中平のワケあり吊り橋【前篇】(和歌山県新宮市熊野川町畝畑) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

ここんとこ、意識的に紀伊半島ネタを増量してるんだが、お気づきだろうか?現在紀伊半島の禁断症状が出てまして…(笑)。

 

2018年2月10日、紀伊半島外道道中。この日のネタで記事にしているのは、土場隧道西谷橋峠の番人栗山橋白洞隧道わんだいらバス停和歌山県道r224佐本深谷三尾川線の未成道熊野大橋

 

 

 

 

まずはこれ。

ここは和歌山県道229号古座川熊野川線畝畑地内。行政区上では新宮市だが、ガチな超山奥である。

 

 

 

 

 

 

 

少し広くなったカーブ外側には、

くたびれ果てたプレハブ小屋の残骸が。

 

 

 

 

 

 

 

まったく営業範囲外(当社比)ながら、一応内部をのぞいてみたけど、

目ぼしいものは皆無。いかに廃墟好きの諸兄でも、ここは面白くないだろう(じゃあ載せるなよ、って話)

 

 

 

さて、なんでここに車を停めたかというと、県別マップルでこのカーブ外側から点線道が分岐していて、その道が川を渡っているように描かれており、どんな橋が架かっているのか気になったから。ゼンリン地図でもこのとおり。

 

 

 

果たして…

あったよ、入川道。わかりやすくてありがたい(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

この展開は、

もうアレで決まりやな…

 

 

 

 

 

 

 

との期待どおり、それはすぐに見えてきた。

はい、吊り橋でございますね~。予想に違わず。

 

 

 

 

 

 

まずは手前で一枚。

主塔のない吊床版タイプ。赤いソケットが、いいアクセントになってるな。

 

 

 

 

 

 

 

右側の主塔側面には、密かに重要な標示が。

重量制限

危険につき全

重量250Kg以上

の通行を禁ずる

和歌山県

 

これの何が重要か?すでにお気づきの方もおられるかもだが、それは【後篇】にて改めて。

 

 

 

 

 

で、左側主塔前のぐんにゃりと項垂れたキミは、なんなのかね?と見てみれば…

ウッ…。

 

そのまま、そっと元に戻しましたさ(笑)。

 

 

 

 

 

 

「この先」とは書いてあるけど「この橋」とは書いてないしな(笑)。

つうか、全然問題ないし。危険ってなあ、大げさでしょう~。

 

 

 

 

 

 

 

あっ、いや、

大げさでもないのかな?(笑)

 

いざ渡り始めると床版は痩せていて、しばらく更新されていない感じ?踏み抜いたらいやなので、中央の梁の上を踏むようにした。

 

 

 

 

 

 

橋上から眺める、上流側。

川の名は…ここもまだ和田川なんだろうか。それとも小原谷?

 

 

 

 

 

 

 

こちらは下流側。

ほぼ人跡皆無な秘境から流れてくるため、びっくりするほどきれいな水だ。

 

 

 

 

 

 

さて、渡った先だが、

なにやら雰囲気があるような。

 

 

 

 

【後篇】に続く。