【隧道篇】より続く。
土場隧道のアレをやる前に、記事にしておきたい…イヤ、記事にせざるを得ないやつを。なんでせざるを得ないかといえば…実はコレがメインターゲットだったという驚き(笑)。
それは何か?
コレです。イヤ隧道じゃなくって。
隧道の先にある、
この橋(笑)。
こんな橋が一体どーしたって言うんだいミスター?
いや、実はですね…
隧道篇で触れた「新土場トンネル」がらみで。
今宵のお題は隧道の東側に架かってる橋なんだけど、件の新トンネル、どうもこの緑線のような感じでぶち抜くらしいんだ。あくまでおおよそですよ。
ということは、旧道落ちした後のこの橋の処遇がちょっと気になったりして…ね。
例えば2017年に新トンネルが供用された八知山隧道なんかでは旧道の橋が撤去された事例もあるわけで。
まあ八知山の場合は新道と旧橋が干渉するから撤去されて当然なロケーションではあった。それに対してこの土場はそうではない。撤去するにもお金がかかるしな。でもでも、何が起こるかはわからない。
そんなわけで、ちゃんと記録に残しておこうと、この橋を目指してきたわけよ。
真っ暗だけどな!
この時点で5時10分。しゃあない。明るくなるのを待ってる暇はない。時間がない(爆)。
一応、やることをやる。まずは左の親柱…
…は、二枚の銘板があるお徳用(笑)だった。これ好きよ(笑)。
まずはお名前。
「西谷橋」。
何度も渡ってきたこの橋だが、お名前を初めて知った。
サイドにある方は、お誕生日だった。
「昭和三十六季五月架設」。
「年」を「季」と表記するやつ、たま~にあるが、この近辺には隧道も含めていくつか見られる。
で、右側の親柱には、かな表記。
「にしたにばし」。
素晴らしい効率の良さ。渡っているのが「西谷」であることは地図でもわかるので、二本の親柱で欲しい情報が揃っちゃったよ(笑)。
お化けでも出そう…と言うだろうな、一般人は(笑)。
明るい時間ならとってもきれいなところなんだけども、さすがにコレじゃあ(笑)。さらに、左方向には工事中の新道の橋も見えたのかもしれないな。
渡り切って振り返り…でも
なんの見どころもない写真(笑)。こんなんじゃマトモな記録にはならんな、やっぱ。
右手の柵の向こうは、もう新道の工事現場になる。
付近に立っていた新トンネルの工事看板。
工期は今年の7月になってるな。カウントダウンは始まってる感。
さらっと新しい橋が描かれているが、絵が正確ならばローゼ橋っぽいな。お名前はきっと新西谷橋…あるいは…西谷橋?かな?
旧道落ち後の西谷橋が無事であるように願いつつ、この場を後にした。
というわけで…
またまた時期は変わりまして、いよいよ【初代隧道篇】へ。