新たなる香辛料を求めて
文章、デザイン、笑い、などなど、
数多くの分野があって、それに従事している
人がたくさんいるわけで。
歴史の長いもの、短いもの、ある分野から派生したもの、
亜流が主流になったもの、それも様々。
今までの人生を通して、可能な限り
見たり観たり聞いたり聴いたりしてきたつもりです。
そうすればそうするほど思うのは、
「新しいものを開拓することは、もはや不可能なのでは?」
ということ。
今、「新しい」と言われるものを見ても、
「ああ、アレとアレを混ぜたのか」とか、
「昔見たことあるなあ」とか、そんなことを
思ってばかり。
テレビや雑誌を見ていると、たまに残骸を
見せられているような錯覚を覚えることもあったりなかったり。
我ながら面白くないヤツだなあ、ひねくれてやがるなあ
と思うことも多いです。
ただ、斜に構えながら、残骸の中から何か
見つけることはできないものかと、ジャッカルのように
目を光らせることや、
草も生えない荒れた土地に、ダメもとで種をまく作業は
怠っていないつもりです。
たかだか0.3世紀しか生きていない青三十才が
観たり聴いたりしてきたものなんか、
世界の1%にも満たない微々たるもののはず。
だとしたら、死ぬまでに3%ぐらいには達したい。
あわよくば4%いきたい。
そう考えると、まだまだイケルノカ?
と思えてきて、なんとなく自分が偉くなったような、
神の気分に
愚民共に
やる気が出ます。
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まあこれが、現実逃避時の僕の心の中の
会議の内容です。
毎回同じ結果が出る会議ですが、
毎回それなりに白熱します。
最終的にやる気が出てるうちは、まだ大丈夫。
さあ、皆で世界を見よう。(←誰かの影響)