かずのすけオススメの【コットン】比較!高級コットンに負けないプチプラ&高品質コットンはどれ!? | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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では今日は先日にも取り上げた【コットン】について話していきますね!

 

 

以前お話した通り、

 

コットンは良いものを選び、かつ上手に使わないとお肌への負担が出てしまうデメリットがあります。

 


具体的には僕のコットンの選び方では、

 

・毛羽立ちが多いものは避ける

→毛羽立ちやすいと肌に毛羽が残り異物感やメイク等の邪魔になり良くない

 

・素材感(柔らかさ等)が悪いものは避ける

→繊維が硬かったり異物(棉)が残っていると摩擦刺激が増えるので良くない

 

の2つをとても重視していて、

 

 

その他にも「コスパ」とか、「分厚さ」とか、選ぶ要素はいくつかありますね。

 

ただ、僕は良いものであれば高くても買う派ですので

 

あまり安さを重視してクオリティを落とすことはしないのですが、

 

そこは個々人の感覚次第かなと思います!

 

 

 

 

そういうわけで、今回僕がかなり沢山のコットンを試してみた結果として

 

結構良いなと思った商品と、比較として用意したアイテムをお見せしていきたいと思います!

 

 

ちなみに、コットンは2年くらい前から10種類以上色んなもの試したのですが、

 

使い切ってしまって手元にはないものもあり、

 

凄い悪いわけでもないけど微妙だなと思ったもの今回はご用意していないです(^o^;)

 

 

良くないものを何個も紹介してもあれですので…;

 

 

 

では実際に商品を見ていきましょう!

 

 

 

◎用意した商品と価格等について

 

 

まず今日用意したアイテムについてお見せしますね。

 

 

 

ひとつめはこちらから。

 

 

ディオール「フェイシャルコットン」です。

 

 

image

 

綿密に織られた上質感のあるコットンで、比較的大判サイズなのが特徴

 

100枚入りで、店頭では1000円との話ですが、

 

Amazonでは約2000円とややお高め。

(Amazonで購入するとディオールの小さいショッパーもついてきます。笑)

 

まぁ、ディオールにしては比較的手に入れやすい価格ではありますね。

 

 

 

 

次も高級ブランドのアイテムですが、

 

 

クレドポーボーテ「ル・コットン」

 

image

 

織りの綿密さや柔らかさはディオールと似たところがありますが、

 

実は「シルク」の繊維を織り込んでいて、

 

光にかざすとキラキラして見えるのが特徴ですね。

 

 

120枚入りで、一応定価は800円なんですが、

 

Amazonで買うと1580円くらいしてしまいます

 

 

 

 

次が、安価どころではかなり良いなと思っている

 

資生堂「ビューティーアップコットン」

 

 

まぁ言ってしまえばクレ・ド・ポーも資生堂なのですが、

 

image

 

サイズの差とシルクの織り込みがないくらいで、

 

クレ・ド・ポーとそんなに使用感の差がない気がします。

 

サイズが若干小さいのとこっちのほうがほんのちょっとだけ固めかな?という程度。

 

 

それで108枚入りAmazonでは300円くらいで購入出来ますので

(Amazonパントリー使用の場合)

 

コスパがとにかく良いアイテムだと思います。

 

 

 

 

 

あと異色アイテムとして2つ紹介したいですが、

 

まずはこちら、かなり有名なアイテムで、

 

ユニチャームさんのシルコット」です。

 

 

Amazon価格だと、40枚入り×5個組で1350円

 

200枚入り1350円なので比較的コスパの良い商品だと思います!

 

 

ただ、実は「コットン」とは言えない商品で、

 

主成分は「パルプ」「レーヨン」です。

 

 

 

まぁ化学的に言えば繊維はコットンと同じセルロース繊維ではありますが、

 

一応いずれも合成繊維になっていて、

 

通常のコットンよりは固めの素材感が特徴になります。

 

image

 

またコットンというよりはスポンジのようなアイテムになっているので、

 

image

 

使用感の違いとかで好き嫌いはありそうなアイテムかな~という気がしています。

 

 

 

 

最後にもう一つが、江原道さんのオーガニックコットン

 

 

 

実はこれ…僕が個人的にかなり落胆したアイテムで…(苦笑)

 

80枚入りで800円くらいですので、

 

これも比較的お求めやすいのかな…?

 

という感じなのですが…

 

 

後でお見せする実験も含めて、今後使うことはないなと思ったアイテムです。

image

まずオーガニックコットンということで、「無漂白」であるためやや茶色いんですが、

 

 

無漂白やオーガニックだからといって不純物を残して良いわけではないと僕は思っていて、、


image

この茶色い残渣物みたいなものが結構あるんですが、

 

「綿の種、茎、葉の一部」ということで、普通にザラザラしてて痛いんですよね…。

 

 

 

なのでオーガニックにこだわっているところ非常に申し訳ないんですが、

 

スキンケア用にはあまり適していないと感じました。

 

こういったオーガニックコットンは他にもいくつかありますが、

 

どれも似たような感じのものが多いですね。。

 

 

こちらのアイテムは次にお見せする実験も含めて、悪い例の見本として持ってきました(^^;)

 

 

 

 

◎コットンが毛羽立ちやすいかどうかを見破る簡単な実験

 

 

というわけで、

 

最初に言っていた2要素について、

 

「素材感」に関しては触ってみるしかないんですが

 

 

「毛羽立ち」に関しては

 

ちょっと面白い実験をお見せしたいと思います。

 

 

まずコットンと何でも良いので「テープ」をご用意ください。

(今回は見やすいように黒いテープを使いますが、普通のセロハンテープでも良いです)

 

 

こちらを、

 

 

 

繊維に対して縦にしっかり貼り

 

 

 

その後、繊維に対して縦に剥がします

 

 

すると、↑こんな感じで繊維がある程度剥がれてくるため

 

その他のアイテムでも同じことをやってこの繊維剥がれの度合いを比較します。

 

 



ちなみに繊維に対して横で剥がしても剥がれてくる繊維量はそんなに変わらなかったですが、



比較するときはできるだけ全部同じ条件で揃えたいですね!

 

 

 

 

というわけで、これを比較した結果が↓こちらになります!

 



このやり方で比較すると、

 

 

毛羽の立ちにくさ

 

圧倒的にユニチャーム:シルコットが一番でした。苦笑



そりゃそうですね、、これコットンというかスポンジに近い製品なので

 

そもそもコットンのようなフェルト素材ではないからです(^^;)


間違いなく毛羽立ちほぼゼロです。


なので、「毛羽を絶対に立たせたくない!!」という強い意志がある場合は、

 

こういうレーヨンパルプ系のスポンジコットンもありなのかなという気はします。

 

 

ただ使用感は好き嫌いがあると思います。





それ以外で、

 

ちゃんとした「コットン」で比較する

 



ディオール≒資生堂ビューティーアップ>クレ・ド・ポー>>>江原道


という感じでした。



◎かずのすけのおすすめコットンは?



以上から、



個人的に一番上質だと感じているのが「ディオール フェイシャルコットン」で、

 

一番高いだけはあります。

 

 

柔らかさではクレ・ド・ポーと同等ですが、毛羽の立ちにくさが非常に良いです。

 

 

クレ・ド・ポーは柔らかさは一級品ですが、

 

シルクを織り込んでいるところが逆に何かしら作用して毛羽立ちやすさにつながっている可能性がある気がしています。

 

(それでも低品質のコットンよりは毛羽立ちにくいです)

 

 

一方で、「資生堂 ビューティーアップコットン」は、

 

クレ・ド・ポーやディオールよりはサイズが小さく、若干の繊維の固さが気になるものの、

 

毛羽の立ちにくさではディオールと同等かむしろそれ以上かもしれません。

 

 

 

価格が10分の1近いことを考えると相当高品質のアイテムだと思います。

 

 

 

 

そんな中で突出してひどい結果だったのが、

 

江原道さんで…。。苦笑

 

 

ビューティーアップコットン(左)が表層のみ剥がれたくらいに対して


江原道オーガニックコットン(右)は一緒に他の部分まで剥がれてきています。苦笑

(ちなみに下に置いてあるコットンは新品のコットンです…剥がしたやつ置けば良かったとちょっと後悔。。)




横から見ても剥がれている量が飛び抜けています。↓




あと、こうやって見ると、

 

左から順番に厚みがあります。

 

厚みがありすぎると化粧水が沢山必要になるという意見もあるので、

 

そういう意味ではあまり厚すぎるのも問題ではありますが

お肌に対しては厚みがあったほうが優しくは触れられますよね。

(その分化粧水の消費が増えますが;)



江原道はやはり他と比較すると薄手ですし、毛羽の立ちやすさや素材感の悪さが目立ちます。

 

ちなみにシルコットはまったく厚みがないので、この点で扱いが難しい一面もありそう。





という感じで、


結論から言うと

 

高い品質を優先する場合は「ディオール フェイシャルコットン」がオススメで、

 

 

コストを優先しつつ比較的高い品質を求める場合は「資生堂 ビューティーアップコットン」がオススメです。

 

 

 

 

コットンでなくても良く、薄手で素材感の固さが気になっても良い場合は、

 

毛羽の立ちにくさでは「シルコット」がダントツです。

 

 

 

クレ・ド・ポーは柔らかさは一級品ですが、若干の毛羽立ちが気になります。

 

江原道はどの点においてもスキンケア用としては「微妙」の一言…(^^;)

 




という感じで僕は今の所考えています。

 

 

もちろん、まだまだ使ったことのないコットンが沢山ありますので

 

中にはディオールを超える品質のものや、ビューティーアップコットンよりもコスパの良い製品が眠っているかもしれません。

 

 

もし他にも「これがオススメ!」というものがあれば、

 

是非コメント等で教えて頂けると嬉しいです(*^-^*)ゞ




それでは今日はこのあたりで!

 

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