早いもので2018年に私が書いた本『こうして店は潰れた』が発刊されてから、今日で丸7年が経ちました。
2017年末、105年もやってきた家業のスーパーが倒産し、店の片付けや従業員(170人)の再就職、裁判所の破産処理の対応などに追われ、生きた心地はしませんでした。
それから半年くらい経った頃、出版社から「ことの顛末を本にしませんか?」とお誘いをいただき、一気に1カ月で書き上げた本でした。
今読み返しても、その時の緊張感が甦り、我ながら「よくあんな精神状態の時に書けたな…」と思う次第です。(さすがに文章は荒削りw)
編集者の修正もほとんどなく、あれよあれよという間に倒産から8ヶ月後にスピード出版。
倒産の当事者が書いた顛末と、なにより出版社が付けてくれたこの“タイトル“のおかげで、半年で6刷のベストセラーとなりました。
莫大な(笑)印税は「食費」に消えましたが、まさか自分が本を出すなんて思いもせず、いい思い出ができたと喜んでいました。
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発刊から2年、なんとその出版社が潰れてしまいます(><)。
もちろんその本(その時点でも増刷が決まっていた)も「絶版」となってしまいました。
私がその本に書いた(実名は出さなくても、関係者には分かる)「ぶっ◯すリスト」のメンバーは、さぞかし“絶版“を喜んだことでしょう。
しかし、そこで挫けたら苦労は水の泡です!
👤私は協力者の力を借りて『続・こうして店は潰れた』の出版にこぎつけました。
絶版になった「初版本」を要約して、その後の出来事を加筆したスペシャルな内容になりました(笑)
☝️絶版になった初版本は“希少価値“があるのか、現在Amazonの中古本でも定価(1,650円)を上回る価格で取引されているようです。(最高は1万円超w→それほどの価値なし!)
潰れた自分のスーパーの店先で、この本を売った投稿が、私のアメブロへのモチベーションになりました。
もう何度か皆さんにご紹介していますが、出版記念日のお祝いで、その『こうして店は潰れた!』の全文(PDFファイル)を無料でお分けします。
転送・複製・引用・評価・批判etc.
ご自由にお使いください。
→『こうして店は潰れた』【ダウンロード先】
今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
【小林久ホームページ】