海へと
「夏が待ち遠しい」とか、
「夏にドキドキできなきゃ男として終わりだ」などと、
このブログでもリアルな場でも語っている僕ですが、
夏の予定はまったくありません。
唯一あった予定、
『男6人で行く、東京ディズニ○ランドで
ネズ公に一泡吹かせる旅』
も、「いい歳をした男だけでディズニーラ○ドに行くのは恥ずかしい」
だとか、「実は俺、ネズ公嫌いじゃないんだよね」などという
内部分裂があって中止になってしまいました。
しょんぼり。
このままでは、ドキドキ損じゃないかと思っていたら、
「海に行かないか」
というお誘いが!
なんと誘ってくれたのは、とあるお寺の住職!!
住職「来月はじめに、檀家さんの希望で散骨に行くんだけど」
麟「あー、そうなんですか。どこに散骨するんです?」
住職「熱海の海なんだよね」
麟「へえー、そうなんですかー」
住職「ちょっと手伝ってくれない?」
麟「・・・・・・・へ?」
住職「お盆とかぶっちゃうから人手が足りなくてね」
麟「え・・・あ・・・まあ・・僕はかまわないですけど・・・・」
住職「助かるよ。それじゃあまた連絡するから」(プツ)
初めて白状しますが、僕の昼の仕事は「葬儀屋」です。
昼は葬儀屋、夜はデザイナーという、あまり関連性の無い
二足の草鞋を夢見ている僕なわけなのですが、
当然昼の仕事柄、寺院関連の知り合いが多いです。
そういう背景があっての、このお誘い。
軽いトーンの中に、有無を言わさない力強さを感じて、
ついつい承諾してしまいました。
葬儀屋の仕事をはじめて、もう10年近くになりますが、
散骨に立ち会うのは初めてのこと。
不謹慎かもしれませんが、非常に興味深い行事です。
立ち会いの模様は、後にこの場でご報告することに
なるかと思います。
(もちろんちゃんと許可を取ってから)
とりあえず今悩んでいるのは、
「そういう時にはどんな服装が適しているのか」です。
やはり喪服にするべきなのか、
クールビズ気取りでいいのか。