2023年8月22日に敢行した薬院新川の古橋群探索は、酷暑のため福海橋、宮の谷橋、御陵橋、土居橋で打ち切り。平尾架道橋(仮)を見て終了した。
翌々日8月24日、残る橋をチェックするため、
再び西鉄平尾駅へ降り立った。
この日もたいがい暑かったのだが、なんとか橋を追いかけながら天神まで歩くつもり。さて、やりきれるのか、わたくし?
さて、本日最初の橋は平尾駅から目と鼻の先。
が、訳あって西鉄とは反対側の西側から始める。遠くに見えているのが西鉄の高架だ。
ここまでと同じ高欄意匠、そして白塗り。
橋名が仮名で刻まれていたが、「いちさ」の次が判読できなかった。Q地図様によれば、市崎橋だという。
薬院新川・上流側。
遠くに土居橋が見えた。
さてこの市崎橋、ここまでの橋と大きく違う点がひとつあって、
それは…
めちゃめちゃ幅が広い!
わかるかな?向こうの歩行者の背後にある柵みたいなのが、下流側の欄干なんである。つまり、下流側に大きく拡幅された結果が現在の姿であり、この道路(市道博多駅鳥飼線)を境界として今いるのが南区、向こうが中央区となっている。
なので、愛でる対象は
上流側しかない。
これまでの橋と同じく、「昭和九年二月」。白塗りが剥げて元のコンクリが覗いた親柱が愛おしいわ。
フェンス隙間からスマホを差し出して、
無理くりのサイドアングル。延長に対して幅員が三倍以上あるっていう。
最後に一応、反対側の写真も。
つまんな(笑)。
こういうシリーズでなければ単独ではまあ採り上げないだろうなって橋ではあるが、これまで判で押したように同じような橋が続いたことを考えれば、まあアクセントとしては良かったかなと。
強引に納得させ(笑)、次なる橋へ。