意思決定と権限 | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

意思決定と権限

こんにちは、イナミネです。

昨晩から、横浜は大雪が降り、見たことのない雪景色になりました。

電車も、タクシーも大変ですね。

こういうときはあちこちで事故が起きて、まきこまれて、大変なので外出しないに限ります。

まあ、そうも行きませんが(笑)。

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会社では、組織の意思決定は、組織中の一番エライ人がしますね。

係長は係の、課長は課として、部長は部全体の意思決定をします。

エライ人には、決定する権利があり、その結果には責任を負います。

いろいろ、会社によって例外はあるでしょうが、これが一応のルール。

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では、部長や課長しか、意思決定できないのでしょうか?

そんなことはありません。

担当者が意思決定して、最終的に部長や課長をその決定を認めさせれば良いのです。

認める = その意思決定がボスがしたこと。

つまり、実質的に決定権を任せてもらうということですね。

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どうすれば、任せてもらえるでしょうか?

それは

「こいつの判断は誤っていない」

と思ってもらうこと。


そして、そう思ってもらうには、自分で意思決定をするように考え抜いて、選択肢を出し、よい意思決定をボスに提案することです。

そして、なぜ、その結論に達成したかを、相手が納得できるように説明することです。

「この方法でよいでしょうか?」

と、自分で考えてボスに提案することを繰り返す。

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最初から任せてくれることはありません。

その判断がいかに正しく見えても


「この方法でよいでしょうか?」

と、自分で考えてボスに提案することを繰り返して、実績を作ることから始まります。

自分からの提案は試行錯誤を繰り返して、だんだんボスが納得してくれる内容に近づけば、任せてくれるということになります。

逆に言えば、ボスが任せてくれるまで、この量稽古を重ねることが必要になります。

ボスがOKを言ってくれるように、

 結論までストーリー、

 決定に際して気にしていること、

 ボスの裁量の範囲、

などを研究する必要があります

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ボスの権限を越える範囲の案件も当然あります。

その場合でも、適切な提案ができれば、ボスもその上司から喜ばれ、自分のボスに評価されるという循環になります。

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ボスも人間なので、かならずしもこの循環だけでうまく任せてくれないこともあります。

しかし、意思決定の稽古は積めば積むほどうまくなります

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仕事は、自分が意思決定したほうが、ぜんぜん楽しい。

言われたとおりに作業しているだけでは、創意工夫の余地がなく、まったくモチベーションはあがりませんよね。

自分でどんどん意思決定しましょう。


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