P's diner -14ページ目

クライ・ベイビー




なぜなんでしょう。




ミスチルのPVを見ると、泣きそうになります。

「ミスチルの」というよりも、丹下紘望希氏のPVには

いつもやられてしまう。



ミスチルの新曲、「箒星」のPVを観て、あらためて実感。

「くるみ」のPVは正直何度観ても涙ぐんでしまう。




僕はPV大好きなので、年中SSTVなのですが、


半分白目で、うつらうつらしながら見ている中で、

「おや!」と目を見開いてしまうような作品に

出会うとき、たいていディレクターは丹下氏だったりします。





それにしても、

悲しい内容のPVとかいうわけではないのに、

なぜ涙が出てしまうのか。





まあ僕なんぞは、


バスの中で、お婆さんが持っているバッグが

ヴィヴィアン・ウエストウッドだとわかった瞬間、

いろんなドラマ性を感じて涙を流してしまうような

イカれた涙腺の持ち主なのでアレですが、







丹下氏が創ったものと、

僕の心が「カッコいい」とか「面白い」と思うものとが

ぴったり合致してしまっているからなのか。



それとも「チキショウ!悔しい!」という

気持ちのあらわれなのか。








んー、まあ、

どっちもおんなじようなもんかー(呆けた顔で)



正直に感動したと認めざるをえない。







水無月



ここに書くまでもないことですが、


今日で6月が終わり。




今月から、毒にも薬にもならぬこのブログも

無事再開できまして、今後もドロドロと続けていく所存で

ございます。


改めてみなさま、よろしくおねがいいたします。


気が向いたときに、ふらっとこのダイナーに

来ていただければ、マスターである僕は大変嬉しいです。



さて、FMのDJ風の挨拶が見事にみんなの心を掴んだところで、

今月の僕の有様。



6月は湿っぽいせいか、

なんだかモヤモヤしながら過ごしていた感じです。




一目ぼれして購入した出勤用の雪駄(!)が、突然の

雨で変な色になってしまったり、


ファミレスに一人で入ったら、なぜか

6人がけぐらいの席に通されたり、

やはりモヤモヤしたことばかり思い起こされます。




一人でコーヒーなどを飲みながら、

夢うつつで書き散らかしたメモの数々を

見てみると、


「煮え切らない人々」とか、

「温度が低い。どうしたものか」などなど、


ここでもやはりモヤモヤした文字列ばかり。


まず自分の温度を上げていかないといかんですな。




なにせもうすぐ夏ですから。





「迫る夏にワクワクしなくなったら男は終わり」

が持論の僕ですが、

今年もどうにかワクワクし始めております。


よかった。まだ大丈夫そう。







こんなかんじで、強引な前向きさ加減で7月を迎えようと

思う僕ですが、6月も終わりの今日になって、

激しく後悔することが一つ。













タバコを買いだめするの忘れたー!


・・・いや、まだ間に合う!

今からコンビニへ走るのさ!


通り雨がコンクリートを染めていくのさ!(?)








てなわけで、来月もきっと妄想がちな僕ですが、

なにとぞお付き合いのほどを。










メイク・ユアセルフ



今まで、


「こんなになるのか。なっちまうのか」


とか、


「すげえな。ていうかこええな」


と思いながらCMを見てきましたが、




さすがに今回ばかりはおののきました。










こんな睫毛 にしたいんですか!?







怖すぎるよメイベリンニューヨーク!

みたいだよ!



ニューヨークの女性たちはみんなこういう睫毛なの!?






というわけで、このブログを読んでくださっている

女性(自称でも可)の方々、教えてください。




Q1 貴女はメイベリンをお使いなの?

  それとも他のものをお使いなの?


Q2 貴女はどういう睫毛が理想なの?

  「誰みたいな」とかでもいいですわよ。


Q3 スキンケアしてる男性ってどうなの?

  


Q4 貴女はどういう男性が好きなの?(任意)





ぜひとも教えてくださいませ。

今後の生きる指針にさせていただきますので。





新たなる香辛料を求めて



文章、デザイン、笑い、などなど、

数多くの分野があって、それに従事している

人がたくさんいるわけで。



歴史の長いもの、短いもの、ある分野から派生したもの、

亜流が主流になったもの、それも様々。


今までの人生を通して、可能な限り

見たり観たり聞いたり聴いたりしてきたつもりです。




そうすればそうするほど思うのは、


「新しいものを開拓することは、もはや不可能なのでは?」


ということ。





今、「新しい」と言われるものを見ても、

「ああ、アレとアレを混ぜたのか」とか、

「昔見たことあるなあ」とか、そんなことを

思ってばかり。



テレビや雑誌を見ていると、たまに残骸を

見せられているような錯覚を覚えることもあったりなかったり。




我ながら面白くないヤツだなあ、ひねくれてやがるなあ

と思うことも多いです。



ただ、斜に構えながら、残骸の中から何か

見つけることはできないものかと、ジャッカルのように

目を光らせることや、


草も生えない荒れた土地に、ダメもとで種をまく作業は

怠っていないつもりです。




たかだか0.3世紀しか生きていない青三十才が

観たり聴いたりしてきたものなんか、

世界の1%にも満たない微々たるもののはず。


だとしたら、死ぬまでに3%ぐらいには達したい。

あわよくば4%いきたい。





そう考えると、まだまだイケルノカ?


と思えてきて、なんとなく自分が偉くなったような、

神の気分に

愚民共に


やる気が出ます。



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まあこれが、現実逃避時の僕の心の中の

会議の内容です。



毎回同じ結果が出る会議ですが、

毎回それなりに白熱します。





最終的にやる気が出てるうちは、まだ大丈夫。





さあ、皆で世界を見よう。(←誰かの影響)





青春デンデケデケデケ


「別れは出会いの始まり」とはよく言ったもので、

話は少しさかのぼりますが、予告通り、
行ってきました秋葉原のヨドバシカメラ!


そして、僕の新しい恋人を購入してきました!

「恋人を購入」とか書くと、なんかえらく背徳的な
感じですが、

結局アレですから。
愛や恋なんてものは契約ですから。(意味不明)

ユビキタス社会ですしね。(意味不明2)



それはともかく、



出会ったときの名は、MacBook。
まだうら若き娘さんです。

浅黒い(というか真っ黒い)ボディにクラっと
やられてしまい、店員に声を裏返しながら

「こ、このコくらさい!お持ち帰りでくらさい!」

とのたまい、奪うように購入してしまいました。



今では無事にネットにも接続でき、
「Lisalisa(リサリサ)」という名前がつき、
こうしてこの記事を書いております。

噂通り、長時間稼働させるとすごく発熱する
ホットなコです。



現在入院中のJillが退院してきた時から
三角関係が始まる訳ですが、
まあ、嬉しい悲鳴というやつですな!
うっはっはっはっは!(金歯を光らせながら)



気持ち悪い話はこれぐらいにして、
先述の通り、土曜日から始まった新プロジェクト。



それはなんと音ネタ!!!


自分には音楽の素養なんざこれっぱかしもねえと
思っていた僕が!
なんと!
現在音作りの真っ最中!


いいのか!?
これでいいのかユビキタス社会!?(3)



大げさに書きましたが、
音声ドラマ的な?
なんか声を録音して編集して加工して、SEとか
BGMを作って合わせて、みたいな作業です。


これはこれでなかなか面白い作業を
させてもらっております。




ん?
ていうか、自分は何屋なんだ?

決戦は金曜日



サッカー。




皆さん見てらっしゃったの?


見てるんだろうなあー






僕はサッカーに全く興味が無いのです。


僕のサッカー熱はリトバルスキーで止まっています。

「サカつく」というゲームは大好きだったんですけど。




先日髪を切りに行ったとき、美容師さんからサッカーの

話を振られたものの全く会話にならず、

気まずい空気が流れたばかりか、吐き捨てるように


「いますよね、そういう非国民」


と言われるぐらい興味がありません。





ろなうど?ろなうじーにょ?

「かにーひゃ」って人いた?







そんな僕でも、試合終了後の中田の姿には

感じ入るものがあったような気がします。




「お前みたいな、試合をやってる時間にテレビもつけず、

新しいmacのネット接続に大苦戦しているような非国民が

何を言ってるんだ」



と言われそうですが、それはもう仕方ないです。

感じ入っちゃったものですから。


中田は有名だし (ええー・・・)





とりあえず、


今回のワールドカップにおける日本代表の方々が、

果たして善戦だったのか不本意な結果だったのかは

わからないですが、今日日本を包んでいる

「なんともやりきれない空気」に乗れないのは寂しいので、


4年後には、もう少しサッカーを楽しめるように

なりたいですね。




少なくとも、開催国ぐらいは(そこから!?)知っておかないと、

また美容師に罵倒されてしまうので。





そして願わくば、

スタジアムで応援している各国のかわいい、

もしくはセクシーなサポーターを探してカメラマンに

教える仕事とかをしたいです。







踊るダメ人間



よおっしゃあー!




今日会社帰りに秋葉原行くぞー!



修理が終わるまで待ってられねーよ!

土曜日から新しいプロジェクトに参加することに

なっとるんじゃー!



mac bookの黒いの買ってやるぞおらー!




昨日買おうとしたけど、店員に話しかけられて

慌てて帰ったことなんて忘れちまえー!




ばかやろーこのやろー!





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よーし、これだけカラ元気を出しとけば、

今日こそは店員とフランクに話せるだろう。




いやいや、話せなくてもいいんだよ、買えれば。




「このmac、所望する!」

と声高に宣言してやりますよ。




というわけで、夕方秋葉原へ行ってきやす!





どぉなっちゃってんだよ



大変なことに。







何が?






決まってるでしょう、僕の恋人がですよ(何様?)。







付き合い始めてはや4年目。

どんなときも、一緒に過ごしてきました。

小心者で弱音ばかりの僕をどれだけ励ましてくれたことか。

そしてどれだけ力を貸してくれたことか。







そんな彼女の様子が、四日ほど前からおかしい。


僕がいくら話しかけても応えてくれない。

というか眠ったまま起きてこない。


「体調が悪いのかい?」と身体に触れると、異常な発熱。

出合った頃から平熱は高めだったけど、さすがに高すぎる。

抱いていられないぐらい熱いのです。




急いで冷やしてみても、変化無し。

明日にでも、彼女を病院に連れて行こうかと思っています。







そんな彼女の名前は Jill 。


PowerBookG4という文字と、かじりかけの林檎の絵が描かれている

銀色の服をまとった、スレンダーで頭の回転の早い淑女です。



そうですねえ。


芸能人に例えると、シャロン・ストーンみたいな感じ?

シャロンってIQ250ぐらいあるらしいよ!







頼むよ、君の中にはまだ納品してないデータがいくつかあるんだよ。

いわば、僕と君との子供のようなものさ。

だから早く復活しておくれよ。


それに、会社のPCでこそこそブログ書くのは厳しいよ。

絶対ばれてるよこれ。






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以上、Macユーザーは基本的に気持ち悪いというお話(超偏見)。




でもほんとに切実なのだよ!












FLY,DADDY,FLY



本当は、ここ数日の間で、
父親が入院したり退院したりしていたのです。


「血便が出るから病院行って来る」と言い残し、
そのまま検査入院して、なんらかの処置を受けて
帰ってきました。


その間にあった話。


欲しいデータがあったので、父親の無駄にハイスペックな
パソコンを起動。

データを貰いついでにネットを開き、しばしネットサーフィンと
しゃれ込みました。


その際、何の気無しに「お気に入り」を開けてみると、
競馬サイトやら、「糖尿病患者の食生活」とかいうサイトに
まぎれて、淫媚なサイト名がちらほらとあるではありませんか。



こういうとき、皆さんはどう思うんでしょうか。


「いい歳してなに見てんだよ」と呆れるでしょうか。
「お父さん不潔よ!」と、嫌悪するでしょうか。





僕は正直、父親をちょっと見直しました。


50代も後半になった父親が、まさかエロスサイトを
見ているとは夢にも思わなかったので、
驚くには驚きましたが、それよりも、なんというか
嬉しいような誇らしいような、頼もしいような気持ちになりました。

変でしょうか。

変か。


「ああ、まだこの男は男なんだなあ」といったところでしょうか。

おそらく夜中に、こそこそとエロスサイトを開いて、
オパイやらなんやらをニヤニヤして見てたりするんだろうなとか思うと、
微笑ましいやら自分とダブるやら。



おそらくそのことについて父親と話すことはないと思いますが、
ここに来て「父親との距離の取り方」みたいなものが
わかったような気がします(?)。


そのお礼(??)に、僕の友達(あくまで友達)が絶賛する
エロスサイトをお気に入りに加えといてやろうか迷いましたが、
それはそれで父親との距離がわからなくなりそうなので
やめておきました。









あと、父親に言いたいことが二つ。


一つ、
同じサイトをいくつもお気に入りに入れても、全然意味ないよ。
それだけ気に入ってるってことなのか?



二つ、
「小梅太夫」の検索結果をお気に入りに入れるのは、
個人的にどうしても許せないので消しときました。





リニューアルに向けての脳内会議その3


【30%ほんとのあらすじ】
三十路を軽やかに飛び越した私こと如月麟。
「ブログをリニューアルする」と息巻いたものの、そのコンセプトを
決める段になって、行き詰まりを感じていた。
ここ数日写経をすることで精神を研ぎすました結果、
とうとう「これだ」と思えるテーマを発見したのだった。

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先日、実家の自分の部屋(だった部屋)を掃除していたときのこと。
クリアケースの中に、見覚えがあるようないような布袋が。
中には120分カセットテープがみっちり。
60本ぐらい入っている。


ん。なんだろ。


ふと開く記憶の扉。
「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」
「コサキン」
「伊集院光 深夜の馬鹿力」

僕の「面白」の基準を創ってくれた、深夜ラジオを録音した
思い出のテープたち。

几帳面に「○年○月○日大槻ANN」なんてラベルに書いてある。


「うひょおー!宝の山だー!」
と、ニヤニヤしながら見ていたら、その中にラベルのないテープが。


久々にラジカセを引っ張り出し、さっそく聴いてみると・・・
なんと、高校時代の自分が、友達と討論しているのを
録音したものでした。


なんで録音なんかしてるんだろう。
痛すぎるぜ、高校時代の俺!
と、心の中で突っ込みながら聴き進める。


討論のテーマは、
「どうして俺たちはモテないのか」


なんという悲しみに満ちたテーマ。
涙をこらえながらさらに聴き進めていく。


僕を含むモテない男子高校生4人が、
「そもそも女は見る目がない」だとか、
「バンドでもやりゃあモテるんじゃねえのか」とか、
「オッパイというものは本当に柔らかいのか」などという、
童貞度100%な会話を真剣に繰り広げているわけです。


その中のある会話を聴いて、身体に稲妻が走る。


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麟「俺から見たらさあ、お前ら絶対モテると思うんだけど」

A「だよなあ。そこらの馬鹿男なんかより、よっぽどお前らの方が
 いい男なんだけどなあ」

B「女はよ、どこを見てるんだって話だよ」

C「思う思う!だよなー!」

麟「もし俺が女だったら、お前らにバンバンやらせてやるんだけどなあ」

ABC「いいねー」

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女性の方、気を悪くしないでください。
モテない男が集まると、こんな会話ばっかりなんです。
たぶん。

「モテるには」という議題だったのに、
最終的には性的な行為への羨望になってしまうこの悲しさ。


体中から変な汁を出しながら、テープを止めました。
しばし余韻にひたる。
ひたりついでに、高校卒業後から今までの自分を振り返る。


結論。


「こんなことを考えていたヤツが、歳とってから
気取ったってボロがでちまうよなあ」


そらそうだ。
土台はアレなんだもんなあー。


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というわけで、かなりもったいつけましたが、
とうとう「P's dinerリニューアル版」のテーマが決まりました。


それはズバリ、「男子高」です。

旧P's dinerは、時にワインの美味しい飲み方についてとか、
ロハスな生活についてとか、石川県にはモーゼの墓があるとか、
瀟酒な文章を散々綴ってきましたが、これからは違います。


これからは、
「エビちゃんっていつも同じ顔してるよな」とか、
「最近SHIHOが好きでしょうがない」とか、

三十路を超えた男が、恥も外聞もなく、次元の低いことを
書きなぐるブログにしようと思います。

他にも、
「社会科見学」と称していろんなところに行ったり、
「二者面談」と称して知らない人と話したり、
「論文」と称してシナリオとかを載せたりしようと思っております。


今後もよろしくお願いいたします。







「なんだ。結局ほとんどかわらないのね」という言葉は禁句ね。