【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ -8ページ目

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 


私もスーパーを経営していた時は、数えきれないほどの「万引き」現場を目撃し、その顛末を目の当たりにした。

田舎のスーパーゆえ(理由にはならないが)、捕まえた「万引き犯」が知り合いの子供だったり、その親だったり、はたまた地元で名前の知れた人だったり…。

『万引きGメン24時』のテレビ番組のような、スッキリ型がつく事案ばかりではないのだ。

👤子どもの将来を思えば…

👤家族の顔が浮かべば…

👤本当に反省している様子が見えたときには…


きちんと会計させた上で、警察に「被害届」を出さずにそのまま帰したケースもあった。

『甘い!』と言われたら返す言葉もない。
反省していると思ったのに、再犯した者もいる。
腹いせに店や私の悪口を言いふらした輩もいる。

下手に“恩義“をかけると、このようなしっぺ返しがくることも多い。そもそも万引きは立派な「犯罪」なのだから。



そしてこのたび、 「ユニクロ」が、外国人グループなどによる万引事件が相次ぐ状況を受け、特定した万引犯に対し、『全ての損害を民事手続きで賠償請求する』方針を明らかにした。

☝️もうこれでいいのかも知れない。

“罪を憎んで人も憎む“ こんな時こそ、情けをかけずに(事務的に)処理をするべきなのだ。私の記憶でも「出来心」で盗むことは少なく、盗む者は初めから盗みにやって来る。

ほとんどのお客さんは万引きなどしないし、万引き犯と同じ売り場で買い物なんかしたくない。

現在は、警察に「万引き通報」をしても、以前のように、取り調べで半日も拘束されることはなくなり、簡易的に警察が取り次いでくれるように改善された。

☝️万引き額は売り上げの1%にも及ぶという調査もある。ユニクロにならって他の小売店(もちろんスーパーやドラッグストア)も足並みを揃えたらどうだろうか?

もはや「心を鬼にする」必要はない。目には目を!

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com

 

講談社が運営するWEBメディア『現代ビジネス』で、2回目のコラムを執筆させていただきました。

 

☝️今回のテーマは、【コストコが仕掛ける“ガソリン戦争”の実態】

 

①前編:「コストコ南アルプス倉庫店」大盛況のウラで予想外の弊害…山梨のガソリンスタンドで”閉店ラッシュ”が起きていた

 

 

 

②後編:コストコの「激安ガソリン」が地域のインフラを破壊する…いま地方に広がる「ガソリン空白地帯」の衝撃

 

 

 

と題して、コストコとオープンと同時に併設される“地域最安値“の「ガソリンスタンド」の影響を取り上げました。

 

👤大型店の進出で得られる「便利さ・安さ」の裏にある「失うもの」や「消えていくもの」…。大型店との戦いで自分の会社(スーパー)を失くした“当事者“として想いを書きました。

 

☝️「便利」や「安さ」は、私たちの“選択”を変えていきます。誘致されてやって来る「コストコ」には何の罪もありません。そして私も「時代の流れ」に抗(あらが)うつもりもありません。なぜならその解決策が見つからないからです。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

◉ 「山梨県では、コストコが開店して2週間で近くの3つのGSが廃業した」

 

◉ 「街のスタンドより、1リットル20円以上安いぞ!」

 

◉ 既存のGSが“勇気ある撤退”を選ぶ理由とは?

 

☝️「ガソリンをどこで入れるか」「どこで買い物をするか」

 

そんな日々の小さな選択が、やがて地域の未来を左右します。

 

日本全国の自治体で「地域活性化」の起爆剤として、「コストコ」誘致の動きが活発になっています。

 

【みんなの幸せのためなら、少しくらいの犠牲は仕方ない?】

 

👤かつて私も大型店との戦いに敗れました。

ぜひご一読いただき、皆さんの地域についても考えるきっかけになれば幸いです。

 

https://www.kobayashihisashi.com

 



 

 


👤答え→全く恥ずかしくない!
(スーパーの元社長が言うのだから間違いない)

この記事の主人公は、52歳非正規雇用の男性で、手取りが月15万円。毎晩19時、スーパーで「半額シール待ち」が日課と言う暮らしをしている。

☝️私も以前スーパーを経営していたが、ツケが回って店は倒産、私も自己破産の憂き目に遭っている(自己責任_| ̄|○ 泣)

それまでは自分の店で好きなものを買って生活していたが(もちろん全て地腹で購入)、倒産を機に“行きたくもない“他のスーパーへ買い出しに行くことになる。

会社の連帯保証人だったため、手持ちの金も全て没収となれば、おのずとスーパーで「値引きシール」が貼られた商品を“買い漁る″ことになる。

 



この光景は他人から見たら「みじめ」「落ちぶれた」「オワコン」に映るのかもしれないが、当の私は生きるのに必死で、人目など機にする余裕などなかった。『背に腹は変えられない』とはそういうものである。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

☝️さて、スーパー側から「値引き」を考えてみよう。

以前も書いたが、「値引きシール」はスーパーにとってもありがたいものなのである。

作り過ぎた商品や、売れると思ったけど当てが外れた商品を陳列した「責任」は店側にある。

それを多少の値引きとともにお客さんに買っていただき、廃棄や利益のロスを防ぐことができる。

言葉は悪いが、「不良在庫の処理をお客さんに協力してもらう」ということ。そしてお客さん側も、いつもより安く購入できるメリットを享受する「win-win」の関係となる。


もちろん値引きの時間を見越して、他のお客さんを押し除けたり、従業員に“強要“することは良くないが、それ以外は全く問題ない。

👤この記事にあるように、人はそれぞれの境遇にあって、必死に“やり繰り″をしながら、少しでも早くそこから脱しようと頑張っている

「値引き商品」を買うことなど、全く恥ずかしいことではない。

なんなら「胸を張って」スーパーの過剰在庫処理の手助けをしてやろうじゃないか(^_−)−☆

 

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com



街を歩いたり車の運転の最中、よく見る看板がある。

「ほけんの窓口」「法事の窓口」「就活の窓口」etc.

 



最近やたらと目にするこの「◯◯の窓口」型のビジネスモデル

これまでは、保険に入るなら自分でいろんな保険を比較するか、馴染みの外交の人の言いなりに(笑)保険に入ったし、葬式をするにも、事前に「◯◯葬儀社」に依頼して、明朗会計とは思えない支払いに驚く…。こんなのが“普通″だった。

それが今はどうだ?
「◯◯の窓口」に入れば、一カ所でいろんな商品やサービスを比較して選ぶことができるのだ。実はこのスタイル、大袈裟に言えば、従来の“1社専属”型の代理店ビジネスを、根本から揺るがす大転換をもたらしている。

(言っちゃ悪いが)「手数料収入」なので、「窓口会社」のリスクはそれほど大きくない。

繁華街にある「夜のお店の紹介所」とは言わないが、顧客にとってはとても便利。

それまで囲い込みをしていた業者にとっては厳しくも「背に腹は変えられない」時代の変化である。

旅行代理店も“窓口”ではあるが、JTBやH.I.Sは扱う商品は自社限定がほとんどなので、比較型の“◯◯の窓口”とは性質が異なる。

いずれにしても、「囲い込み型」から「選択肢提示型」になったことで、「複数を比較して自分で選べる」時代になったと言うことだ。





このモデルがここまで普及したのは、まさに消費者の目が肥えたことに他ならない。

『価格com』『食べログ』のように、「比較して選ぶ」のが当たり前になり、余分な料金や手間は避けるようになった。

加えて「◯◯の窓口」となる「◯◯」の料金体系が、これまで不透明(または割り高、不信感あり)だったことも大きい。

だからこそ、このビジネスモデルは保険や葬儀だけにとどまらず、「住宅ローンの窓口」「副業の窓口」「相続の窓口」「農業の窓口」「スマホの窓口会社」「クスリの窓口」など、あらゆる分野に広がる可能性を秘めている。

☝️あなたならどんな「◯◯の窓口」に期待するだろうか?

「◯◯の窓口」は単なる“流行り言葉“ではない。
ちゃっかりうっかり儲けていた業種は必ず淘汰されるものだ。

今や消費者が主導権を握る時代である。

 

【小林久ホームページ】
https://www.kobayashihisashi.com
 


 


「上げ底弁当疑惑」「フェイク容器」など、セブンイレブンがお客さんとバトル(プロレス)している間に、ライバルのファミマやローソンが、買い物をする店がなくて困っている「山村地域」などにどんどん出店していった。

『なにやってんだよ、セブン!業界No. 1のプライドはないのか?』それこそ「横綱相撲」を取って、ライバル企業に企業理念を見せつけるべきではなかったのか?

☝️中途半端な「増量キャンペーン」で、ローソンの『盛りすぎチャレンジ』に完敗し、行き場をなくしていると思ったセブンがついに、過疎化が進む山村地域(福岡県八女市星野村)に、自治体と共同で店舗を開店すると発表した。

記事中の「セブンイレブンの厳格な出店基準を緩和し…」などの言い回しは、恩着せがましさを感じるが、「他のコンビニに先を越されたけど、セブンでもやりまっせ!」と胸を張ればいいのだ。



店の広さは通常店舗の半分で、食品を中心に品揃えする。カウンターの「揚げもの」やセブンカフェ、セブン銀行ATM、コピー機などのサービスも導入する。営業時間は年中無休で6-22時。

こんな「マネ」や「パ◯り」なら大歓迎!
是非ともコンビニ業界で競い合って「地域貢献型店舗」の出店を加速してください。

☝️もはや田舎のコンビニは「インフラ」なんですから。

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com

 

スーパーマーケットの話題に特化したWEBマガジン『スーパーマーケットファン』  

最新記事がアップされました!

 

☝️今回のテーマは【スーパーで失敗しない「うなぎ」の選び方】と題して、みんな大好き(だけど高くてガマンする)夏の定番「うなぎ」について、“魚屋のせがれ″の私が解説しました。

 

 

👤なんでこんなに「うなぎ」が高くなったの?

 

👤「中国産うなぎ」ってちょっと不安…

 

👤そう言うあなたは美味しいうなぎを食べてるんでしょ?

 

☝️など、皆様の素朴な質問に答えました

 

 

【記事へのリンク】

 

 

おかげさまで過去記事の人気も高く、時間が経った今でもたくさんのPVをいただいています。これもすべて皆さまのおかげです。心より感謝しておりますm(_ _)m

 

(過去記事一覧)

https://supermarket-fan.jp/authors/kobayashi-hisashi

 

👤これからも毎月第2・第4金曜日に、現役の社長ではちょっと言いづらい「スーパーの裏側」を紹介していきます。ぜひご覧ください!

 

#皆様の閲覧が私のモチベーションです

#スーパーマーケットファン

 

 

 

納入業者に開店作業や陳列の手伝いを「無償」でやらせていた件で、公取委の調査を受けている『ロピア』。ちなみに私がメインで利用しているスーパーだ。

 

今後「300店舗体制」を視野に、全国展開を進めている最中の出来事だった。調査が入った週に新規開店が続いて、「このままじゃ開店できずに“延期″もあり得るかな?」と考えていた。(しかし予定変更はなかった模様)

 

当然メディアの取材が来ることを想定して“一切の“お手伝いを依頼することなく、自社スタッフだけで回したことだろう。

 

納入業者の無償応援は、昭和からの業界の「慣例」ではあったが、直すべきものでもあった。ロピアが完璧に見本を見せれば、「名誉挽回」も不可能ではあるまい。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

👤しかし業界に長い私も、「こんなに早い出店スピードは異常!撤退したヨーカドーの跡地や、ヨドバシカメラが入ったビルは、“ロピアの指定席“とばかり出店して大丈夫?…」と思っていた。(大きなお世話でしょうが)

 

まあ「今が勝負どき」と思えば、「ドンキやトライアルより先に出してしまえ!」と考えるのも無理はない。この先にはきっと「上場企業」への夢もあるのだろう。

 

☝️小売業が店舗を拡大していく時、

・自社でやる

・または「フランチャイズ」でやらせる

この2つがある。

 

フランチャイズで有名なのは「コンビニエンスストア」であり、それぞれの店舗に“オーナー経営者″が存在する(もちろん直営店もあるが)。

 

そして“オーナー経営者“は、コンビニの本部から営業ノウハウ(看板使用)や商品供給を受けて、利益の中から「手数料」を払う。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

☝️私はこのロピアの出店の(異常とも言える)早さから、

 

①「フランチャイズ店舗」もあるんじゃないのか?

 

②店舗の中で、ロピアが得意の「精肉」以外の「鮮魚」や「青果」だけ、テナントに任せる店もある? と考えた。

 

そして、

①沖縄県で開店したロピアは、地元のスーパーが運営する「フランチャイズ店舗」だったことを知る。

 

 

②は今のところ真偽は不明(おそらく無いのかも…)

 

悲しいかな①の沖縄の店舗は、去年の開店から1年2ヶ月で閉店という結果になった。

 

「沖縄という特殊な地での実験ケース」なので、今後他の地域でフランチャイズ方式を拡大するかどうかは不透明とのこと。

 

👤個人的には「生鮮スーパー」丸ごとのフランチャイズ運営は難しいと思っている。

ロピアのノウハウをフランチャイズのスタッフが維持することは難しいと思うからだ。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

ロピアがこの出店のスピードを維持するために、納入業者のマンパワーを(無償で)活用することを初めから想定していたとは考えたくないが、やはり早過ぎる「成長」はさまざまな所にしわ寄せが来る。

 

ヨーカドーや西友にとって変わる可能性の高いロピア、まだまだ開店が控えている。

『膨張』ではなく、確実な『成長』を望んでいます。

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com



岩手県の南部に位置し、ユネスコ世界遺産でもある「平泉」や、骨寺村荘園遺跡など、歴史的な名所が点在している「一関市」

平泉は、12世紀の奥州藤原氏の栄華を物語る中尊寺毛越寺で知られ、毎年多くの観光客が訪れます。(温泉地としても有名)

前日話した「盛岡」は大都市だけに、首長さんや行政関係者、金融機関など、私と違って立派な方々が多く緊張する講演会でした。

 



自衛隊幹部も複数いるのに、「スーパー『やまと』が撃沈」などのNGワードも炸裂。意外にウケたのを良いことに、ここ「一関」でも地銀の支店長を前に「ゴルフ場のバンカーは苦手です」と失礼なことを言ってすいませんでしたm(_ _)m



この「内外情勢調査会」というある種“お堅い″イメージのある会は、時事通信社が主催する全国に150拠点あるトップ層の懇話会で、大きな大会になると総理大臣やノーベル賞受賞者が講演をすることもある。

各支部が年に10回程度「講演会」をするので、その時の時流に合わせて「経済」「外交」「文化」などの専門家が講師を務めるもの。

👤「んじゃ、俺はどの分野だ?」
→「バラエティ枠」または、「たまにはお笑い系の講師を」といったところだろうか?


それなら私の使命は、参加者の皆さんに楽しんでいただくこと!

恥でもなんでも晒しまっせ(^_−)−☆

帰りがけ、岩手の支局長さんに「なんでこんな私を頻繁に呼んでくれるんですかね?」と尋ねたら、『この会は講師を評価して、全国に共有しているんです。小林さん、人気ですよ!』とのこと。

いやはや、うれしいやら。いや、嬉しい!

次は山梨県民が憧れる、海のある街“湘南支部へのお誘いをいただきました。

🎵江ノ島が見え〜てきた〜、俺の家は遠い〜(^^;

#講演ご依頼お待ちしております

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com
 



今回は講演の仕事で、2023年『NYタイムズの行くべき52ヵ所』で世界第2位にも選ばれた岩手県盛岡市に来ています。


時事通信社が主催する「内外情勢調査会」のご依頼で、「盛岡」と「一ノ関」の2ヶ所で、私の「失敗経験談」をお話をする機会をいただきました。


東京駅から新幹線に乗ってしまえば、2時間で到着するほどの近さに驚きます。山梨からでも4時間足らずで会場に到着です。



👤私がまだスーパーの社長だった頃は、「東北なんて遠いし、生きている内に行くこともないか…(笑)」と思っていました。しかしその予想は見事に外れ、今は(呼ばれたら)日本のどこでも行く生活。


正確には、私が行きたい所ではなく「呼ばれた所」へ出向く訳ですが、こうして日本の「広さ」や「近さ」を感じることができるのも、皆さんの後押しで、振り出しに戻ってリスタートすることができたからです。本当にありがたいことですm(_ _)m


👤道々、中央線の人◯事故で電車が止まったり、新幹線故障の「折り返し運転」の影響でどの電車も満席だったり…。「時刻表」や予定通りに現実は運ばないということを再認識しました。


☝️さて、今日もマシンガントークで皆様のご機嫌を伺います!



#働けど働けど猶わがくらし楽にならざり 

#じっと手を見る 

#長い生命線 


【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com/

 

 

ミシュランガイドにも載る大阪府の日本料理店。

今年2月にノロウィルスを原因とする87人もの集団食中毒事件を起こし「営業停止処分」を受けていたにもかかわらず、客に頼まれて仕出し弁当を提供し、これがまた「食中毒」を引き起こしたというニュースである。

 

仕出し弁当11個(税込み7,268円!)の中から数人が体調を崩し、原因はまたもやノロウイルス。店主は「客の頼みを断れなかった」とはいうものの、最終的には“逮捕”となってしまった。

 

こういうのは『泣きっ面にハチ』ではなく、『自業自得』と言わざるを得ない。

地元でも有名な繁盛店だというが、これで再起はさらに困難を極めることになる。

 

 

☝️スーパーなどでも食中毒を出すと「営業停止」処分が出る。

そのほとんどは(重篤な事件でない限り)発生日から起算して「3日間」が相場である。

 

それも「刺身」が原因なら「刺身コーナー」だけが販売停止の対象で、その他の魚や肉・総菜は通常通り販売してもいい。きちんと認めて対応するなら、店全体の経営を脅かすような「処分」まではしない、という考え方なのだろうと勝手に解釈している。

 

もちろんその時は、作業場を全て消毒したり、担当者全員の健康チェックをして「再発防止策」を保健所に提出する。被害に遭われたお客様への対応や回復具合も処分に考慮される。

 

店側はたとえ1人の担当者の「認識不足」から発生した事案でも「2度と起こさない!」と固く誓うものなのだ。ゆえに何度も繰り返すことは、まず無い。

 

👤しかしこのように、処分中にまた同じ事件を起こせば容赦なく「逮捕」される。経営者家族で隠ぺいの口裏合わせもあったらしち。

 

飲食店は店と客の信頼関係で成り立っている。

ミシュランガイドに掲載されるより、お客さんの信頼を回復する方がずっと難しいのだ。

 

#ヤミ営業

 

【小林久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com