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Kanebo ケイト シークレットスキンメイカー ゼロ リキッド 解析
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ケイト リキッドファンデーション シークレットスキンメイカーゼロ 01 やや明るめの肌
1,459円
Amazon |
皮膜力 :★★★☆☆
凹凸カバー:★★★☆☆
テカリ防止 :★★☆☆☆
白浮き防止:★★★☆☆
崩れ防止 :★★★☆☆+
紫外線防御:★★☆☆☆(SPF18/PA++)
落とし易さ :★★★☆☆+
低刺激性 :★★☆☆☆
酸化安定性:★★★★☆
伸びの良さ :★★★★★
しっとり感 :★★☆☆☆
サラサラ感 :★★★★☆
価格適正 :★★★☆☆(30ml:¥1680-)
こちらはシークレットスキンメイカーゼロのリキッドファンデーションタイプです。
前評判としては「厚塗り感なく高いカバー力を発揮!」という感じですが、
成分的な特徴を見ていきましょう。
まず本品は「二層式リキッドファンデーション」で、
使用前にカシャカシャ振って混ぜて使用する製品。
「二層式」とはつまり放っておくと水層と油層が分離してしまう処方になっていて、
肌に付けた際にも次第に油層水層が分離→水分だけが蒸発して耐水性の油性皮膜を残すことから
ウォータープルーフ(撥水性)のリキッドファンデーションになります。
これは成分全般的に乳化剤がとても少なくなっていますので、
水やお湯で流しても乳化され辛くそのまま若干の崩れにくさとして現れます。
※
当初背面表示に「振って使え」という指示があったことから「二層式タイプ」と解析していましたが、後ほど現品購入したところオイルベースのクリームタイプとなっていました。
皆様に誤解を招く解析となったこと深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
上記について修正した内容は以下から※印までとなっておりますのでどうぞご確認くださいませ。
(その他の解析内容はほぼ修正しておりません。)
本品はポンプタイプのクリームファンデーションで、
オイルベース乳化の処方になっています。
塗布すると油層が外側にあるので耐水性が高いクリームになるのが特徴で、
水やお湯で流しても乳化され辛くそのまま若干の崩れにくさとして現れます。
※
とはいえ、
ベースになっている油分は揮発性シリコーンの『シクロペンタシロキサン』、
紫外線吸収剤の『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』、
やや控えめに配合された鎖状シリコーンの『ジメチコン』の三成分のみ。
あと耐水・耐皮脂性のアクリルポリマーの「(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー」も少量配合。
揮発性(蒸発しやすい性質)のシクロペンタシロキサンは次第に揮発して肌上からなくなって行ってしまうので、
結局のところは最終的に残るのはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルと少量のジメチコン・アクリルポリマーのみです。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはそこまで落としにくい油分ではないので、
(SPF18なのでそもそもの配合量もそこまで多くない)
となると皮膜作用は少量のジメチコンとアクリルポリマーに頼るのみ。
崩れにくさ(落としにくさ)は崩れ防止系と比較するとそれほど高くないという評価になりそうです。
なので「びっしり崩れない!」というのを求められている方にはあまり嬉しくないかもしれませんが、
逆に言えばこのくらいの皮膜性で抑えておく方がクレンジング時の肌負担も少なく済みます。
リキッドファンデは水っぽい使用感ではありますが実際のベースはオイルなので、
ウォータリーなクリームなどより着色剤を多めに配合できることから意外と高発色の製品が多いです。
この製品も恐らくそのような感じになっていて、
伸びが非常に良く、あまり沢山塗らなくても色味はしっかり出るものと予想できます。
(ちなみに着色剤の酸化チタンや酸化鉄はメイコンテイン制度で成分の後ろに書いてありますが、実際はそこそこ多めに配合されているはずです。)
また全体的に
シリカ・含水シリカ・いくつかのシリコーンクロスポリマーなどの『ソフトフォーカスパウダー』が配合されており、
肌の凹凸や毛穴、シワなどをぼやかす効果のある成分が散見されます。
酸化チタンやタルクなども入っているのでツヤ感も多少はあるようですが、
本製品の特徴としてはこれらのソフトフォーカス作用によるセミマット系の仕上がりが予想できます。
ただしあくまでリキッドファンデーションですのでオイルエマルジョンファンデやコンシーラーのようながっつりカバー力は期待しない方が良いと思います。
という感じが基本的なファンデーションの使用感の傾向予想です。
次に肌への刺激性などについてですが、
これはまぁ…あまり敏感肌や乾燥肌向けではないのは明らかだと思います(^^;)
ベースには紫外線吸収剤が配合されており、
揮発性水性溶剤のエタノールも多めの配合です。
さらに、
エタノールだけでなくシクロペンタシロキサンにも揮発作用があるので、
塗ったときは問題ないですが時間経過でファンデーション内の油分や水分が蒸発してしまうため
気づいた時には「あれ?乾燥してる?!」となる可能性がかなり高いと思います。
そのため、崩れにくい傾向はあるものの意外とこまめなお直しが必要になりそうなので
その辺はちょっと不便かもしれません。
ただ酸化亜鉛が不使用なので亜鉛アレルギーの人も安心して使えるのは○。
総じて、
皮膜力は中くらいで落としにく過ぎない適切なカバー力。セミマット系。
低刺激性や耐乾燥性はイマイチ、お直しはこまめに。
以上がかずのすけ的なシークレットスキンメイカーゼロ(リキッド)の成分解析となります。
★ブランド★
Kanebo ケイト シークレットスキンメイカー ゼロ リキッドファンデーション
★成分★
水、シクロペンタシロキサン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エタノール、ジメチコン、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー、グリセリン、PEG-8トリフルオロプロピルジメチコンコポリマー、(アクリル酸ブチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、シリカ、DPG、イソステアリン酸ソルビタン、リンゴ酸ジイソステアリル、塩化Na、水酸化Al、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、含水シリカ、(メタクリル酸メチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、ステアロイルグルタミン酸2Na、シア脂、水添レシチン、(ジメチコン/メチコン)コポリマー、水溶性コラーゲン、フェノキシエタノール、(+/-)酸化チタン、タルク、酸化鉄
★価格★
30ml ¥1680
★謳い文句★
●肌に沿いながら均一に広がりカバーするから 毛穴や凹凸はしっかり隠すのに厚みの気配を感じない一体感
仕上がりの美しさを追求
■肌にのせた際のカバー感が顔全体にスルスル広がり、密着。毛穴や凹凸をしっかり隠しながら厚塗り感を感じない仕上がりに。
■赤みなどの色ムラをカバーし、肌の色のトーンがアップしたような仕上がり。
SPF18/PA++
★引用元★
https://www.amazon.co.jp/
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