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→ニキビ特効薬 『ディフェリンゲル』 の効果とリスク
先日書いたニキビ薬のディフェリンですが、
その副作用として
皮膚を敏感肌にしてしまい、乾燥や刺激、炎症などを引き起こす
という問題があることをお伝えしました。
ディフェリンゲルはレチノイド様作用によって角質の代謝を抑制してニキビが出来るのを防ぐ薬です。
その結果皮膚が薄くなるので肌のバリア機能が低下して乾燥や炎症を生じることになります。
この乾燥や刺激も大抵の場合放っておけば治まっていくとのことですが、
中には悪化して大変なことになってしまうというケースも無くはありません。
以前ブログの関係で頂いた相談でも、
「ディフェリンを使った結果肌荒れが悪化して医者に匙を投げられてしまった」
というものがありました…。
医者が出した薬で悪化したのに非常に可哀想なお話です。。
そのお医者さんはディフェリンの影響で激荒れした肌に
「ヒルドイド治療しか出来ない」
とヒルドイドを処方してきたそうですが、
→究極のアンチエイジングクリーム!? 『ヒルドイド』の効果と使用における3つの注意点
ヒルドイドは血行促進作用による保湿効果の薬です。
当然炎症を抑えることは出来ませんし、
むしろ血の流れを早めて炎症を悪化させてしまう可能性があります。
痛みや痒みの無い単なる乾燥であればヒルドイドは使えますが、
痛みや痒み(炎症)を伴う肌荒れにはヒルドイドは使うべきではありません。
本当に効果を知ってて処方しているのか?と疑問に思うようなお医者さんです…。。
そういう皮膚科医も実際に居られるので、
お医者様はしっかり選ばないといけません…(-_-;)
まず最初に、
かずのすけはニキビ治療でディフェリンを使うことはオススメしません。
まぁ殺菌剤の治療よりはかなりマシですが、
それでもやはりどちらかというと否定派です。
確かに薬を使っている時はニキビは大分落ち着くと思います。
しかしディフェリンはやはり対症療法薬なので使うのをやめれば当然元に戻ります。
それならばはじめからそんな不毛な治療をする意味がありません。
重要なのは「なぜ今ニキビができているのか」を突き止め、
その原因を潰すことです。
ニキビというのは病床ではなく肌のシステム異常なので、
健康な肌には発生しないものなのです。
ニキビができやすくなっているならその根本の原因が必ず存在しているはずですので、
自分の生活習慣にその原因が隠れている可能性がとても高いです。
例えば「人より沢山顔を洗う」とか、「油の多いものをよく食べる」とか、人それぞれですが、
そういう習慣を治して肌の状態を健康にしなければ、
いくら薬で抑えつけてもそれをやめれば必ず同じことを繰り返すことになります。
思春期の場合は酷いニキビの原因は大抵ホルモンバランスの崩れです。
これは原因がはっきりした一時的なものですので、
対症療法でその一時期だけ症状を抑えるのは良いと思います。
ディフェリンで症状を抑えている間にホルモンバランスが整えば、
薬をやめても原因が解決されているのでやがてニキビは治ります。
(殺菌ケアの場合これが結構難しかったりします。)
同様の理由で女性の一時的なホルモンの乱れによる症状にも有効でしょう。
生理周期や妊娠などで女性のホルモンバランスは大きく乱れ、
ニキビが出来てしまうというのはよく聞きます。
しかしこれも原因ははっきりしているのでひどい時期だけ薬を使用して症状を抑える対症療法は有効です。
一番問題なのは自分でそのニキビの原因が分かっていないのにこういった薬を使って状態だけ緩和させようとすることです。
そしてそれを何も考えずに勧める困った医者が相当数いらっしゃるというのも大問題でしょう。
ディフェリンは確かにニキビの特効薬と言われるほど効きます。
しかしこれはあくまで今の症状を抑えるという効果であって、
ニキビができてしまう状態を根本から改善するわけではありません。
ですから使ったからと言って「完治」はしないのです。
本当に完治というのは薬などに頼らずとも症状が出なくなったことを言うはずです。
だから僕は根本的にニキビの治療にこういう対症療法を行うのはあまりオススメしません。
もちろん明らかに状態が悪くてとにかく薬で抑えるしかない、
薬で抑えているうちに原因を見つける、
とかそのような理由で使用するのであればそれは正しい使用法だと思います。
ですが実際にはそのようにディフェリンを使っている患者は少ないのではないでしょうか。
お医者さんに言われるままとりあえず使って状態を抑えて、やめて、そして再発して、また始める…
それを繰り返すだけでニキビが完全に治ることは無く、
そして皮膚を薄くしてバリア機能を弱めるディフェリンを使い続ける限り
絶対に『健康な肌』は手に入りません。
ディフェリンは確かに効きます。
しかし「薬を使って症状が消えた」、それだけで喜んではいけません。
真に喜ぶべきはその薬を使用する必要がなくなってからだと僕は思います。
『薬』を使わなければ正常を保てない肌が、
まさか健康な肌であるはずは絶対にありませんからね。
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