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かずのすけ@kazunosuke13
高級デパコスパウダー『ラプードル』(仕上げ用:15,000円🐩)に見た目激似のパウダーがキャンメイクから約1,000円で発売されて話題になっていますが、 無印にも類似のパウダーがだいぶ前からあるの覚えてくれてました…？👼 前に… https://t.co/HI1zA6Xa7W
2021年10月02日 11:32
先日突然Twitter上で話題になったキャンメイクさんの新作パウダー、
🌈PLAZA・MINiPLA先行販売🌈
— PLAZA【公式】 (@plazastyle) September 29, 2021
『#CANMAKE(#キャンメイク)』マシュマロフィニッシュパウダー Abloom 01 ディアレストブーケ』メイク仕立てのふんわりしたマシュマロ肌が続く、フィニッシュパウダーです💓✨5色のカラーでお好みの仕上がりへ🥰
▷https://t.co/vOBIWMKKw1 #PLAZAコスメ pic.twitter.com/h0CNbAjaq0
見た目がどう見ても「あれ」ということでかなり美容アカ界隈をざわつかせていましたね😅
◎キャンメイクの新作プチプラパウダーが、高級デパコス【エレガンス ラプードル】に似てる！？
かずのすけも早速助手くんに買ってきてもらいまして入手に成功しました！
【キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダーAbloom 01 ディアレストブーケ】
こちら、現在キャンメイク公式サイトなどでもほぼ情報がなく、
プラザさんでのみ先行販売されているというレア商品です。
価格はキャンメイクさんらしく10g:約1000円と、非常にお求めやすいフェイスパウダーです！
開けてみるとこんな感じで、↓
確かに、、、何かに…似ている。。。笑
で、何に似ているか？というと、そうあれですね。
（マットタイプ：1番）
高級デパコスの中でも人気が衰えることなく、
フェイスパウダーの女王として数々のベスコス等を総嘗めにしている
【エレガンス ラプードル オートニュアンス】
というアイテムですね！
こちらは『リクスィーズ』という、仕上げ用パウダーです。
27gとかなり多くは入っていますが、価格は税抜15,000円と、
デパコスの風格漂う超高額パウダーです！
お直し用のパクトタイプもあるのですが、
（ツヤタイプ：4番）
これは8.8gで税抜11,000円。
実はリクスィーズと成分はほとんど変わらない（微量の乳化剤が若干違うだけ）ので、
3倍以上容量が多いリクスィーズを購入するほうがかなりお買い得です💡
それで、両者並べて比べますとこんな感じ。
いずれも特徴的な斑模様配色のフェイスパウダーで、
キャンメイクアブルーム01はラプードルの1番色とほぼ同じ配色ですね。
白・青・オレンジ・緑・ピンクの5色です！
ラプードルには各色の周囲に白い枠がついているのが特徴的ですね！
このフェイスパウダー、
一見すると「奇抜な虹色みたいな顔色になるのではないか？」
と懸念するところですが、
それぞれの色味がブレンドされて特定の印象の肌色を作ることができるのです！
とても優秀ですよね💡
ただ昔から模倣品も結構あって、ラプードルではうまく色が調和しますが、他の模倣品だと上手に色がつかない場合もあるそう。
今回の新しいキャンメイクは本家に比べるとだいぶお求めやすい製品ですから、うまく発色するのかは気になるところ！
◎ラプードルに激似のプチプラパウダーは【無印】にもあった！
また、安価なラプードル似のパウダーはというと、
実はあの無印さんにも存在します💡
こないだ紹介した隠れ神パウダー、
【ルースパウダープレストタイプ】の
UV効果なし・色違い版にこんなのがあるんです！
ルーセントホワイトという色版です。
9gで1,290円！これもキャンメイクに負けないほどお求めやすいです！👀
これも確かに似ていますよね…😅
あとはラプードルの5番に似た配色のハニーベージュという色版もあります💡
というわけで、15,000円のラプードルよりもだいぶお求めやすいプチプラの似たような見た目のパウダーというのがありますが、
さてこれらの製品、成分や使用感まで似ているのでしょうか…！？
実際に比較してみました！！
◎ラプードルとキャンメイクと無印の【成分】を比較してみた！
まずは成分から見ていきますね！
こちらがラプードルの成分表ですね！
ラプードルには6色の色味の展開があるのですが、
成分はどれも基本的には同じです。（5番だけ染料の成分がありません）
実はフェイスパウダーとしては非常に低刺激な成分になっているのが特徴です。
酸化亜鉛や紫外線吸収剤を配合していないので、亜鉛の金属アレルギー体質の方や紫外線吸収剤が合わない方でも使いやすいのがポイントです💡
タルク、ナイロン-12、酸化チタンなどが基本のパウダーとして配合されていて、
結合剤の油分にはスクワランという油分が配合されています。高級な油分です！
ナイロン12がソフトフォーカス効果が非常に高いパウダーですね！
マットな肌に整える効果が高いです！
あとは「（ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ）ヒドロキシプロピル加水分解シルク」という成分がものすごく特徴的ですね👀
これはヒートショックプロテインと呼ばれている成分で、主にヘアケアに用いられる補修成分なんですよね。（プロモイスという、髪を直毛にするサラサラ成分…！）
熱を加えることで表面をコーティングしてくれる特性があります。
実は皮膚に対してはどう働くのかは僕もあまり詳しくないのですが、もしかしてラプードルの使用感に大きな影響を与えている可能性がありますね…！！
（特に崩れ防止効果の成分が入っていないにも関わらず、「比較的崩れにくい」という評価が多いのはこの成分の効果かも！）
その他は着色剤としてグンジョウ・硫酸Ba・酸化鉄・赤226などが配合されています！
というわけでとてもシンプルな構成のパウダーで非常に好印象。
敏感肌でも使用できて、かつその使用感の良さも絶大な人気が物語っています！
次にキャンメイクを見てみましょう！
これはかなり成分が異なっていることが分かります😅
タルクや酸化チタンがメインになっているのは同じようですが、
結合剤の油分には「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」＝紫外線吸収剤が配合されています。
また酸化亜鉛やミリスチン酸亜鉛などの亜鉛系の粉体もいくつか配合されているので
亜鉛が合わない肌質の方には不向きと言えますね。
ソフトフォーカスパウダーが配合されているのは同じですが、シリカやポリマー系のものを採用しているようです。
エキス類なども多く配合されているのですが、その弊害かPGやエタノール、BHTなど、
あまり入っていて欲しくない溶剤成分や品質安定剤が入ってきてしまっているのも気になる要素です。
染料の構成は概ね似ていますが、こちらは黃４番という染料も使っていますね。
なので、ラプードルとは成分の構成はまるっきり別物であることが分かりますね。
ラプードルのように敏感肌向けで低刺激という評価は中々難しいように思います。
ただSPF19入っているのが有利な点と、酸化亜鉛の効果で崩れ防止効果をある程度見込むこともできそうです。
次は無印を見ていきます！
ベースにタルク、ナイロン-12、そして抗ケーキング剤としてジステアリン酸Alを配する処方の基本はよく似ているように見えますね！
ラプードルと同じく酸化亜鉛＆紫外線吸収剤フリーですし、
敏感肌に刺激になりやすい成分なども入っていません。
違いはというと、ラプードルの特徴成分であるプロモイスは入っていないですし、
ベースの粉体にシリカを加えています。シリカは皮脂吸着効果のパウダーですね！💡
炭酸Caは結構白い色がはっきりする粉体です。
ルーセントホワイトというからに、結構「白くする」効果が強い印象がありますね👀
シンプルな構成で、敏感肌向けのパウダーになっているところはよく似ていますね！
キャンメイクと比較すると、より成分の傾向がラプードルと似ているのは無印の方だと感じます。
◎ラプードルとキャンメイクと無印の【使用感】を比較してみた！
次に肝心の使用感についてですね！
フェイスパウダーの使用感の比較って中々写真でお伝えするのは難しいんですが、
予めリキッドファンデーションを腕に広く伸ばしまして、
そこに↓のような感じでフェイスパウダーをそれぞれ付けてみました。
各部位をアップにすると↓こんな感じになりました！
正直写真だと分かりにくいんですが、
新しいキャンメイクはラプードルとも使用感がかなり似ていると感じました👀💡
しっとり系のパウダーで、マットにお肌を整えてくれる感じです！
色もおかしい色にはなっていないですね！
かなりアップにしてじっくり比較すると、
ラプードルのほうがより陶器肌的なふんわり感があるんですが
適当につけて遠目に見るだけだと使用感の違いはほとんど分かりません😅
あれだけ成分が違った割には、凄まじい再現度です。。
ちなみについ先程コスメヲタちゃんねるのサラさんが早速崩れにくさとかの比較動画を出されていたのですが、
これも使用感は殆ど変わらないが、耐久力には差が出ていましたね💡
一方で無印さんは、結構成分の傾向は似ていたものの…
これは使用感は全く別物と言って良さそうですね😅
写真だと分かりにくいんですが、無印さんはかなりラメが強くてキラッキラだし、
成分からも予測したようにだいぶ白い印象があります。
茶色い方（ハニーベージュ）も、色の傾向が違うだけで、ラメがキラキラなのは同じでした。
なので、ラメ感を追加したいところにスポットで使用するのは良さそうですが、
ラプードルやキャンメイクのように全体にフェイスパウダーとして使用するのは難しそうです💦
◎キャンメイクや無印はラプードルと似てるのか？結論
というわけで、
今日はラプードルと似ていると話題のキャンメイクと無印のパウダーをそれぞれ比較してみましたが…、、
やはり
成分の敏感肌適正やシンプルさ、上等さなどに加え、使用感の美しさや崩れ耐性（これは僕は検証していないですが💦）などについても、
ラプードルが威厳を見せた結果になりましたね！
ただ、キャンメイクも成分があまり敏感肌向けとは言えないものでしたが使用感は約１０００円とは思えない再現度でしたし、
逆に無印は成分はよく出来ていて、完全に別の使用法のアイテムとして活用すれば低刺激で敏感肌向けの優秀なパウダーだった思います😉
今回はさすがラプードル！という結果になりましたが、
15,000円という価格は中々手が伸ばしにくい人も多いと思いますので
プチプラの各メーカーが果敢にこういったハイエンドアイテムに挑戦しているのは消費者としては歓迎していいことだと僕は思います！
ただ超えるべき壁は相当高いぞというわけで…😅
また化粧品業界って実はこういう明らかなオマージュには比較的寛容でして、
（「訴えられたりしないの！？」みたいなお声もありましたが）
各メーカーの処方技術者が集まって技術交換会とかやっちゃう特殊な業界ですからね😉💦
もちろん特許を取っててその特許を犯していたらダメなんですけど
実際このまだら模様のパウダーの技術自体もけっしてラプードルだけが専有しているものというわけではなく、
そこは類似品には特に罪はないということを知っていてあげて欲しいですね。
（ただラプードルのような『白枠』がついているのは他に無いはずで、独自技術だそうです）
敏感肌じゃなくてラプードルっぽいパウダーが使ってみたい！という方は
ぜひキャンメイクの新作見つけたら試してみると良いと思います！
というわけで本日は以上です！💡
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