当初 私が息子のADHDを
すんなりと受け入れられなかった原因のひとつに
気持ちの切り替わりが早い
という特徴がありました。
息子の気持ちがコロコロ変わるため
ひとつの出来事に対して
じっくり考えることがなく
「息子がそのことを
本当はどう思っているのか
どう感じたのか」
がよくわかりませんでした。
起きている事と
息子の心の状態を結び付けられず
「何に目を向ければよいか」
になかなかたどりつきませんでした。
ADHDの可能性があるとわかってからも
”障害”という言葉が私はどうしても受け入れ難く
問題行動も「しつけで直る」と思っていました。
気持ちの切り替わりが早いことは
根に持ったり 過去をひきずらない
という意味では長所になるのですが
叱られても 叱られても
何度も同じ間違いをする
すごく嫌なことやショックなことがあっても
少し時間が経つと
本人が忘れてしまっている
ように見えるため 周りの人は
「あの子は聞いてない」
「努力してない」
「わかってない」
という悪い印象でとらえます。
例えば
私が叱った直後に
まるで何事もなかったように
息子がヘラヘラ笑っていたりすると
次に叱る時はもっと厳しく叱ってしまい
それが段々エスカレートして…
息子をたたいてしまったこともありました。
友達に何度も
かわれたりいじめられたのも
すぐに泣くけど 気分も変わりやすく
泣いたカラスがもう笑って
(コイツ そんなにこたえてないな)
と思われたのかもしれません。
息子は気持ちの切り替わりが早かったけれど
それは自然に忘れた訳ではなく
嫌だったことやうまく対処できなかったことは
本人にとっては失敗体験と処理され
ただ思い出したくなかったから
無意識に 息子が
忘れようとしていただけだと思います。
なので その後
何かのきっかけで その時の事を話すと
事の詳細をとても鮮明に覚えていたことがわかり
驚いたことがあったのです。
「忘れようとする」のは
自分を守るための無意識の防御機能
なのではないかと思います。
うまく対処できない場面
例えば 上記の日記の状況で言うと
早くご飯を食べに行きたいのに
算数の宿題を
まだ こんなに直さなければいけない!
おなかもぺこぺこでイライラ
という場面に遭遇すると
いくつもの思いが同時に心の中で葛藤し
感情のコントロールは不能になり
パニック状態となってしまった
のだと思います。
でも コントロールできないからと言って
そのまま見過ごすことが出来ないことは多々あり
私自身も落ち着きを保ちながら
それを息子にわかりやすく伝え
次の行動へ促す
という部分は
本当に道を探りながら…
という感じでした。
発達障害の子どもは
”目から入る情報”
と
”耳から入る情報”
どちらかが優位で得意な場合があります。
息子の場合は断然
”目から入る視覚情報”の方が
理解が早くしっかり出来ました。
耳から聞いただけでは
右から左へ…という感じで抜けてしまい
すぐに忘れることが多かったのです。
でも 私は
「話して説明する」
「口で言って聞かせる」
という聴覚の方法ばかりで接していました。
目で見て情報を取り入れるのが得意なお子さんには
目で確認する方法がお勧めです。
視覚優位の息子に
目で見てわかるように すぐ目に入るように
ということでよく活用したのが
ホワイトボードです。
注意を促す時も
いちいち口うるさく言わなくても
「ホワイトボード 読んでごらん」
で済み
私のイライラも幾分抑えられました。
もしも 子供に話がうまく伝わらないな
と親が感じるならば
「○歳なんだから話せばわかるはず」
「聴いてない この子が悪い」
などという
親の思いこみをはずす必要があります。
母子共々 どうすれば激せず
穏やかに接することが出来るか
子どもの特性をよく観察して
色々な方法を試してみると良いと思います。
お母さんも人間です。
お母さん自身が
感情をコントロール出来ないこともありますね。
私もやっちゃいました
いろいろ。
がんばりやさんのお母さんほど
子供に謝るのも
勇気がいることかもしれません。
でも 子供は
ついうっかり間違えちゃう
いつもしっかりじゃない
泣いちゃうような
そんなお母さんが大好き。
「ごめんね」って
素直に言ってくれるお母さんも
大 大 大好き。
9年前のことですが
17歳の息子は今でも覚えてるって言ってます。
子どもに謝る時 私の経験では
抱っこ・ハグしながらが有効 だと思いますよ。
お子さんをギューッと
抱きしめてあげてくださいね。
言葉がなくても
それだけできっと伝わりますから。
【追記】
伝える 明確に 相手の立場
人との関係でうまく行かない時は
お互いの気持ちの伝え合いがうまく行ってない時
察したり気遣ったりというアバウトな伝え方だったり
相手の気持ちの理解不足が考えられます
もし 滞りやすれ違いを感じるのなら
まずあなたから明確に意思や意図を伝えましょう
そして その人の立場になって考えてみましょう
誠実に心をこめて伝えれば
大丈夫 きっと伝わります

幼い頃の思い 淋しさ 哀しみ
子供の頃に体験した思いが
今のあなたに影響を及ぼしています
なかったこととして覚えていないことかもしれません
今現在 体感している感情を見つめていると
過去のその出来事を思い出すこともあるでしょう
そんな時は我慢せず涙を流しましょう
それが小さかったあなたが
出来なかったことなのですから

相違性 多様性 創造性
今までにあった悲しみや怒り 失望の出来事を
「私には必要なことだった」と心の糧に出来る時
傷ついた 嫌だった 怒った と処理してきた中で
あなたは確かに相違性や多様性を学んできたはず
ネガティブな思いで過去の出来事を見るのを卒業し
それらで得たことをエネルギーに変えて
今出来ることを あなたらしい創造性を
存分に発揮していきましょう

過去の思い 束縛 罪悪感 解放
人に傷つけられた ひどいことされた
または逆に 人を傷つけてしまった など
過去にショックなことがあったのでは?
今もなお その思いに自分を縛りつけ
自分や相手を責めていませんか?
辛く悲しいままの自分で居続けることも
過去を終わらせ笑顔の楽しい自分でいることも
どちらも自由に選べます
まずは心の痛みをしっかり感じて癒しましょう
あなたは過去を人生の糧に出来ますよ











