




「銭$ソング~マンダム親子のテーマ~」


  銭あるぞ 銭あるぞ
  あげるよ あげますよ
  百億円 千億円 
  持ってけ 持ってけよ
  銭ありゃ マンダム 億マンダム野郎
  かわりにお前の 涙が欲しい

  銭あるぞ 銭あるぞ

  欲しい銭 欲しいドル
  取っとけ 取っとけよ
  百億円 千億円
  しょってけ しょってけよ
  金ありゃ マンダム 億マンダム野郎
  かわりにお前の 心が欲しい

  欲しい銭 欲しいドル

  ドルあるぞ ドルあるぞ
  ギブユー ギブユーよ
  百億ドル 千億ドル
  使っちゃえ 使っちゃえよ
  金ありゃ マンダム 億マンダム野郎
  かわりにお前の 笑顔が欲しい

  ドルあるぞ ドルあるぞ




うまれて初めて文字をイタリックにしてしまうぐらい

歪んだ、そして悲しい歌詞!



千億ドルって!

この曲ができた当時は1ドル360円!



「金ならいくらでもやるよ。だからお前の心をくれヨ」

といったところでしょうか。

語尾がカタカナなのは僕が氷室京介世代だからなのか。




もし、今この記事をご覧の方で、この曲をご存じなくて、

しかも歌詞にピン(もしくはブルッ)ときたならば、

迷うことなくお聴きになるべきだと思います。



歌詞だけでも物凄いのに、それがメロディに乗ると

そのパワーはおよそ70倍。



白木みのるの歌声が、そして絶叫が、

きっと貴方のささくれだった心に塩水を塗りつけてくれるはず。




僕が知る限りでは、

「おバ歌謡」もしくは「赤塚不二夫ソングブック」

に収録されております。





最近とんと感じなくなった、「音楽」というもののパワー、

それを十二分に感じて余りあるものだと思います。





ためしに聴いてみてヨ!