薬院新川筋の古橋群【9】~新開橋 (福岡市中央区薬院~渡辺通) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2023年8月22日に敢行した薬院新川の古橋群探索は、酷暑のため福海橋宮の谷橋御陵橋土居橋で打ち切り。平尾架道橋(仮)を見て終了。翌々日8月24日、残る橋をチェックするため、再び西鉄平尾駅へ降り立った。

 

市崎橋餅田橋を経て、ついに白塗りの呪縛から逃れた新川橋姿見橋までをご紹介してきた本シリーズ、いよいよ今回が最終回。

 

 

姿見橋から150mほど、いよいよ最後のターゲット橋が登場。

これまた一見して古い橋だ。いや~、なんとかここまで辿り着いた。もう暑くてたまらん。

 

 

 

 

 

正対して一枚。現在地はこちら

高欄の意匠など姿見橋とよく似ている。違うのは、こちらは斜めってないとこだけ。

 

 

 

 

 

下流側からも一枚。

思えば、白塗りと無縁だったのって結局新川橋だけだったなあ。

 

 

 

 

 

下流側の親柱は、

やはり姿見橋と同じ耕地整理組合のもの。

 

そして先ほど読めなかった部分が判明した。「福岡市西南部」だ。福岡市にもエリア別で複数の耕地整理組合があったということなんだろうか。

 

 

 

 

 

で、上流側の親柱。

仮名での橋名。

 

 

 

 

 

橋上から望む、下流方向。

ちなみに高架は西鉄天神大牟田線。写真奥方向におよそ300mちょいで西鉄福岡(天神)駅という立地。

 

 

 

 

 

こちら上流方向。

遠くに姿見橋が見えておりますな。

 

 

 

 

 

渡って、高架下から。

実は、一刻も早くこの日陰に入りたかった(笑)。

 

この日ここまで歩いた時間は1時間弱、距離も全然大したことはなかったが、なにしろグリルされるような暑さ、そしてここまでにまとまった日影(日本語合ってるか?)がほとんどなかったので、いやもう、まさに砂漠にオアシス状態で。

 

 

 

 

 

とりあえず親柱だけ…って、

見えませんやん。

 

 

 

 

 

アップで…。

「大正十四年十二月建●」。最後の一文字だけ判読できなかった。

 

この後、もう吸い込まれるように目の前のローソンへ。ウィダーinゼリーでチャージ、アーンド水分補給でセルフ蘇生(笑)。

 

 

 

 

 

その後この日陰で休憩しながら一枚。

暑さのあまりイカレてたのか、最後の親柱を撮り忘れてたっていうね。たぶん肝心の橋名「新開橋」だったはずだが。

 

 

 

 

 

最後に引きで一枚。

大都会のど真ん中に古めかしい大正橋梁。こういうの大好き。

 

 

 

これでターゲットはコンプリート。思いがけず二日がかりとなってしまったが、初日に強行してたらぶっ倒れていた可能性大だったと思う。昨夏は体調悪かったから…。

 

この後は、高架下のビックカメラの涼しい店内にエスケープして天神まで歩き、昼飯を食べて仕事に行った。しんどかった(笑)。

 

 

 

以上、完結。