プチプラ化粧水の王道【ハトムギ化粧水】合戦!一番良いハトムギ化粧水はどれ?(その1) | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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告知通り今日は「ハトムギ化粧水」の特集をやっていきますよ!\(^o^)/

 

 

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「ハトムギ化粧水」というとプチプラ化粧水の中でも本当によく知られていて、

 

どれかご利用になられたことがある方も多いと思います!


まぁある程度美容に詳しくなってくると卒業してしまう人も少なくないとは思いますが、

 

今日はこの「ハトムギ化粧水」を成分的に解説して、

 

 

ハトムギ化粧水に隠された(?)意外な事実

 

成分的に一番オススメのアイテムはどれなのか??

 

 

というお話をしていきたいと思います!(*^_^*)b

 

 

 

 

◎「ハトムギ化粧水」とは一体何なのか?どうして人気なの?

 

 

 

「ハトムギ化粧水」というと昔から雑誌やウェブなどでも大人気で、

 

僕もこの仕事を始める以前からなぜか知っていたので

 

それほどの知名度があるということだと思います。

 

 

ただ現在「ハトムギ化粧水」というと一つの商品だけでなく、

 

↓に挙げるように様々なメーカーからいろんな商品が発売されています。




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どれも似たような名前で非常に区別しにくいですが(笑)

 




現在人気のハトムギ化粧水の共通項としては

 

  • 【ハトムギエキス】が入っている
  • 大容量でコスパ抜群!
  • 白濁していて水のようにサラサラしたテクスチャー
 
などが挙げられそうです。
 
 
 
いろいろな逸話がありますが、
 
ハトムギ化粧水の人気の発祥は、古くから大人気の
 
「アルビオン 薬用スキンコンディショナーエッセンシャル」
 
にあると言われています。


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(↑昔貰ったサンプルの箱)



「ハトムギ化粧水」とは名乗ってはいないですが、

 

確かに「ヨクイニンエキス」という成分が入っていてこれは「ハトムギエキス」と同じものです。

(医薬部外品だと表示名が違います)

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他社製品が「スキンコンディショナー」と名付けたがるのは薬用スキコンの人気にあやかるためだったと考えても矛盾はなさそうですね。

 

 

 

ただ他社製品が大容量で低価格という特徴が共通しているのに反して、


薬用スキコンは他の商品とは一線を画した価格設定(110ml:税抜3500円)になっていますし

 

『薬用』…つまり医薬部外品です。

 


有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用を前面に押し出した製品ですね。

 

有効成分の浸透性を高めるためにエタノールの濃度が高めなので、

 

当ブログの読者さん層にはあまり受けが良くない製品かもしれないなとは思いますが…(^_^;)



現在低価格で販売されている他社製ハトムギ化粧水はすべて普通の「化粧品」で、

 

グリチルリチン酸2Kなどの持つ抗炎症作用等の効果は薬用スキコンには遠く及ばないと考えられます。

その一方で主成分のエタノールを配合していないものが殆どで、

 

価格も非常にお求め安いものが多く…。

 

 

現在では『ハトムギ化粧水』と聞いて薬用スキコンのイメージを持つ人は少ないのではないでしょうか。


ただ、

 

ハトムギ化粧水は元々薬用スキコンを真似て(もしくはイメージして)作られたものであった…

 

という噂は恐らく正しいのではないかと僕は思います。

 

 

 

商品の性格とか性能を考えれば薬用スキコンと他のハトムギ化粧水は全くの別物ですが、

 

一般市民からすれば「憧れの薬用スキコンのような化粧水がとても安く使える!」というイメージがあったのかもしれません。

 

これが現在の人気の土台にあったと考えられそうです。

 

 

 

 

◎「ハトムギエキス」は凄い成分なのか?

 

 

また、「ハトムギ」という成分に何らかの凄いイメージアップの秘訣があったように僕は思います。

 

 

ホントになんとなくなんですが、ハトムギって肌に良さそうなイメージがあるでしょ?(;^_^)b

 

ハトムギ化粧水にはみんなハトムギエキスが配合されているので、

 

この効果を求めて使用している人もいるのかもしれません…。

 

 

 

ちなみにこれが「ハトムギエキス」の化粧品原料です。

 

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恐らく粉末のものもあると思いますが、

 

手作り化粧品用の原料だとこういうのが一般的だと思います。

 

 

 

一応額面通りの効能としては、

 

保湿作用や、美白作用や、抗炎症作用などがあると言われています。

 

 

 

ただ、この際はっきり言わせて頂きますが…

 

 

お安いハトムギ化粧水のハトムギエキスには

 

肌で実感できるような凄い作用はほぼない

 

と言い切れるのではないかと思います…(苦笑)

 

 

 

いや、全くないとは言いません。

 

そもそもヨクイニンは漢方などでも使われているのでちゃんと量を摂取すれば薬効薬理があるはずです。

 

 

 

しかし、

 

ハトムギ化粧水は化粧品ですし皮膚塗布だし明らかな効果はそもそもあってはいけないということと、

 

先ほどもちょっと触れたように

 

抗炎症作用とか美白作用みたいな効果・効能は「医薬部外品」じゃないと謳えませんし、

 

元々化粧品の「ハトムギエキス」は何の有効成分にも登録されていませんし、

 

 

化粧品で配合される「○○エキス」というのは

 

こういった液体原料を1滴とか2滴とか…もの凄く微量にしか入れないのが普通なのです。。

(元は粉末なので原料の時点で濃度が0.1%以下とかざらです。)

 

 

植物エキスが入っているということで「化粧品のイメージを良くする」というのが、

 

こういったエキス類の最も大きな効果だと僕は考えています。

 

 

 

だからこそ、

 

ハトムギ化粧水の良い効果もあんまり期待できないとも言えるし、

 

逆に言えば、何かしらデメリットがあったとしても微量すぎて無視できます

 

 

 

 

先日Twitterで

 

「ハトムギエキスが入っているお茶は流産のリスクを上げるから妊婦は注意!」

 

みたいなツイートが流れてきたところなのですが、

(その人曰く爽健美茶はダメらしい。苦笑)

 

確かにさっきも言ったようにヨクイニンは漢方で使われているので高濃度を経口摂取だと何らかの副作用があってもおかしくはないです。

 

ただお茶に含まれるエキスも多分ほとんどないに等しい量なので絶対に無視できるはずですし、

 

よしんばそういうリスクがあったとしても、

 

 

化粧品に入っているエキスはもっと少ないので

 

限りなく100%に近い確率で安心して使えると言い切れると思います。

 

 

なのでたとえ妊婦さんがハトムギ化粧水をジャバジャバ使っても全く問題ないです。

 

 

 

つまり効果効能こそそんなに期待できないけど、デメリットも特にないということです。

 

 

 

 

 

◎ハトムギ化粧水はなぜ白濁しているのか…?

 

 

次に、

 

ハトムギ化粧水って全ての商品が『白濁している』という特徴があります。

 

↓こんな風にうっすら白く色づいています。
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ハトムギ化粧水が全部そうなのだから、

 

これは「ハトムギエキス」の効果のひとつではないか?

 

…と思っている人もいるかもしれません…。

 

 

でも実は、ハトムギエキスってこんな感じ↓の、

 

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薄く茶色がかった透明の成分なんですよ。

 

 

水溶性なので水を加えても白くなんてなりません!

 

 

 

 

それにも関わらず彼ら↓は全員が白濁しています…(苦笑)

 

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これは一体なぜなのか…??

 

 

 

 

実はその理由は各化粧水に配合されている

 

「(スチレン/アクリレーツ)コポリマー」「(スチレン/VP)コポリマー」

 

などの『不透明化剤』と呼ばれる成分がその正体です。

 

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imageimage

(三つしか載せないですが全部入っています!)

 

 

 

簡単に言うと濁らせるためだけのポリマー成分が入っているんですよね…。。

 

 

なんで入れているのかというと、

 

白濁させることでなんとなく有効成分がいっぱい入っているイメージを持たせることができるからでしょう。

 

 

 

刺激とかがあるわけではないし肌に害があるわけではないのですが、

 

別に肌に何か良い効果をもたらすわけでもない成分ですし

 

ただ単に化粧水を濁らせるためだけに配合しているので

 

 

この成分を抜いても一切不都合はないわけですから

 

なんとなく気持ちが良くない成分なのは事実ですね。

 

 

まぁ成分解析したとしたらほぼ無視してしまう成分ですけど。

 

 

 

少なくともこの白濁しているのはハトムギエキスの特性ではないということは知っておいても良いかもしれません。

 

 

 

 

◎<次回予告!>一番良いハトムギ化粧水はどれ!?

 

 

というわけで、

 

第1回目はハトムギ化粧水の基本について解説させて頂きました…!!

 

 

本当は一個にまとめるつもりだったのですが、

 

やっぱり思いのほか長くなったので記事をもうひとつ分けることにします(;^_^)ゞ

 

 

 

ここまでの説明から言えるのは、

 

ハトムギ化粧水にはハトムギエキスが共通して入っていますがその効果は特に大きなものではないですし、

 

白濁しているという特徴は共通していますがこれは不透明化剤の効果で演出されているだけ。

 

 

つまり

 

見た目も似たようなハトムギ化粧水だから全部似たようなものだ!

 

という風に考えることはできないのです。

 

 

 

もっと他の成分に着目しないと各化粧水の真の特徴は見えてこないということですね。

 

 

 

 

かといってまぁ、

 

価格が価格なのでそんなに凄いものが隠れているか?といとそれはやっぱり難しいです(^^;)

 

 

みんなそれなりに価格なりの商品でしかないのは大前提として、

 

 

その中でも意外と悪くないのではないか?と思うアイテムも見つけたので

 

これは次回紹介していきたいと思います!




プチプラ化粧水の王道【ハトムギ化粧水】合戦!一番良いハトムギ化粧水はどれ?(その2)




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