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実はですね、先日夏風邪で喉ガラガラ…という話をしてたと思いますが…
なんとまだ治ってません…(x_x;)
毎日ほぼベッドで過ごしながらちょいちょい起きては仕事しての状態だったのですけど
雰囲気的に明日にはそれなりに動けるようになるかな…?という感じです。。
声はかなりマシになったんですけどね;
今は咳と鼻水が…、、、夏風邪恐るべし…((゚m゚;)笑
ただ今日はちょっとどうしても書きたい内容があったので風邪薬飲んで頑張ります。('-'*)
今日の内容は先日書いた
▶【ファブリーズ】&【リセッシュ】使うならどっち!?成分を比較してみた
の続編に当たる記事ですね!
コメントなどで「LIONのハイジアも気になる!」という声を聞いたので、
早速取り寄せてみました!
最寄りのコンビニで売っていないのでちょっと入手が難しかったのですが…;苦笑
ちなみにハイジアのCMはこんな感じ。
この当たり障りのない感じ、嫌いじゃないです…(笑)
上記記事ではもろもろの理由を踏まえ
【除菌力ならファブリーズ、安全性ならリセッシュ】
という結論に落ち着いたわけですが、
なんでもトイレタリー製品の比較をしょっちゅうやっている某人気雑誌では、
「ファブリーズ」「リセッシュ」「ハイジア」を比較したところ
【成分的にはハイジアが圧勝!】
という結論だったそうなのです。
おお、、それは大変興味がありますね…(*^_^*)
日本のファブリックケアアイテムのシェアはP&G、花王、LIONの三つ巴なので、
消臭スプレーもLIONさんを忘れてはいけませんでした…。これは失礼しましたm(_ _;)m
そういえば前も衣類洗剤の話をした時に後で「トップ」の成分を検証する流れがありましたね(^_^;)
この辺も結構面白い記事なのでぜひご一読くださいね!
▶非接触皮膚科学推奨【トップクリアリキッド】の成分を見てみる
というわけで早速本題に入りましょう!
◎気になるハイジアの成分を見てみる
例の通りにまずは裏面記載の成分を確認してみましょう。
- 除菌剤
- 消臭剤
- 香料
- エタノール
この成分表から分かることで最も重要なのはこれですね。
ハイジアの除菌成分は
『ジアルキルジメチルアンモニウム塩』
で、
これは先の記事でも解説している
【第四級アンモニウムカチオン界面活性剤】
の一種です。
これは主に一般的な柔軟剤として使用されているものと同じ成分で、
(柔軟剤も陽イオン界面活性剤が主成分です。)
たしかに刺激性や毒性値が高めの第四級アンモニウム塩ではあるものの
前回の記事で紹介した第四級アンモニウム系除菌剤の代名詞たる『塩化ベンザルコニウム』に比べると
単純な経口毒性値だと4~5倍はマシな成分であることは間違いありません。
ただ第四級カチオンという時点で殺菌力はかなり高いので、
除菌作用をこれのみに頼っているのだとするとそれなりに毒性や皮膚刺激とかは出てくるため
結局安全性面では全体通してこれが1番と言うのはかなり難しいと思います。
ちなみに消臭剤の成分は謎ですが、
これも両性界面活性剤ならそう書くと思うのでファブリーズと似た感じになっているのではないかと予想します。
シクロデキストリンかその他の消臭成分を利用していそうです。
あと『苦味剤』というのは多分「タンニン」だと思います。
リセッシュに含まれている緑茶エキスと似たようなもので、
抗菌作用の助けになる成分として配合されているものと考えられますね。
↑当初こう書いたんですが、
『苦味剤』 は単なる誤飲防止に配合されている成分で苦い味が付くだけみたいですね(^^;)
ご指摘頂き修正しました。m(_ _)m
しかしpH調整剤が『硫酸』なんですね~…これはだいぶ珍しいような。。
もしかしてカチオンの効果高めるためにpH結構低めの設定になっているのかな?という気もします。
安全性上問題になる濃度ではないとは思いますが。
それと「エチルアルコール」は「エタノール」のことなので、
揮発性を追加するために高濃度で配合されているようです。
ところで商品の説明では「100%天然ハーブ ティーツリーオイル配合」とありますが
ぱっと読んだら100%ティーツリーオイルで出来ているのかと誤認しそうですが、
多分香料の一部に100%天然採集のティーツリーオイルをちょっと混ぜているよ、ということだと思います(^^;)
本当はティーツリーオイルにも抗菌性はあるので、これで抗菌してるのかなと期待したのですが
まぁ蓋を開けたら四級アンモニウムカチオンということでした。
◎結論:ハイジア消臭スプレーはファブリーズとリセッシュの中間的なアイテム
以上から、
第四級アンモニウムカチオン界面活性剤の液を噴霧するタイプのスプレーということは
系統的にはファブリーズに近いといえます。
ただ使用されている陽イオン界面活性剤は一般的な柔軟剤に使われいてるものと同じ成分(ジアルキルジメチルアンモニウム塩)で、
毒性や刺激性は比較的マシな成分に設定されています。
(ファブリーズには高確率で塩化ベンザルコニウムが入っていると考えられますので…)
除菌作用はかなり高めと考えられる一方でファブリーズほどの安全性面での懸念は無いのではないか?
と僕は思います。
とは言え主成分両性界面活性剤のリセッシュと比較するとその辺はちょっとやっぱり気になる点ですね。
なので
【除菌力】 ファブリーズ>ハイジア>リセッシュ
【安全性】 リセッシュ>ハイジア>ファブリーズ
という感じになり、
ハイジアは両者の中間的な性能のアイテムに収まっていると僕は結論付けます。
ただ消臭性能としては成分からは判断しにくいですね。
その点イオン交換作用で消臭しているリセッシュが1番理には適っていると僕は思いますが・・・。
ハイジアは何の成分で消臭しているのか今のところ謎なので判断しにくいです(^_^;)
一応世間の口コミを見るとあまり消臭力は高くない?という声も多そうです。
というより、スプレーの香りが1番少ないのはハイジアでした。
1番キツく香るのがファブリーズで、次がリセッシュ。
ハイジアは香料があまり多く入っていないようなので香りでの誤魔化しが弱い分、
消臭作用が弱いと判定されがちなのかもしれません。
(リセッシュもニオイが残らない黒いタイプはあんまり香料強くないですけどね!)
レギュラータイプの香りは三種類の中で1番好きでしたね!
以上LION社の【HYGIA(ハイジア)消臭スプレー】の成分についての考察記事でした!
皆様の日用品選びの参考になれば幸いです(^_^)ゞ
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