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ADHD(注意欠陥多動性障害)

ボーダー息子の育児日記

 

 

 

息子は国立精神・神経センター

国府台病院の児童精神科を受診し

検査を受けることになりました。

 

 

 

2003年3月3日(月)

 


脳波とCT検査の日。


検査中動かないように 

りゅうを眠らせるための座薬を入れるので 
予約の1時間前にトライしたが 

座薬が大きくて痛がって全然入らない。


かわいそうなのでよーく言い聞かせて 

座薬は入れずに検査を受けることにした。


 

頭に20個位 

脳波をとるパッドをつけていったが

検査の先生がその様子を見て


「こうしてつけさせてくれるなら大丈夫ですよ。」 

 

と言ってくださった。



約30分の検査の間 

ちゃんと先生の指示通りに目を開けたり閉じたりし
そのうち寝てくれたので 

脳波もCTも無事に終わった。

 

 

検査の後 

周りにいた先生や看護婦さんに

「じっとできて偉かったね!」とほめられた。


ママもたくさんほめてあげた。 

 

息子は照れくさそうだったが笑っていた。


 

先日 学校の懇談会でも話題になったが 
やはり ほめて育てることが大切なんだ 

と最近つくづく感じる。

 


叱らないように 

かなり抑えているのも確かだが

ほめてあげようと思うと
不思議とカーッとしなくなった気がする。


 

今までは 息子の良い所を

かなり見過ごしてきてしまったと思う。


良い所を見たとしても

認める言葉をかけてこなかったと思う。

 

 

 

 

この検査終了後に 

病院の先生方が息子をとてもほめてくださったのですが

それがとても大げさのように 

その時の私は感じました。

 

 

でも それまで 

叱られてばかりの息子の心にしっかり伝えるには

 

大げさに 

オーバーアクションで

 

くらいがちょうどよかったのです。

 

 

この時 私もつられて 

いつもよりオーバーにほめたのですが

息子はとても嬉しそうでした。

 

 

 

 

ADHDのペアレントトレーニング

「むずかしい子にやさしい子育て」 より   

 

シンシア・ウィッタム著

 


どのようにほめるか 

 

ほめる = 肯定的な注目 

 

と考える


 

【肯定的な注目の与え方】

 

 

ほめること

  

励ますこと

  

その行動に気づいていることを知らせること

 

感謝すること

  

興味や関心をしめすこと

 

 

 

【ほめるための基本】

 

 

行いをほめる

 

「いい子ね」ではなく「~ができたね」 

 

 

タイミング

 

出来るだけ早くほめる 

行いの最中 または直後に

 

 

           

子供のそばに行き 

子供と視線を合わせる

 

 

          

子供と同じ目の高さにしゃがむ 

姿勢を低く

 

 

表情

         

ほほえみたくなったらそうする 

 

 

言葉

       

メッセージは短く 

明瞭に 

肯定的に

 

 

言葉の調子

   

温かみを含んで

 

 

効果的にほめる

  

子供はどんなほめ方が1番好きか考える

       

静かに?

にぎやかに?

他の子の前で?

耳元で?

 

 

皮肉を避ける

 

ほめる時は

辛口のコメントは一切避ける

 

○ よくやれたね

× でも もっと早ければ良かったね

 

 

本人が当然すべきことをほめるのが

わざとらしく感じるとしても

親が子供のしてほしい行動をほめ始めると 

子どもはさらに他の好ましい行動をしてみよう

とするようになります。

 

 

ほめられるのが大変気持ち良いものだからです

 

子供がやらなかったことではなく

出来たことに目を向けて

小さな成功や少しでも成功したことに気づいて

ほめましょう

 

 

 

 

ほめ方も 親によって違うと思いますが

 

自分の子どもが

どんな風にほめられたら

嬉しいか 喜ぶか

 

にポイントを置いて

ほめ方を探すのが良いと思います。

 

 

親がほめているつもりでも

子供に伝わらなければ

親子共々 悲しいですものね。

 

 

 

(14)周囲に助けを求めましょう

 

 

 

【追記】

 

 

「ほめる」については

ペアトレーニング記で詳しく解説しています。

 

 

注目 attention のパワーは大きい

 

子どものほめ方のコツ「25%ルール」

 

親がほめ方を変えれば子どもは自然と変わります

 

 


 

(藍)サイキックタロットカード 赤3

Recognition & Reward 認知と報酬

 

認める ほめる 基盤にする

 

今のあなたに必要なのは

これまでと今の自分を認め褒めることです

 

こんなんじゃ まだまだ と向上心を

駆り立てることが大事な時もありますが

今は歩んできた経過を労うことを忘れずに

 

他者からの褒め言葉や与えられるものも

遠慮せず感謝の気持ちで受け取りましょう

 

同様に人の良い所を見るようにして

認め ほめましょう

 

自分や他者を認めることは確かな基盤となって

これからのあなたをさらに支えるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

(橙)ソウルメイトカード 20 Honor 名誉

 

成長を祝福しましょう

 

あなたはこれまで 地道に着実に

1段ずつ階段を上ってきましたね

 

振り返って 後悔や失敗と思うことがあっても

それも貴重で大切な経験 

1つ1つが糧だったのです

 

今の自分を 成長した自分を 讃えましょう

そしてまた新たな階段を上っていきましょう

 

同様に がんばっている人々を心から祝福しましょう

 

 

 

 

 




 

(ち)ょっとでいい ほめてくれるとうれしいよ

 

 


 


 

 

 

ADHDボーダー息子の育児日記 目次

ペアレントトレーニング記 目次

子供の不祥事 不登校 病気の源にある思い

ADHDと認知症の共通点

わたしが思うADHD