野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -35ページ目

意思決定と権限

こんにちは、イナミネです。

昨晩から、横浜は大雪が降り、見たことのない雪景色になりました。

電車も、タクシーも大変ですね。

こういうときはあちこちで事故が起きて、まきこまれて、大変なので外出しないに限ります。

まあ、そうも行きませんが(笑)。

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会社では、組織の意思決定は、組織中の一番エライ人がしますね。

係長は係の、課長は課として、部長は部全体の意思決定をします。

エライ人には、決定する権利があり、その結果には責任を負います。

いろいろ、会社によって例外はあるでしょうが、これが一応のルール。

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では、部長や課長しか、意思決定できないのでしょうか?

そんなことはありません。

担当者が意思決定して、最終的に部長や課長をその決定を認めさせれば良いのです。

認める = その意思決定がボスがしたこと。

つまり、実質的に決定権を任せてもらうということですね。

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どうすれば、任せてもらえるでしょうか?

それは

「こいつの判断は誤っていない」

と思ってもらうこと。


そして、そう思ってもらうには、自分で意思決定をするように考え抜いて、選択肢を出し、よい意思決定をボスに提案することです。

そして、なぜ、その結論に達成したかを、相手が納得できるように説明することです。

「この方法でよいでしょうか?」

と、自分で考えてボスに提案することを繰り返す。

■■■■

最初から任せてくれることはありません。

その判断がいかに正しく見えても


「この方法でよいでしょうか?」

と、自分で考えてボスに提案することを繰り返して、実績を作ることから始まります。

自分からの提案は試行錯誤を繰り返して、だんだんボスが納得してくれる内容に近づけば、任せてくれるということになります。

逆に言えば、ボスが任せてくれるまで、この量稽古を重ねることが必要になります。

ボスがOKを言ってくれるように、

 結論までストーリー、

 決定に際して気にしていること、

 ボスの裁量の範囲、

などを研究する必要があります

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ボスの権限を越える範囲の案件も当然あります。

その場合でも、適切な提案ができれば、ボスもその上司から喜ばれ、自分のボスに評価されるという循環になります。

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ボスも人間なので、かならずしもこの循環だけでうまく任せてくれないこともあります。

しかし、意思決定の稽古は積めば積むほどうまくなります

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仕事は、自分が意思決定したほうが、ぜんぜん楽しい。

言われたとおりに作業しているだけでは、創意工夫の余地がなく、まったくモチベーションはあがりませんよね。

自分でどんどん意思決定しましょう。


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意思決定がうまくなる方法
人よりはやく上達する方法

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腹が立つメールは、やり返せ!?

こんにちは、イナミネです。

メールを読んでいて、頭にきたことはありませんか?

メールは、事務的な話をやりとりするには好都合ですが、ちょっとしたことで、相手を怒らせる危険な人間関係破壊ツール(笑)です。

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相手が怒り出すのは、いわゆる上から目線に見える表現です。

「そちらがやるのがあたりまえである」

「こっちの権限だ、割り込んでくるな」

というニュアンスを感じられる表現は、たいてい不愉快な気分を持たせます。

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メールでモメるには、まず背景があります。

いろんな場合がありますが、たとえば、

・仕事の線引きがすんでいないのに、「そっちがやれ」などと、自分が正当と考えて、言いがかりのような攻撃をしてくる。 <--- 結構多い

 
・上下関係でもないのに、上から指示してくる

・仕事上の約束を破ったのに、きちんと誤らない。

などなど。

こういう背景があって、メールでそれが表面化(したように受け取た人が感じる)すると、暴発(笑)します

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これを防ぐには、なにより予防です。

「ごめん、あれはそういう意味じゃないよ」と軽く流したり、悪く受け取られないような日々の人間関係が一番の予防です。

さらに、暴発しないようにさっきの背景になった場合にはうまく解消をする必要があります。

その意味では、仕事の線引き、役割分担をきちんとしておくことが何よりです。

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起きてしまったらどうするか。

そのときには、負けじと罵倒メールを投げつける!

のではなくて、直接会って話をする、のが一番です(笑)

なぜならコミュニケーションで一番本意が伝わるのは、面談だからですね。

身振り、表情、視線で、こちらの気持ちが伝わります。

■■■■

まあ、中には変な人や、つぶしても良い人間関係もあります。

この辺は判断がいることも確かですね。


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自分の価値を際立たせる

こんにちは、イナミネです。(本記事は少し修正しています。)

自分が会社の中で、どのような価値があるとみられているか、考えたことがありますか?

売り上げがいいから、

割と長くやっているから、

業務に詳しいから、

などと、なんとなくご自身では思っているかもしれません。

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会社のなかで評価されるには、二つの要素が必要です。

 ハッキリした価値

 周囲との良好な関係


ここで、ハッキリとした価値とは、

 ある分野に秀でている
 
 売り上げが継続的に高い

 ある業務が得意

というような点です。

■■■■

営業ならば、ある特化した製品でもいいし、地域でもかまいません。営業能力をある程度絞った範囲で能力を発揮すればよい。

なぜなら、他にも転用できると思われるからです。

このハッキリした価値を「差別化」といいます。

■■■■

ケータイ売り場にいくと、いろんなケータイがならんでいます。

「これとそれ、どう違うの」

というのがわかりづらいですよね。どれを選ぶか悩んでしまう。

逆に言えば、選ばれる可能性が低くなってしまう。

これと同じです。同僚のAさん、Bさんと同じでは、選ぶ側も困る。

「この製品に強い営業」

「このタイプの顧客につよい営業」

「企画をまとめるのがうまい」

「会議を仕切るのが上手」

■■■■

製品を選ぶときには、「差別化」されていないと困る。

でも、自分が選ばれるときには気にしていません。

それは評価されないことになってしまいます。

■■■■

自分が、今差別化されているかどうか。

されていなければ、どう差別化するか。

自分も、店に並ぶ製品と同じく、選らばれる側にいること。

その意識があるだけでかなり変わって来ます。

差別化は、特化から始まります。

製品に、顧客に、特定のシーンに、社内の特定の関係に。

そこから、スーパー営業マンへ、スーパー企画マンへと脱皮していきます。

そんな差別化へのヒントになる、ヒントがあります。

差別化するヒントの動画が無料で公開されています。ある紹介を募るキャンペーンの一環ですが、キャンペーンに参加しなくても大丈夫です。

若いのに大きく収入を増やした男性。その彼が伝える差別化の手法。

差別化の生み出し方は、見るだけでずいぶん違うはず。

ビデオは、派手な大きな音がでますので、注意。

この無料動画、少々長いので、保存して後から視聴することも可能です。

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