水をやり過ぎれば花は枯れる | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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美容って「手をかければかけるほど良い」みたいに思われているところがありますけど、

 

これは大間違いだと僕は思っています。

 

 

 

 

 

世の中には様々な美容アイテムが溢れていて

 

雑誌やホームページではいろんな美容法が紹介されていて

 

「化粧水はたくさん付けたほうが肌はキレイになる」とか「スキンケアを怠けたら老化が○倍になる」とかいろんなことが言われています。

 

 

最近では『女子力』とかいう言葉があって、

 

スキンケアや美容を怠ける女性=女子力が低い=ダサい

 

みたいなしょうもないレッテルが張られちゃったりしているので

 

特にお若い女性が躍起になって「美容」に取り組んでいるみたいです。

 

 

「とにかく手をかけて沢山化粧品を買って使った方がキレイになれるはず」

 

そんな風にみんな信じてると思います。

 

 

 

僕も昔はそうなのかなと思ってましたよ。

 

 

 

 

 

でもちょっと考えてみて欲しいのですが、

 

水をやりすぎれば花は枯れます。

 

 

 

人間だって同じではないかなと思うのです。

 

 

 

手をかけすぎることは果たして本当に「美容」にとって良いことなんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ人間の場合皮膚から化粧水や美容成分が浸透する事はそうそう無いので

 

水(化粧水)やりすぎて肌が枯れていくなんてあんまり無いことだとは思いますけど、

 

 

それでも化粧品っていうのはそもそも「化学物質の混ぜもの」です。

 

 

ある程度少量ならば肌に負担にならなくても、

 

量が増えすぎるとそれが肌に負担に働いてしまうことなんてよく聞く話です。

 

 

 

だからなんだか知らないけど「高濃度」という言葉に沢山の方は惹かれるようですが、

 

高濃度というのはリスクと背合わせになっているということも考えるべきです。

 

 

特に美白だなんだの有効成分は高濃度になると皮膚刺激があったり副作用があったり危険だったりもします。

 

 

他にも防腐剤とか酸化防止剤とかキレート剤とか抗菌性多価アルコールとか微妙な刺激になってしまう成分入っているわけですし、

 

化粧品は無駄にたくさんつければそれだけ刺激が強くなるという研究もあります。

 

 

あと皮膚の「ケラチン」は水分を吸収すると強度が弱まるタンパク質です。

 

 

「化粧水はたっぷり付けたほうが良い」

 

とか言いますが、もしもあなたが敏感肌を自覚しているのだとしたら化粧水は出来るだけ少ない方がいいでしょう。

 

たくさんつければケラチンが脆くなって逆に刺激を感じやすくなります。

 

 

 

 

 

角質を無理に剥がす化粧品とか毛穴を無理やり萎縮させる化粧品とか

 

肌に必要な角栓を根こそぎ抜き去ってしまう化粧品みたいなものも今は大人気です。

 

 

こんなのはどう考えても肌にとって優しくもないしやる必要もありません。

 

 

ていうか粘着物質を肌に貼り付けて無理やり剥がすなんて肌にとって良いことのわけがない。

 

 

角質なんか気にしていない頃は全く気にならなかったはずですし、

 

毛穴の角栓も角栓パックとかやらなかった頃の方がキレイではなかったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん全く美容を気にするなとは言いません。

 

水をやらなかったらやらなかったでそれはまた花を枯らす原因になります。

 

 

 

結局重要なのは美容にはちょうどいい塩梅(あんばい)があるってことです。

 

 

 

それぞれ生活習慣があるのである人にとっては全く気にしないくらいで丁度良い人もいるでしょうし、少し気を使ったくらいがいい人も居るかもしれません。

 

(まぁ少なくとも人間の身体っていうのはそんなにやわじゃないので化粧品にガッツリ頼りこまなければならないことはほぼありえませんけどね…;)

 

 

 

ただ一つだけ注意したいのは、

 

美容ってのは「やればやるだけ良い」という類のものではない

 

ということですよ。

 

 

適当に手を抜くくらいが丁度良いんじゃないかと僕は思っています。

 

 

 

 

 

 

実際に最近は色々なところで本当の綺麗な人に出会うことがありますが、

 

そういう人に限っては「スキンケアなんて超適当」っていう人ばっかりです。

 

 

逆に手をかけまくっている人が言うほどキレイだった試しはあんまりありませんね…;

 

 

 

僕自身何も知らなかった学生の頃いろんなアイテムを実践していた頃に比べて、

 

適度に手を抜いている今の方が圧倒的に肌は綺麗になったと思います。

 

 

アトピーで困っていた頃ほど色々試しましたけどね。

 

それこそ「手をかけるほどに悪化」という状態でした(苦笑)

 

 

 

毛穴パックとかにもハマったし、ピーリングジェルとかも使いましたけどね、、

 

 

ホントにやらなければ良かったと後悔してます(._.;)

 

 

 

角栓パックに触れなくなって5~6年、今でこそ角栓なんか全く溜まりませんけど、

 

当時の後遺症で開いてしまった毛穴はそうそう閉じないですし、

(かなり目立たなくなりましたけどね…近くで見れば開いてるな~って思います。)

 

ちょっとしたシミが多いなと思う部位ほど昔変な化粧品を試した箇所だったりします。

 

 

 

 

つまり無理に肌をイジメるような化粧品は数年後それが後遺症として残ってしまったりします。

 

それが収れん化粧水だったり角栓パックだったりするわけですが、

 

こういう商品すら「使うほうが肌が綺麗になる(使わないと綺麗になれない)」と思わされて今使っちゃっている…というのが本当に不憫で仕方がありません。

 

 

 

 

他にもいろんな商品やアイテムが「やり過ぎ」だし「不要」です。

 

普通に考えて肌は痛めつけても綺麗になりませんよ。

 

 

できるだけ優しくいたわってあげるべきじゃないかなといつも思うんですよね。

 

 

 

 

 

 

以上、ただのぼやきです(;^_^A

 

 

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