b.glen(ビーグレン) QuSomeローション 成分解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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b.glen(ビーグレン) QuSomeローション 成分解析

 

 

   水分補給:★★★★☆
   油分補給:★★☆☆☆
保湿持続性:★★★☆☆
伸びの良さ:★★★★★

酸化安定性:★★★★★
 しっとり感:★★★★☆
サラサラ感:★★★☆☆
敏感肌適正:★★★☆☆

   価格適正:★★★☆☆(120ml:5130円) 



(本当は江原道のファンデーションを解析する予定だったのですが難易度の問題で順番を入れ替えました(^^;)こちらは次回解析します!)



今日はb.glenさんのローションの成分を見ていきます。

 

 

現品を使ってみるとサラッとしつつもモッチリ感の感じるローションで、

 

後述する成分の特性的に敏感肌刺激がややありそうな印象ではあったものの

 

軽く使用する程度ではそうでもなかったというのが実際です。

 

 

 

まずベース成分は「プロパンジオール」という成分で、

 

比較的最近使用されることが増えてきた保湿基剤です。

 

プロパンジオールの安全性を調べてみると面白いことにほとんどデータが見つかりません。

(その分有害情報も少ないです)

 

これは動物実験が最近ではあまりされなくなったという背景が絡んでいるのですが、

 

一応構造的にはPGの仲間という感じになるので

 

そのあたりの成分と類似した特性を持っていると考えています。

 

特別良くもなければすごく悪いわけではない、という印象を持っています。

 

(ただデータが揃っていないというのはそれだけ不安も残るということでもあります。)



次に配合されている「BG」はお馴染みの低刺激の保湿剤で、

 

BGと比べるとプロパンジオールはしっとり系の使用感ですので

 

サラッとしたローションに見えますがしっかりとした保湿感を実感できます。

 

 

 

また次に入っている「ミリスチン酸PEG-12グリセリル」「ジステアリン酸PEG-23グリセリル」はいずれも非イオン系の界面活性剤です。

 

少し後ろに入っている「スクワラン」の可溶化のための配合なのかな?という気はしますが、

 

使用したときの独特の膜感のような感触が界面活性剤のせいなのかも?という気もします。

 

振って見ると結構な泡が立つので一般的な化粧水と比較すると少し多めに入っているのかもしれません。

(界面活性剤自体は非イオン系なので基本的には安全性は高いです。)

 

 

ラフィノースはオリゴ糖の一種で保湿成分ですね。

 

 

 

 

そして本製品は一応「ローション」というカテゴリーに属している製品ですが

 

配合している美容成分は先駆的なものを複数採用していてかなりチャレンジングな内容になっています。

 

 

特に注目の効能としては製品の酸化安定性の高さで、

 

酸化防止効果のペプチドビタミンC誘導体が2種類配合されています。

 

 

  • ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12

 

『アクアタイド』と呼ばれる成分で、ペプチド系成分の一種です。

 

製品の酸化防止効果に、

 

細胞組織の酸化による老廃物の蓄積を防止する作用が期待されているのだとか。

まぁあくまで化粧品ですのでどこまでの効果があるかはなんとも言えないところです。

 

(ペプチドなので分子量もそこそこ大きく、細胞まで到達するのがまず難しい気もします。)

 

 

 

次に

 

  • 3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸
  • 3-O-エチルアスコルビン酸

 

はいずれもビタミンC誘導体で、


いずれも製品の酸化安定性を増強する効果に優れています。

 

 

特に「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」は珍しい成分で、

 

APPSのように構造そのものが界面活性剤のような形をしているため、

浸透性が非常に高くすばやく角層の隅々に運ばれる特性があります。

 

 

ただ3-O-エチルアスコルビン酸もそうですが、

 

ビタミンCの活性部位がそのまま残っているビタミンC誘導体なので

 

他のビタミンC誘導体と比べると即効性の高い効果と引き換えに敏感肌への刺激も若干気になるところです。

 

ただ実際使ってみた感触もそうですし、

 

医薬部外品の有効成分としての配合ではなく微量配合だと思いますので

 

そこまでの刺激の懸念は必要なさそうかな…?という気もします。

 

 

ただビタミンC系の成分が基本的に合わないという人も少なくないので、

 

そういった肌質の方は注意してください。

 

 

 

あとは「オリゴペプチド-24」も配合されています。

 

これはEGF様作用のペプチド、ということなのですが

 

先程も書いたようにペプチドは結構分子量が大きいですからどこまで効果が期待できるかは神のみぞ知る感じです。

 

 

あとは「アラントイン」が肌荒れ防止効果の成分。

 

 

 

最後に敏感肌適正的に一番気になってしまう成分は後ろから3番目と4番目の成分で、

 

 

『乳酸』はタンパク質を分解する成分のAHA(α-ヒドロキシ酸)の一種です。

 

肌を柔らかく整える効果があり、

 

一応肌の天然保湿因子にも微量入っているので良い成分のようにも聞こえますが

 

濃度によっては敏感肌には刺激になります。

 

 

次に『ステアラミドプロピルジメチルアミン』がなぜか配合されています。

 

これは陽イオン界面活性剤の一種で、

 

柔軟剤やトリートメントの主成分なんだけど肌には刺激になりやすい成分だという話を何度かしていますね。

 

ただ種類的には「第三級アミン塩」という、陽イオン界面活性剤の中では低刺激性に分類されるもの。

 

通常の第四級アンモニウム塩と比較するととてもマイルドな成分です。

 

とはいえスキンケア化粧品では第三級といえどもできれば陽イオン界面活性剤は入っていて欲しくはありません…。。

 

 

 

といった感じで、

 

全般的に斬新でチャレンジングな構成になっている印象です。

 

色々期待感はくすぐられる内容なので面白いのですが、

 

敏感肌だとちょっと顔につけるのは…と躊躇したくなる成分もちょいちょい見えます。

 

 

 

単純な保湿効果優先の化粧水というよりは、

 

新しい成分を色々お試しできるパフォーマンスタイプのローションですね。

 

 

  • ただの保湿効果の化粧品では物足りない!
  • 新しくて珍しい成分の化粧品を試してみたい!

 

という方は一度お試し頂くと良いかも。
(価格がややお高めなのでその点はご注意ください。)








b.glen  QuSomeローション
・全成分:水, プロパンジオール, BG, ジミリスチン酸PEG-12グリセリル, ジステアリン酸PEG-23グリセリル, ラフィノース, スクワラン, ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12, 3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸, 3-O-エチルアスコルビン酸, オリゴペプチド-24, ピリドキシンHCI, アラントイン, ゲンチアナ根エキス, アッケシソウエキス, フカスセラツスエキス, コレステロール, グリセリン, エチルヘキシルグリセリン, 乳酸, ステアラミドプロピルジメチルアミン, フェノキシエタノール, EDTA-2Na


・容量120mL/価格5,130円(税込)


・謳い文句
17時間「とどまり続ける」うるおいで、健やかな美しい肌をつくり上げる高機能化粧水
(独自の浸透テクノロジー「QuSome®」を化粧水に最適な形へとさらに進化させたCharged QuSome®を世界で初めて採用。「浸透性」だけでなく「貯留性」を強化した複合成分が、各層のすみずみへと行き渡り、長時間とどまった状態を保ちます。)


・引用元
公式HP:https://www.bglen.net/products/detail/BQL1
Amazon:https://www.amazon.co.jp/



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