私が気にし過ぎるのかもしれませんが、スーパーでよく目にするこの価格表示。
『100gあたり◯◯円』
☝️これ『1パック ◯◯円』に統一した方がわかりやすいと思いませんか?
写真を見れば「シャインマスカット」が1房398円だと勘違いするのは私だけ?
👤「これ安くね?」
👥「な〜んだ100g単価じゃん、全然安いと思わないよ)
こんな会話が日本中で交わされていますw
もちろん私も、元スーパーの社長ですから、原価に一定の利益を乗せて、不公平感なく商品価格をつけることに異議はありません。
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「マグロの刺身」や「お惣菜」の“量り売り“なら『100gいくら』もいいでしょう。
でも“ぶどう“を量り売りするのはどんなもんでしょうか?
おそらく売価は1円単位までキッチリ出ます。
しかし“量り売り“した結果、個別に多少の違いはあれど値段が大きく変わることはありません。せいぜい100円程度の違いでしょう。
それなら「ぶどう1房 980円」でよくないかと…。
バナナなんか重さも違うのに「1房いくら」で売ってるんだから。
・特売の豚ロース肉(とんかつ用とか)も、大きさはほぼ一緒なので、「1枚◯◯円」でよくないか?(何枚買うかはお客さん次第)
・キャベツやジャガイモ・ニンジンも“量り売り“する店は結構多いですよね?
・サンマやいわしも1本いくらだったり、100グラムいくらだったり。
☝️広告で「100g ◯◯円」と言われても安いのか高いのか分かりません。
お客さんにしてみれば、“結局いくら払うの?”しか興味はないはずです。
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☝️でも、国の方針は「100g当たりいくら」という“単位価格表示(ユニットプライス)“を推奨しています。
理由は、その方が消費者が異なる内容量や同種の商品を“比較しやすくする“のに役立つからとの理由です。ですから私の思いはこれに反するものです(笑)
売る側と買う側のギャップはこんなところにもあります。スーパーの価格表示には、まだまだ改善の余地があると思うわけです。
ただの言いがかりでしたm(_ _)m
写真はXからお借りしました
【小林久ホームページ】